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先日Amazonで発見したSamsung Dex Station互換の「SMOS Dex Station(KZW-001)」が到着しましたので純正のDeX Stationと比較しつつ外観のレビューを行っていこうかと思います。
パッケージ及び付属品一覧
意外とパッケージは作りこまれており、側面に描かれたレンダリング画像を通して製品の外観を大まかに確認できます。
背面には対応機種(S8/S8+)や製造元情報が記載されていました。
因みにですが対応機種には記載されていないGALAXY Note 8でも動作はしますがTPUケースを付けたままの場合アタッチメント的に合わないため、アタッチメントなしでの利用となります。その点にはご注意を。
<付属品一覧>
・互換Dex Station本体
・アタッチメント×4
・HDMI 1.5m
・Instruction Manual
付属品は上記の通りとなっており、Samsung純正品には付属していた「ACアダプタ、Type-Cケーブル」等が付属していませんでした。
そのため「SMOS Dex Station(KZW-001)」を利用する際には別途ACアダプタ(5V/2.4A前後)、Type-Cケーブルが必要のため注意が必要です。
取扱説明書
取扱説明書は英語、中国語の2種類のみとなっており、パッケージや本体には記載されていなかった型番「KZW-001」が初めて記載されています。
入出力の電圧、電流も記載(INPUT:DC5V-9V=1.67-2A、OUTPUT:DC5V-9V=1.67-2A)されていました。
本体正面
本体正面にはメーカーロゴ「SMOS」が入れられており、ぱっと見「CMOS」や「SONY」のように見えなくもないです。
Samsung純正のDeX Stationと比較するとサイズがかなりコンパクト化されており、単なる充電台のようにしか見えません。
本体右側面
本体の右側面にはUSB 2.0×2を搭載しており、Samsung純正のDeX Stationと同等の仕様となります。
本体左側面
「SMOS Dex Station(KZW-001)」の左側面には接続するポート類はありません。
Samsung純正のDeX Stationの形状は円形となっているため今回は画像を割愛いたします。
本体背面
「SMOS Dex Station(KZW-001)」の背面にはディスプレイ出力用のHDMI(バージョン不明)、給電用のType-C端子(5-9V=1.67-2A)を搭載。
因みに日本向けのDeX Station公式には「HDMI 2.0(最大4K UHD/60Hz、ミラーリングのみ4K対応、DeX StationはフルHDのみ)」と記載されており、「SMOS Dex Station(KZW-001)」の仕様が同一と考えればHDMI 2.0ですが、ディスプレイへの画面出力(DeX)は「フルHD(1920×1080/60Hz)」までとなりそうです。
Samsung純正のDeX Stationと比較すると「SMOS Dex Station(KZW-001)」には「有線LAN」が非搭載となっています。
しかし無線LANを利用することで問題なくDeX Stationでもインターネットの閲覧が行えるため、よっぽどのことがない限りは意識する必要はないでしょう。
Samsung純正のDeX Stationは上記の純正のACアダプタでないと動作しない仕様(国際版のみ、国内版は詳細不明)となっており、3芯ACから変換を噛ます必要があり、非常に面倒でした。
しかし「SMOS Dex Station(KZW-001)」のACはそういった指定はなく、手元にあった5V/2.4Aのアダプター→Type-Cケーブルで無事動作しました。
そのためAC周りも自由に選べるのも特徴の1つとなりそうです。
本体裏面
本体裏面には純正品と同様にファンを搭載。
純正品のファンの形状が確認できないため何とも言い難いですが、「SMOS Dex Station(KZW-001)」のファンは3cm程度のものが採用されており、静粛性も高いように感じます。
アタッチメント
アタッチメントは4種類あり、いくつかは予備のものかと思っていたのですが分厚さが異なり、対応機種以外のSamsung系スマートフォンやケースなどを付けた状態でも利用できやすいよう工夫がされています。
先ほども記載いたしましたがアタッチメントの問題上対応機種は「GALAXY S8、S8+」となっており、ここ最近日本でも発売された「GALAXY Note 8」には正式対応していません。しかしながらアタッチメントなしの状態で接続することで動作することを確認しております。
Samsung純正のDeX StationはType-C端子周辺を保護しているケースを利用していると接点の長さの問題でDeXが利用できない事もあり、この点に関しては「SMOS Dex Station(KZW-001)」に軍配が上がります。
GALAXY Note 8でも無事動作
対応端末に入っていなかったGALAXY Note 8ですが、「SMOS Dex Station(KZW-001)」との組み合わせで無事動作を確認いたしました。
一応検証でNote 8(TPUケース有) + 「SMOS Dex Station(KZW-001)」のアタッチメント4種類を試しましたが、Type-C端子を保護するTPUケース有りの状態ではアタッチメントは取り付けない方が良さそうです。
まとめ
安価ながらほぼ同等の機能を実現
国内版のDeX Stationは1.6万弱、「SMOS Dex Station(KZW-001)」は5,999円と3分の1程度の価格に抑えられており、機能も有線LAN以外は同等と言えそうです。
有線LANも無線LANを利用することで十分にカバーできるかと思います。
TPUケースを付けたままでも利用可能
当方の検証でも行いましたが、GALAXY Note 8にTPUケースを付けた状態でアタッチメントなしでDeX Stationの機能が利用できました。
そのため、Samsung純正のDeX Stationに比べさらに自由度が増した商品になっています。
ACアダプタが自由
Samsung純正のDeX StationではACが純正品でなければ動作しない仕様でしたが「SMOS Dex Station(KZW-001)」は5V/2.4Aのものでも動作しており、適当なものでも問題なさそうです。
アタッチメントの交換で今後の機種にも対応可能
「SMOS Dex Station(KZW-001)」のType-C端子の部分はアタッチメントで交換可能となっており、GALAXY S8、S8+、Note 8と今後発売予定の端末にも対応が可能なよう設計されています。
しかしSamsung純正のDeX Stationではアタッチメントなどの交換には対応しておらず、今後の形状変更で利用できなくなる可能性があります。
以上のことより、Samsung純正のDeX Stationの1.6万円は出せないものの、6,000円ならばといった方にお勧めです。
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