Synology製のNAS「DS923+」と10GbEカード「E10G22-T1-Mini」で1GbEおよび2.5GbEのパフォーマンスをチェックしてみた

Synology製のNAS「DS923+」と専用10GbE対応カード「E10G22-T1-Mini」を使って1GbEおよび2.5GbE環境でCrystalDiskMarkでシーケンシャル読書のパフォーマンスをチェックしてみました。

 

使用機材

NAS

 

10GbEカード

 

マザーボード(10GbE内蔵)

 

10GbEおよび2.5GbEハブ

今回使用した機材は「DS923+」「E10G22-T1-Mini」およびPC側は「ProArt Z690-CREATOR WIFI(Marvell AQC113C)」と10GbE×2および2.5GbE×4ポートハブ「LXW-10G2/2G4」を組み合わせています。

 

 

 

10GbEはハブ未購入のため未検証

せっかく専用10GbE対応カード「E10G22-T1-Mini」を買っているにも関わらずLANハブを未購入のため「10GbE環境は未検証」です。

※BUFFALO製の「LXW-10G2/2G4」10GbE×2、2.5GbE×4ポートとなっており、全ポート10GbE対応ではないため、完全な10GbEの環境として検証できていません。

その点だけご了承ください。

 

 

 

1GbE/2.5GbEベンチマーク

左:1GbE 8/16/32/64GiB
右:2.5GbE 8/16/32/64GiB

1GbE→2.5GbEにアップグレードするだけで理論値通り「ほぼ2.5倍」のパフォーマンスになっており、SATA2(3Gbps)に近いパフォーマンスになっています。

ネットワーク越しでSATA2相当(Seq読込約300MB/s、書込200MB/s)出ていれば必要十分を満たしているかと思います。

但し残念な点としてはSeq書込み(約200MB/s前後)が読込並みのパフォーマンス(約300MB/s前後)にはなっていないため、肝心な書き込みの性能がやや劣っているのは残念なところ。

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