バックアップ用の6TB HDDが溢れており、余っていた8TB HDDに入れ替えようと考えていたのですが「+2TBでは今後またHDD交換が必要になりそう」という事で、安くなっていたSeagate製の12TB HDD「Exos X16 12TB(ST12000NM001G)」を2台購入したところ、まさかの1台が初期不良品でした。
2台中1台がスピンアップを繰り返す初期不良品だった
- Seagate 3.5インチ 12TB Exos X16 ST12000NM001Gで2台中1台がスピンアップせずディスクが認識されない – YouTube
- 某所で買ったSeagate 12TB HDD、スピンアップ時に「ウーーーーン、ウーーーーン」で起動してこなくて草。 – Twitter
詳しくは「上記動画」を確認して頂きたいのですが「購入した2台の内1台が”スピンアップを繰り返し、正常に認識しない”」という現象が発生しております。
上記動画中では「外付けHDDケース(KURO-DACHI/CLONE/CRU3)」を使用していますがこの前にPCケース内に組込みし、SATA3でデータ転送をしようと試みましたが「HDD側からスピンアップを繰り返す音が響いており、正常に認識もされていなかった」所から、外付けHDDケースの検証に切り替え、販売店に問い合わせを行うために動画撮影を行いました。
大容量HDD系で発生する3.3V問題「PWDIS」
- The Pesky PWDIS Feature In Newer SATA Specs – tom’s HARDWARE
- Ultrastar DC HC510の8TBモデル(っぽい物)を安く買いたいなら、WD Elements Desktop USB3.0をバラそう – しょぼんブログ
某氏に相談した際に「大容量HDD系でPWDIS問題(SATA 3.3V)が発生している可能性がある」との事で、SATA電源の2ピン部分を簡単に絶縁し、正常にスピンアップさせてあげるという手法が紹介されていたので、試しに検証してみました。
部屋に転がっていた筈のカプトンテープがこの時見つからず、仕方なく足元に転がっていた「養生テープ(緑色)」を使用。
ただ外付けHDDケースの抜き差し時に養生テープが厚すぎた? or 粘着力が微妙だったのか「物理的な干渉で剥がれやすい」という事が判明。
セロハンテープの絶縁に切り替え、検証してみましたが結果から言うと「スピンアップを繰り返す問題は続いており、解決に至りませんでした」。
この時はまだ1台のみしか動作確認を行っていなかった
この時は2台購入した内、1台の検証のみに留まっていたため「もう1台のHDDで現象が起きたら環境による相性等の可能性も考えられる」と判断し、予備のもう1台の動作確認もその場で行う事に。
すると、どうでしょう。「外付けHDDケース(KURO-DACHI/CLONE/CRU3)」の電源を入れた途端スピンアップの音がし始め、問題なく「CrystalDiskInfo」及びWindows上の「ディスクの管理」で状態を確認出来ました。
2台目は「SATA電源周り」を弄っていない状態にも関わらずスピンアップをし始めた為、その場で「SATA電源周りの問題じゃ無かったじゃん…」と。
つまりは1台目が初期不良品、2台目が完動品だった
- PayPay銀行用ワンタイムパスワード発行用の「カード型トークン」への切替を依頼したら「電源が入らない初期不良品」が届いたお話 – Recon-ReviewDays
結果から言うと1台目のHDDが「スピンアップを繰り返す”単なる初期不良品”」で、2台目は問題の無かった「完動品」でした。
「2台買っておいて良かった!」と感じた瞬間ではあるものの、検証に使った2時間を返せ!とも。
この日は朝一から「PayPay銀行のワンタイムパスワードトークンの件」で「なんでやねん!」という事が発生していただけに、立て続けにHDDも不良であることが発覚。
「もう初期不良は勘弁してください…」と言いたくなるほどで、散々な1日でした…。
事後処理
取り合えず「2台中1台は明らかな不良」であることが判明したので、販売店に上記動画を添付し問い合わせ。
早めに交換対応を取ってくれると助かるのですが、その後は果たして…。
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