・SPIGEN Qi対応無接点充電台「Wireless Charger F300W(SGP11480)」 – Amazon.co.jp
めんたいガジェットフェスにてSPIGEN製のQi対応無接点充電台「Wireless Charger F300W(SGP11480)」を頂いた為、レビューを行っていく。
パッケージ及び付属品一覧
<付属品一覧>
・充電台本体
・USB → microUSBケーブル
・取扱説明書
・正規品シリアルコード
付属品は最低限となっており、充電台とACを繋ぐUSB → micro USBが主な付属品となっている。
コンセントからUSBに変換するACアダプター類は付属しないため、注意して頂きたい。
商品スペック一覧
メーカー | SPIGEN |
型番 | Wireless Charger F300W(SGP11480) |
実効放射電力 | 5W |
入力 | DC 5V 2A |
充電LED | 搭載 (非充電時:赤色、充電時:青色) |
付属品 | 1.2m USB → micro USBケーブル |
サイズ | 192 × 84 × 19 (W×D×H) |
重量 | 280g |
URL | URL |
特筆事項としてDC5V 2A以上供給が可能なACアダプターが必須となっているため注意して頂きたい。
外観
外観は滑り台のような形状となっている。
スマートフォンを置く部分には滑り止めのゴムが添付されているため、スマートフォンにハードケースを付けている場合でもズレにくい。
角度調整は効かない構造のため、スマートフォンを置く角度は選べない。
底面にもズレ防止用のゴムが添付されているため、充電台自身もズレにくい。
充電端子はmicro USB
充電台との接続はmicro USB端子となっている。
micro USBケーブルはユーザー自身で交換ができるため、必要に応じてケーブルの長さや材質などが選べるのは有り難い。
工作精度がやや低めなのが残念か
普段は見る所ではないため気にする必要はないかと思うが、筆者が入手した個体は裏面のネジが締め過ぎなのかプラスチックのバリが見えてしまっている。
またネジ山も一部潰れてしまっており、分解するわけではないものの、是非改善していただきたい。
3つのコイルで縦、横置き充電に対応
Qiの充電はスマートフォンと充電台のコイルの位置が合ってこそ充電が開始される仕様のため、置き場所によっては充電されない場合もある。
その点「Wireless Charger F300W(SGP11480)」は3つのコイルを搭載することで「端末をどの向きにおいても充電できる」というのが謳い文句のようだ。
そのためGalaxy Note 5 (SM-N9000)を使って検証を行った。
まずはGalaxy Note 5を縦置きで検証。充電台から左寄り、中心、右寄りといった形で並べている。
充電できているのは中心のみとなっている。
続いてGalaxy Note 5を横置きで検証を行った。充電台から左寄り、中心、右寄りといった形で並べている。
充電できているのはこちらもまた中心のみとなった。
纏めると充電台のコイルは確かに縦も横にも充電が可能だった。
しかし置く位置が左右にずれてしまうと充電がされなくなってしまうため、充電台に置いてから一度充電状態を確かめたほうが良いだろう。
充電LEDで充電状態をチェック可能、角度によってはLEDが確認しにくい場合も
左:非充電状態 赤LED
右:充電状態 青LED
通常のスマートフォンの場合充電中が「赤色」、充電完了が「青色」と表現されることが多いため、「Wireless Charger F300W(SGP11480)」のLED表示は逆となっているため、分かりづらい。
↑ ワイヤレス充電中
またLEDが非常に確認しにくい位置にあり、ぱっと見で充電しているのか、できていないのか判別出来ないのが不便だ。
置くだけ充電は利便性は高いものの、欠点も有る
Qiは「置くだけ充電」となるため、従来のケーブルの抜き差しが不要になるのはたしかに便利だ。
特に防水対応のスマートフォンの場合はmicro USB部分にパッキンを搭載しているため、開け閉めでそのパッキンの寿命が確実に縮んでしまう。
そういった端末こそQiを積極的に搭載して頂きたい。
しかし、置いたはずなのに充電できていないと言うことも実際起きているため、充電LEDの視認性の向上や、充電時に音が鳴るような工夫をスマートフォン、もしくは充電器側で行う必要があるのでは?と感じた。
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