ZOTAC 超小型PC「ZBOX ID90シリーズ」を分解

ZBOX ID90シリーズ 製品情報 ZOTAC ベアボーン ZBOXシリーズ – 株式会社アスク

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先日ZOTAC製のコンパクトPC「ZBOX ID90」を購入したので、分解を行ってみました。

 

 

分解方法はマニュアルに記載されてあるため、省きます。

※PDFファイルのため注意。

 

 

 

事前にCPUクーラー、2.5インチベイは外してあります。

CPUは交換が可能で、超小型PCの割には自由度が高いベアボーンといえるでしょう。

 

 

 

メモリスロット

メモリスロットはノートパソコン用のDDR3 SODIMM×2スロット

取り付けるCPUによってDDR3-1333~1600まで変化し、最大16GBまで対応します。

 

 

 

 

2.5インチスロット

2.5インチHDDスロットを1基搭載しており、メモリの上に設置する形となります。

2.5インチベイは専用のプラスチック製のものでネジ止め出来るため、簡単に取れないようになっています。

 

 

 

 

謎のSATA端子

2.5インチベイ以外にもSATA端子1ポートが用意されています。

しかしSATA電源が無いため、外部電源を用いなければ利用できなさそうです。

ちなみにですが、採用されているチップセットはH61のようですし、外部チップも見当たらないのでSATA3ではなくSATA2である可能性が高そうです。

 

 

 

 

CPU周り

CPU周りは4+1フェーズ?で構成されており、TDP 45WのCore i7-3770Tで動作するように設計されています。

試しにTDP65WのCeleron G530を使ってブートさせましたが、問題なく動いておりました。

 

 

 

 

CPUクーラー

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CPUクーラーは専用のブロアー型ものが採用されており、CPU接地面は銅製となっています。

ソケットとクーラーの固定はLGA1155用の穴を使いネジ止めとなるため、交換はできなくもないでしょうがクーラーの高さが3cm以下で、ブロアータイプがまず存在しないかと思うので、実質交換不可と言えるでしょう。

 

 

ファン電源は4ピンでPWMに対応。静音性はブロワー型のため少々うるさく、高い風切り音が目立ちました

 

 

 

 

CMOSクリアースイッチ

CMOSクリアースイッチが基板上に設置されていました。

利便性を考えると、I/Oパネル側に設置していただきたかったですね。

 

 

 

 

mini-PCIeスロット

mini-PCIeスロットにはIntel製のCentrino Wireless-N 135が取り付けられており、Wi-Fi (802.11 b/g/n 150Mbps)とBluetooth 4.0に対応します。

アンテナ線は2本のみとなっており、11a (5GHz帯)非対応11nで接続した際には300Mbpsではなく150Mbpsとなるため注意が必要です。

 

 

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