RTX 3090を購入するために断捨離を進めている訳ですが、現在GeForce GTX 1660 TiをWQHD解像度、144HzでPUBGをプレイしていると144Hzが出ていないことに気付きました。
検証環境
解像度:HD(1280×720@144Hz)、HD+(1600×900@144Hz)、フルHD(1920×1080@144Hz)、WQHD(2560×1440@144Hz)
PUBGグラフィック設定:All Ultra
CPU:Core i9-10980XE
RAM:DDR4-2666 計64GB(16GB×4)
GPU:NVIDIA GeForce GTX 1660Ti 6GB(PH-GTX1660TI-O6G)
Display:AOC AGON AG322QC4/11(WQHD@144Hz)
グラフィック設定は全て「Ultra(ウルトラ)」、解像度類の設定のみ「HD(1280×720@144Hz)、HD+(1600×900@144Hz)、フルHD(1920×1080@144Hz)、WQHD(2560×1440@144Hz)」と変えて、PUBGのトレーニングモードのトラックをバイクで走って検証しています。
HD(1280×720@144Hz)
結果は「120～150FPS前後」で、使用しているディスプレイAGON AG322QC4/11(WQHD@144Hz)を考えれば、解像度は低すぎますがフレームレート的には合格点と言えそうです。
ただ解像度をかなり落としているためテクスチャ系のAAが効いておらず、画質的にはNG。
HD+(1600×900@144Hz)
結果は「110～145FPS前後」で、使用しているディスプレイAGON AG322QC4/11(WQHD@144Hz)を考えれば、解像度は低すぎますがフレームレート的には辛うじて合格点と言えそうです。
HD(1280×720@144Hz)の時と比べるとテクスチャ系はかなりまともにはなったものの、やはり粗さは気になります。
フルHD(1920×1080@144Hz)
結果は「90～110FPS前後」で、使用しているディスプレイAGON AG322QC4/11(WQHD@144Hz)を考えれば、GPU性能が足りていない事が分かります。
120FPSすら安定して出せていないためGTX 1660Ti、All Ultra 144Hz設定の場合ではHD+以下の解像度にしておいた方が無難でしょう。
WQHD(2560×1440@144Hz)
結果は「60～70FPS前後」で、使用しているディスプレイAGON AG322QC4/11(WQHD@144Hz)を考えれば、GPU性能が全く足りていない事が分かります。
もはや60FPS+αといった状態で、144Hzのディスプレイを使用している意味は全くありません。
GTX 1660Ti、All Ultra 144Hz設定の場合ではHD+以下の解像度にしておいた方が無難でしょう。
まとめ
・GeForce GTX 1660TiでWQHD(2560×1440@144Hz)はグラフィックの設定を下げなければ60～70FPS前後となる
検証環境に記載した設定条件でGTX 1660TiをWQHD(2560×1440@144Hz)で動かすにはグラフィックの設定を下げなければ「60～70FPS前後」となり、ディスプレイの性能を生かし切ることはできそうにありません。
・HD(1280×720)まで落とせば144Hz相当は出せる
解像度をHD(1280×720)まで落としてやれば「120～150FPS前後」出す事が出来るため、比較的快適にプレイ出来そうです。
但し推奨解像度より大幅に落とされているため、テクスチャ周りのAAが掛かりにくく、岩のジャギーなどが目立ちます。
・画質とフレームレートのバランスが良いのはHD+(1600×900)かも
画質とフレームレートのバランスが取れた解像度は「HD+(1600×900)」で、「110～145FPS前後」出ていたことを考慮すれば、辛うじて120/144Hzに近い数字は出せているためバランスが良さそうに思えます。
これ以上上げてしまうとフレームレートが120FPS を割ってしまうことが多かったため、検証環境に記載した設定条件から考えると「HD+(1600×900)」が1番バランスの取れた構成と言えそうです。
PS
少し前まで「1660Tiなら十分プレイ出来てるしー」と思ってましたが、検証したところ全く快適ではなかったということに気付いてしまい、凹んでます。
60FPSならWQHDでも余裕なんですが、それ以上となるとRTX 2070 SUPER以上が理想なんでしょう。
早くRTX 3090が届いてほしい…。
