先日某氏よりHPE製の超小型サーバーPC「ProLiant Thin Micro TM200」が送られてきたので、手元にある「Unbuffered DDR4-2666 32GB×2枚(UDIMM)」および「ECC Reistered DDR4-2400 32GB×2枚(RDIMM)」が動作出来るのか検証してみました。
メモリの違いについて
- ECC / ECC Reistered / Unbuffered メモリの違い – iPentec
メモリの違いについては上記ページを参照。
「Unbuffered DDR4-2666 32GB×2枚(UDIMM)」は認識するのか
Team製の「Unbuffered DDR4-2666 32GB×2 DIMM (UDIMM)」は問題なく認識、動作していました。
但しCPU内臓のメモコンの問題でDDR4-2666動作のはずがDDR4-2133動作になってしまっています。
「ECC Registered DDR4-2400 32GB×2枚(RDIMM)」は認識するのか
Micron製の「ECC Registered DDR4-2400 32GB×2枚(RDIMM)」は問題なく認識、動作していました。
こちらも同様にCPU内臓のメモコンの問題でDDR4-2400動作のはずがDDR4-2133動作になってしまっています。
結論:32GB×2であれば認識する
結論から言うと「ProLiant Thin Micro TM200」で「Unbuffered DIMM (UDIMM)」や「ECC Registered DIMM (RDIMM)」でも問題なく32GB×2枚 計64GBの認識が可能でした。
かなり古めのCPU(Broadwellベースなので第5世代Core iシリーズ、2014年頃)だったので16GB以上から動作が怪しくなるのでは?と思っていただけに、32GBモジュール×2枚で動作していたのは驚きでした。(第6世代のSkylake以降であれば割と普通の印象なのですが。)