- Creative MUVO mini – スピーカー – Amazon.co.jp
- Creative MUVO mini 各色 NFC Bluetooth 防水 防塵 ポータブルスピーカー SP-MVBU – Amazon.co.jp
Creative製の防水防塵設計のBluetooth/NFCスピーカー「MUVO Mini(SP-MVBU)」をお借りする機会がございましたので、レビューをさせて頂きます。
- 1. MUVO miniとは?
- 2. パッケージ及び付属品一覧
- 3. スペック一覧
- 4. 1.3インチフルレンジドライバとバスラジエーターを搭載
- 5. 最新のBluetooth 4.0/NFCに対応
- 6. 最大約10時間連続再生可能なバッテリーを搭載
- 7. 入力はBluetooth以外に3.5mmアナログ入力端子(AUX)も搭載
- 8. IPX6、IP6X相当の防水防塵機能を搭載
- 9. NFCでBluetoothペアリングが可能
- 10. Xperia Z1 (SO-01F)でNFCペアリングを試す
- 11. iPhone 5cでBluetoothペアリングを試す
- 12. 音質について
- 13. バッテリーの確認はファンクションキー2度押し
- 14. Bluetoothの到達距離について
- 15. Bluetoothのマルチペアリングについて
- 16. 高音質コーデックapt-xには対応せず
- 17. 総評
- 18. ・3.5mmアナログ入力(AUX)が便利
- 19. 購入は以下より
MUVO miniとは?
「MUVO Mini(SP-MVBU)」とはスマートフォンより少し大きめのBluetooth/NFC対応の防水防塵 (IP66)対応のスピーカーとなっており、最大10時間連続再生が出来るバッテリーも内蔵しています。
パッケージ及び付属品一覧
パッケージはほぼ本体と同じようなサイズで非常に小型。
<付属品一覧>
・取扱説明書
・Quick Start Guide (マルチランゲージ)
・USB → micro USB変換ケーブル (充電用)
充電用のケーブルは付属いたしますが、コンセント→USB変換のアダプタは付属致しません。
スペック一覧
Bluetooth | Ver 4.0 |
プロファイル | A2DP、SCMS-T、HFP/HSP |
オーディオコーデック | SBC |
通信距離 | 最大約10m (見通し距離) |
サイズ | 幅:190/高さ:59/奥行き:37mm |
重量 | 約288g |
入力ソース | Bluetooth、AUX (3.5mmアナログ) |
ハードウェアキー | 電源ON/OFF、マルチファンクション、ボリューム上下 |
防水防塵 | IP66相当 (IPX6/IP6X) |
バッテリー | 最大約10時間連続再生 |
充電時間 | 約3時間 (0.5A~最大1A) |
色 | ブラック/ホワイト/ブルー/レッド |
サイズ | 約190×59×37mm (W×H×D) |
重量 | 約288g |
予価 | 約5,980円 (税抜) |
URL | MUVO Mini(SP-MVBU) |
1.3インチフルレンジドライバとバスラジエーターを搭載
前面には「1.3インチのフルレンジドライバ」×2個と低音を強化する「バスラジエーター」を搭載。
最新のBluetooth 4.0/NFCに対応
Bluetoothは現状最新のVer 4.0に対応しており、簡単なペアリングが行えるようにNFCも搭載しています。
NFCを使うことにより、Bluetoothで煩わしいペアリングの作業をスピーカーの上に置くだけで行え、誰でも簡単にワイヤレスで音楽を楽しめるようになっています。
最大約10時間連続再生可能なバッテリーを搭載
最大約10時間連続再生可能なバッテリーを搭載しており、充電はmicro USB経由。
充電時間は約3時間となっており、入力は0.5A~1Aまでとなっています。
充電はmicro USB経由となるため、スマートフォンの充電器を使って簡単に充電が可能です。
充電端子は防水仕様のためゴムで覆われています。
入力はBluetooth以外に3.5mmアナログ入力端子(AUX)も搭載
入力ソースはBluetoothだけではなく、3.5mmのイヤフォンジャック(AUX)を搭載しており、Bluetoothを搭載していない機器でも有線で音楽を再生することが可能です。
別途3.5mmアナログケーブルを用意すれば、昔のオーディオプレイヤーやPCも接続することが出来ます。
なお、3.5mmアナログ入力(AUX)に関してはBluetoothとミックスされて音が出力される仕様となっています。
IPX6、IP6X相当の防水防塵機能を搭載
本製品にはIP66(IPX6、IP6X)に対応しており、以下の防水・防塵機能を搭載しています。
防水性能 IPX6 | あらゆる方向から強い噴流水に対しての保護 |
防塵性能 IP6X | 粉塵が内部に侵入しないように保護 |
防水・防塵には対応しておりますが、水に沈めたり、常に水が掛かり続けるような環境、お風呂場のように温水や、シャンプーなどに含まれる界面活性剤を使う環境には対応しておりませんので勘違いしないようにご注意を。
あくまで簡易的な防水(少し水が掛かる程度)の環境で利用するには問題なさそうです。
NFCでBluetoothペアリングが可能
スマートフォンをスピーカーにかざすだけでペアリングが可能なNFCペアリングを試してみることにしました。
今回はNFC対応スマートフォンとしてXperia Z1 (SO-01F)を用意し、設定方法も交えながら解説していきます。
Xperia Z1 (SO-01F)でNFCペアリングを試す
設定 → その他の設定 → NFC / おサイフケータイ 設定 → Reader/Writer,P2Pにチェックを入れる
以上でXperia Z1のNFC機能をオンにすることができるので、後は本体の「NFC」と書かれた部分にスマートフォンを乗せるだけです。
すると「ペアリングしますか」というダイアログが出るので、以上でNFCペアリングは完了です。
iPhone 5cでBluetoothペアリングを試す
・Creative MUVO MiniのBluetoothペアリングを使ってiPhone 5cを接続する方法 – Youtube
iPhoneは現状NFCを搭載しているモデルは存在しない (5/5c/5sシリーズまで)為、NFCペアリングが行えません。
※iPhone 6以降からNFCが搭載されておりますが、独自仕様となりNFCペアリングなどは行えません。
しかし通常のBluetoothペアリングを使って接続することが出来るので、その方法を解説致します。
音質について
率直にまとめるとCreatove MUVO miniの音質は想像以上に良く、小型な割には低音も比較的出ているかと思います。
但しBluetoothを使った音質とAUX入力を使った音質では多少差があり、後者のAUX入力のほうが高音、低音共にしっかり出ているように感じました。
ちなみにですが、Bluetoothを用いた音の出力は「スマートフォン側の設定」や「音楽アプリの設定」等によって大きく異なるため一概に「音質が良い、悪い」の判断がしにくいです。
実際Xperi Z1 (SO-01F)とMEDIAS U (N-02E)を接続し、同じアプリで聴き比べたところ、Xperia Z1の方が音がクリアに聞こえ、こもっているような音は聞こえませんでした。
何故か?と思い、再生ソフトを確認するとGoogle Musicのイコライザの設定で「ClearAudio+」にチェックが入っており、こちらで低音と高音のブーストが行われておりました。
こういった端末の設定や、アプリの設定で大きく音質は「調整」されていることが多いため、端末によって音質の善し悪しを決定するのはなかなか難しいかと思います。
バッテリーの確認はファンクションキー2度押し
・Creative MUVO Miniでバッテリー残量を確認する方法 – Youtube
バッテリーの状態を確認する場合はLED以外にファンクションキーを2度押しすることで確認することが出来ます。
ファンクションキーを2度押すことでスピーカーより「Battery is 75%」と言った形で英語で知らせてくれます。
Bluetoothの到達距離について
Bluetoothの到達距離は「見通し10m」となっておりますが、実際どれほど離れて利用できるのかどうか木造2階建ての実家で検証してみることにしました。
Bluetoothの発信側となるスマートフォンは2階に置き、受信側のスピーカーを持って1階に降りてみたところ、辛うじて音は鳴るものの手をかざしたりした場合、不安定になることも多かったため、木造とはいえ1階~2階離れて音楽を聞くということは難しそうでした。
とは言え、階を隔てて音楽を聞くということは殆ど無いでしょうから、十分離れて利用できると考えて良いでしょう。
Bluetoothのマルチペアリングについて
当製品はBluetoothのマルチペアリングには対応しておらず、他の機器を接続する際には一旦Bluetoothを切断し、本体よりペアリングモードを起動→スマートフォンと接続という形になります。
高音質コーデックapt-xには対応せず
Bluetoothの高音質向けコーデック「apt-x」には対応せず、従来の「SBC」までとなっているため、「apt-x」採用機器で接続した場合自動的に「SBC」で接続されます。
「SBC」はBluetoothの必須コーデックとなっており、対応機器が非常に多くなる反面、無音時にノイズが発生してしまうのが難点です。
恐らく「MUVO Mini(SP-MVBU)」は互換性を重視しつつスピーカー側を改良し、音を良くしようとしている製品なのでしょう。
総評
・NFC/Bluetoothスピーカーとしては十分な性能
小型のBluetoothスピーカーでは音質が比較的雑になりがちですが、こちらの製品はバスラジエーターをスピーカー前面に搭載しているため低音や高音もバランス良く鳴らせているかと思います。
・NFCペアリングが想像以上に便利、対応機器増加に期待
Bluetoothのペアリングが手間に感じる方でも、NFCペアリングが対応の機器を持っている場合は非常に簡単にペアリングが可能です。
ただそのNFCが国内のスマートフォン、タブレットでは普及率が100%ではないため、使える機種、使えない機種があることに注意が必要です。
・3.5mmアナログ入力(AUX)が便利
背面に3.5mmアナログ入力(AUX)を搭載しているため、Bluetoothを対応していない機器でも3.5mm to 3.5mmのアナログケーブルを持っていれば音楽を鳴らすことが出来ます。
昔のウォークマンやMP3プレイヤーではBluetoothを搭載していない機種も多かったため、すぐ音楽を聞きたいという場合でもケーブルを持っていれば鳴らすことが出来るのは非常に便利です。
また、PC用の簡易スピーカーとしても利用できるため、重宝しています。
購入は以下より
- Creative MUVO mini – スピーカー – Amazon.co.jp
- Creative MUVO mini 各色 NFC Bluetooth 防水 防塵 ポータブルスピーカー SP-MVBU – Amazon.co.jp