高さ4.4cm、Mini-ITX向けCPUクーラーXIGMATEK『Praeton (LD963)』)』 外観をチェックする (1/2)

Praeton (LD963) – XIGMATEK.com

XIGMATEK CPUクーラー Praeton LD963 – PCワンズ

先日購入した高さ4,4cmのMini-ITXケース向けCPUクーラー『Praeton (LD963)』の外観レビューとなります。

 

 

パッケージ及び付属品一覧

 

<付属品一覧>

・CPUクーラー本体
・Installation Guide
・保証書
(諸事情で写真に写っていません)
・ネジ類
・AMDソケット用金具
・Intel用ソケット用金具
・六角レンチ

 

CPUクーラーでは珍しい六角レンチが付属しています。

 

 

 

 

仕様一覧

 

対応ソケット Intel:LGA775/1150/1155/1156/1366
AMD:Socket939/940/FM1/FM2/AM2/AM3
サイズ W (幅):10.4cm
H (高さ):9.3cm
D (奥行き):4.4cm
※ファン無し。
有りの場合は高さが5.9cm
ヒートパイプ 3本 (6mm)
対応TDP 最大115Wまで
ファン 9cmファン
ファンサイズ W (幅):9cm
H (高さ):9cm
D (奥行き):1.5cm
回転数 1200RPM ~ 2800RPM
風量 最大48CFM
ノイズレベル 最大22dBA
ファン電源 4ピン (PWM)

 

本体のサイズ的に小型のMicro-ATXやMini-ITX向けのCPUクーラーとなっており、対応TDPが小型にもかかわらず115Wまで歌っている所が魅力。

また対応ソケットもLGA2011以外は現行ソケット全てに対応し、Mini-ITXマザーに多いLGA1150/1155/、Socket FM1/FM2などにも対応しているのが安心です。

 

 

 

 

ヒートパイプ

  

ヒートパイプは6mm厚のものを3本搭載。

背の低いMini-ITX系のCPUクーラーではヒートパイプが省略されがちなのですが、『Praeton (LD963)』はしっかりと搭載されています。

 

 

 

 

ヒートパイプダイレクトタッチ (H.D.T)

ヒートパイプを半分に潰し、より熱をダイレクトにフィン側へ熱を伝えられるように『ヒートパイプダイレクトタッチ (H.D.T)』を採用しています。

※『ヒートパイプダイレクトタッチ (H.D.T)』はXIGMATEK社のオリジナル技術です。

 

 

 

 

ソケット固定に関して

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付属品でAMDソケット用とIntelソケット用の金具が別々で付属しており、CPU接地面の近くの4つの穴の部分に金具を取り付けることにより使い分けが可能です。

 

 

 

 

付属CPUファン

 

付属されているCPUファンは9cmファンを採用しており、ファン電源はPWM対応の4ピン。

9cmファンといえば風量を稼ぐために高回転になる傾向がありますが、付属しているファンはPWMに対応した4ピンの為、想像以上に静かでした。

風量、騒音度的には合格点を与えてられる優秀なファンだと思います。

 

 

 

 

ファン固定方法

 

CPUファンの固定方法はクリップ方式となっており、ファンにピンを引っ掛けCPUクーラーで縛る従来の方法となっています。

 

 

 

 

CPUクーラー固定方式に関して

XIGMATEK製CPUクーラー『Praeton (LD963、LD964)』の固定方法が酷い – Re;con-ReviewDays

こちらの記事とは別に書かせて頂いています。

 

他社製のCPUクーラーの固定方式に比べ『原始的』な六角レンチを用いた固定となっており、マザーボード裏面を傷つける可能性や、狭いMini-ITXケースの中で取り外し、交換と言ったことは非常にやりづらいかと思われます。

基本的にCPUクーラーの取付はマザーボードをケース内に入れる前に行い、配線などを済ませてからにしたほうが良さそうです。

 

 

 

 

他CPUクーラーと高さを比較

A10-6800Kリテールクーラーや、Phenom II X4 1090Tのリテールクーラー、Core i7-2600Kに付属しているリテールクーラー、ProlimatechのSamuel-17で高さを比較してみました。

 

全体的に『Praeton (LD963)』ファンを搭載しているにもかかわらず、各種クーラーの高さを下回っており、ライバルとなるSamuel-17 (ファン無し)よりも低くなっています。

正に小型なケースにお勧めできるCPUクーラーと言えます。

 

 

 

 

メモリには被らない形状

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オーバークロックされたメモリの場合通常のメモリより背が高くなっており、CPUクーラーと干渉し『先にメモリを取り付けなければいけない』と言った制約が発生しがちです。

しかし『Praeton (LD963)』メモリスロットに一切被っておらず、背も低いためメモリと干渉することは基本的にありえません。

 

 

 

この続きに関しては『高さ4.4cm、Mini-ITX向けCPUクーラーXIGMATEK『PREATON (LD963)』 パフォーマンスをチェックする (2/2) 』にて投稿予定です。もう暫くお待ち下さい。

 

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