Intel 第13世代Core iシリーズが予約開始、12世代と比べて+2万円程値上がり

Intel 第13世代Core iシリーズが予約開始、12世代と比べて+2万円程値上がり

2022年10月13日深夜0時からIntel製のLGA1700用新CPU「第13世代 Core iシリーズ(13***)」が予約開始となりました。

 

第12世代Alder Lakeと比べて+2.6万増し

第12世代のAlder Lakeの予約開始時は最上位の「Core i9-12900Kが79,800円前後(税込)」だったものの、第13世代Raptor Lakeの最上位「Core i9-13900Kは105,800円」となっており、+26,000円も値上がり(+32%)となっています。

また1段下の12世代「Core i7-12700Kで58,000円前後」13世代では「Core i7-13700Kで74,800円」+16,800円の値上がり(+28%)

ここに12世代のGPU無し「i7-12900KFが76,800円前後」だったことを考えると「実質1ランク分の値上がりがあった」と言えそう。GPUは無いですが。

 

 

 

Nikkei Asiaが値上がりする可能性を指摘していた

因みに「Nikkei Asia」が2022年7月14日に掲載した記事では「Intelが生産と材料コストの増大に伴い1桁%~最大20%の値上げを行う」と記載があり、今回の値上げ幅(+約32%)を考えるとそれ以上の値上げ幅とはなりますが、急激な円安、インフレ等を考慮すると致し方ない部分もあります。

 

 

 

AMD製のRyzen 7000シリーズを意識した価格設定

価格帯的にはAMD製のCPU「Ryzen 7000シリーズ(Zen 4)」を若干意識した価格設定となっており、最上位の「Ryzen 9 7950Xが117,800円」「Core i9-13900Kが105,800円」と比較するとIntelの第13世代Raptor Lake最上位の方が-12,000円程安い(-11%)という結果に。

 

そろそろAMD側が何らかのキャンペーンを打って実質の値下げしてきそうな気はしてます。(Zen 3のアンチャーテッドバンドルキャンペーンのような形で)

ただAMDは「Ryzen Threadripper 1000シリーズ」の発売から2週間で価格改定を実施し、クオカードで補填ということもあったため、値下げ周りに関しては慎重になっていそうな気はしています。どうなることやら…。

 

 

 

最後のLGA1700 CPU

恐らくこれが最後のLGA1700ソケットのCPUとなり、第14世代Meteor Lake、第15世代Arrow Lake以降はLGA2551ソケットに移行するのではないか?と言われています。

正直マザーボード1枚でも3万円~という時代になりつつあり、ハイエンド系は殆どが7万円以上と昔に比べて大幅に値上がりしているため、そろそろ2年おきにマザーボードを買い替えるというのがツラくなって来てます。

かといってAMDのように1ソケットが5~6年サポートするためにコンポーネント盛り盛りでミドルですら5万円前後、ハイエンドは8万以上等も勘弁して頂きたいですが…。

 

 

 

販売開始は2022年10月20日(木)22時から

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「第13世代 Core iシリーズ(13***)」の販売開始時刻は「2022年10月20日(木)22時から」となっており、一部の店舗は夜間販売を行う様子。

発売当日に必ず手に入れたいという方は参加されてみては如何でしょうか。

 

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