先日バックアップ用のQNAP製NAS「TS-431P」で2017年8月頃のファームウェア「QTS 4.3.3.0277」のままだったので、最新の「QTS 5.x系」にアップデートしようとすると「設定を更新できませんでした。ファームウェアファイル形式が普通ではありません。エラーコード:4.」というエラーが発生していたため、対処方法を記載しておきます。
「設定を更新できませんでした。ファームウェアファイル形式が普通ではありません。エラーコード:4.」
「設定を更新できませんでした。ファームウェアファイル形式が普通ではありません。エラーコード:4.」
「QTS 4.3.3.0277(2017年8月)」から最新のQTS 4.x、QTS 5.xにライブアップデート(自動更新)、手動更新をしようとすると40%辺りで上記エラーメッセージが発生し、何をやってもファームウェアの更新が行えませんでした。
Webブラウザから手動更新をしてもダメ、ソフト「Qfinder Pro」から手動で更新処理を行ってもダメとお手上げの状態で、ググってみると上記記事を発見。
原因は「QTS 4.3.6.1070以下」であることが判明。とりあえず試してみることに。
QTS 4.3.6.1070をダウンロードし、アップデートする
上記リンクの「first-middle-firmware-for-TS-x31P/TS-x31+」からファームウェア(4.3.6.1070)をダウンロードし「コントロールパネル→システム→ファームウェア更新」から手動でファームウェアの更新を行いましょう。
QTS 4.3.6.1070アップデート後、自動でQTS 4.xかQTS 5.x系の最新版の適用が可能に
「QTS 4.3.6.1070」にアップデートした後に自動的に最新のファームウェアの適用が可能な状態となり、起動した直後に「QTS 4.x or QTS 5.x系」へ「新しいファームウェアバージョンをダウンロードできます」という更新通知が送られてくるかと思います。
この状態は「QTS 4.x系の更新」となり、「QTS 5.x系」にアップグレードしたい場合は手動でQTS 5.x系のファームウェアをダウンロード、手動更新する必要があります。
2023年2月15日現在、QTS 4.x系、QTS 5.x系共にOSの更新は行われておりますので、好みに応じてバージョンを選べばいいと思います。
ファームウェアの更新通知が来てない方
ファームウェアの更新通知が来ていないという方は「コントロールパネル→ファームウェア更新→ライブ更新→更新の確認」で更新の確認が行えます。
以上で解説を終わります。お疲れさまでした。
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