・Lenovo Thinkpad T530 23942XJ 外観をチェックする(1/2) – Re;con-ReviewDays
・ThinkPad 究極のビジネスツール | Tシリーズ | T530 – Lenovo
先日の外観レビューの続きとなります。
今回は内部やベンチマークソフトを使った、パフォーマンスなどを掲載しています。
目次[更新履歴]
[13.03.08]:投稿
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Simple Tapを試す
マルチメディアキーの一番右端にあるSimple Tapキーを押した時の挙動を撮影しました。
メニューの画面的にタッチパネルを意識したUIになっており、使いたい機能が集約されたメニューと考えても良いでしょう。
スマートフォンのように好きにブックマークやソフトを並べることも出来ます。
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メモリスロット
メモリスロットは1スロット分のみ裏側から確認出来ました。
恐らくもう1本はキーボードの下辺りに配置されているかと思われます。
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HDDベイ
HDDベイには日立の「HTS545050A7E380」が搭載されており、HDDの周りには衝撃吸収用のゴムが固定されていました。
HDD自体は500GB/5400RPM/8MB/SATA3対応/7mm厚となっており、7mm厚のものが搭載されているのでHDD/SSD交換時には同じ7mmのものを使う必要がありそうです。
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光学ドライブ
光学ドライブはLenovoのThinkPad Ultrabay DVD 12.7mm エンハンスド・ドライブ III (0A65625)が採用されています。
薄さが12.7mmのスリムドライブを採用しているためおそらくほかメーカーのものでも流用は効くかと思います。
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ACアダプタ
ACアダプタは「ADLX90NCT2A」の90W出力が付属。
サイズはGALAXY S III α (SC-03E)とほぼ同じサイズであり、横幅が3cmほど小さくなっています。
90W出力の割りには割と小型でコンパクトに纏められていると思います。
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バッテリーの持ち
BBenchを使用し、キーストロークありWeb巡回ありで検証。
BBench |
約2時間43分 |
※上記検証結果は「継続的に使い続けた時」の動作時間となるので、メーカー公称の時間と大幅に異なっています。
Core i7-3520M/NVS 5400Mというデスクノートに近いスペックを持っているので、内臓の6セルバッテリーではこの辺りが限界でしょう。
もう少し省電力の設定を詰めれば3時間は持つものかと思います。
ではベンチマークに移りたいと思います。
検証環境は以下のとおり。
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検証環境
CPU | Core i7- 3520M 2.9GHz (2C4T/4MB/22nm/TB時:3.6GHz/HD4000) |
Mem | DDR3-1600 SODIMM 4GB ×1 (最大16GB) |
HDD | 500GB (5400RPM/8MB/7mm厚) |
Chipset | Intel QM77 Express |
GPU | Intel HD 4000/nVidia NVS 5400M |
OS | Windows 7 Home Premium 64bit SP1 |
ODD | DVDスーパーマルチドライブ(DVD±R/±RW/-RAM) |
液晶 | 15.6インチワイド/非光沢/LEDバックライト/1677万色 |
解像度 | Full HD (1920×1080) |
無線LAN | IEEE 802.11a/b/g/n |
Bluetooth | Bluetooth 4.0 |
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3DMark06
3DMark Score |
9240 |
SM2.0 Score | 3852 |
SM3.0 Score | 3391 |
CPU Score | 4181 |
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3DMark Vantage Perfomance
3DMark Score |
P3125 |
GPU Score | 2560 |
CPU Score | 9264 |
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3DMark Vantage Extreme
3DMark Score |
X1096 |
GPU Score | 1047 |
CPU Score | 9394 |
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3DMark
ICE STORM |
47719 |
CLOUD GATE |
5237 |
FIRE STRIKE |
802 |
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CrystalMark2004R3
Mark |
170218 |
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Perfomance test 8.0 64bit
Score |
1499.6 |
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CineBench R11.5 64bit
OpenGL |
13.73 fps |
CPU |
3.28 pts |
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Super Pi MOD XS 1.5 1M
1M |
11.606s |
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今回のレビューを通して
今回Thinkpad T530をお借り致しましたが、非常にハイスペックなものをお貸し頂けました。
しかしスペック的に残念なところがありましたので記述しておきます。
・64bitのOSを搭載しているにも関わらず、ングルチャンネルの4GBだった
Windows 7 Pro 64bitを搭載しているにも関わらず、4GBのシングルチャンネルで体感できるパフォーマンスが落ちていたように感じました。
正直な所4GBでシングルチャンネルで使うならば、2GB×2のデュアルチャンネルが良かったと思います。
・HDDのせいか、キビキビ動作しなかった
日頃はSSDを使っているせいか、お借りしたモデルの動作の遅さは少し呆れてしまうほどでした。
Let’s Note J10のHDDモデルを使っておりましたが、これほど遅く感じたことはないぐらいでしたので、リカバリーを試したものの変わらず・・・。
恐らくリカバリー後からWindows7のアップデートが有効、メーカー純正アプリなどの影響でモッサリとした動作になっていたのだろうと思います。
快適に使うためにそういった部分の設定もOSインストール時に選択できるようにしてくれていればなお良かったように感じます。
・Lenovoの純正アプリをフォルダにまとめて欲しかった
Lenovoの純正アプリは複数入っておりましたが、スタートメニューの全てのプログラムに一部入っていたり、コントロールパネルのシステムとセキュリティーの中に入っていたりと各アプリバラバラに存在しており、一体どんなソフトが入っていてどういう風な動きをするのか?ということが把握しづらかったように感じました。
どうせならばソフトのショートカットをまとめて置いといてくれれば、自分で起動してどういう動きをするのか?ということが把握できたのですが、まずアプリを探さなければならないという壁に悩まされるというのが辛かった。
マイナス点ばかり述べましたが、キーボードや剛健性、ディスプレイの視認性の良さなどに関しては文句のつけようがありません。
カスタマイズ性も高く、最安のモデルから自分なりのカスタマイズを施していけるのもこちらのモデルの魅力かと感じました。
・ThinkPad 究極のビジネスツール | Tシリーズ | T530 – Lenovo