Intel 82579をWindows Server 2003 32bitで使えるようにする

Intel 82579VとWindows Server 2003の組み合わせについて – Re;con-ReviewDays

Windows Server 2003 install DH61WW – FixYa

昨日8時間ほどIntel 82579をWindows Server 2003 32bitで使えるように試行錯誤を繰り返していると、ようやく出来たのでメモ。

 

 

※この方法は非公式の方法となり、メーカーサポートなどは一切受けられません。

また、こちらの方法で発生した如何なる障害なども自己責任となりますのでご注意を。

 

 

1. Intel 82579用ドライバをDL

Network Adapter Drivers for Windows Server 2003 – Intel Support

Intel公式よりIntel 82579用のWindows 2003 Server 32bit版のドライバをダウンロード。

32bit版になるので「PRO2K3XP_32.exe」を選んで下さい。PRO2K3_64.exeはItenium用、「PRO2K3XP_x64.exe」はWin 2003 Server 64bit版用のものになります。

 

 

 

 

2. ドライバを解凍

 

ダウンロードしてきた「PRO2K3XP_32.exe」 WinRARで解凍し、「PRO1000」を開きます。

「Win32」 → 「NDIS5x」 → 「e1c5132.inf」を開く。

 

 

 

 

3. 「e1c5132.inf」 を編集する

 

ドライバのバージョンが変わっても上記記述は変わらないはずなので、上記の青く塗った部分[Version]から[Intel.NTx86.5.1.1]の最後の行までを以下記述に上書きします。

[Version]
Signature = "$Windows NT$"
Class = Net
ClassGUID = {4d36e972-e325-11ce-bfc1-08002be10318}
Provider = %Intel%
CatalogFile = e1c5132.cat
DriverVer = 11/30/2011,11.15.12.0
[Manufacturer]
%Intel% = Intel, NTx86.5.1, NTx86.5.1.1, NTIA64, NTAMD64, NTx86.6.0
[ControlFlags]
[Intel]
[Intel.NTx86.5.1]
; DisplayName Section DeviceID
; ———– ——- ——–
%E1502NC.DeviceDesc% = E1502, PCI\VEN_8086&DEV_1502
%E1502NC.DeviceDesc% = E1502, PCI\VEN_8086&DEV_1502&SUBSYS_00011179
%E1502NC.DeviceDesc% = E1502, PCI\VEN_8086&DEV_1502&SUBSYS_00021179
%E1502NC.DeviceDesc% = E1502, PCI\VEN_8086&DEV_1502&SUBSYS_80001025
%E1503NC.DeviceDesc% = E1503, PCI\VEN_8086&DEV_1503
%E1503NC.DeviceDesc% = E1503, PCI\VEN_8086&DEV_1503&SUBSYS_00011179
%E1503NC.DeviceDesc% = E1503, PCI\VEN_8086&DEV_1503&SUBSYS_00021179
%E1503NC.DeviceDesc% = E1503, PCI\VEN_8086&DEV_1503&SUBSYS_04911025
[Intel.NTx86.5.1.1]
; DisplayName Section DeviceID
; ———– ——- ——–
%E1502NC.DeviceDesc% = E1502, PCI\VEN_8086&DEV_1502
%E1502NC.DeviceDesc% = E1502, PCI\VEN_8086&DEV_1502&SUBSYS_00011179
%E1502NC.DeviceDesc% = E1502, PCI\VEN_8086&DEV_1502&SUBSYS_00021179
%E1502NC.DeviceDesc% = E1502, PCI\VEN_8086&DEV_1502&SUBSYS_80001025
%E1503NC.DeviceDesc% = E1503, PCI\VEN_8086&DEV_1503
%E1503NC.DeviceDesc% = E1503, PCI\VEN_8086&DEV_1503&SUBSYS_00011179
%E1503NC.DeviceDesc% = E1503, PCI\VEN_8086&DEV_1503&SUBSYS_00021179
%E1503NC.DeviceDesc% = E1503, PCI\VEN_8086&DEV_1503&SUBSYS_04911025

画像2枚目が上書きしたものになります。

ここで上書きする場所を間違えた時は恐らく、次の項目でドライバを手動で当てた時に「infの記述が足りません」と言うエラーが出るかと思います。

 

 

 

4. 手動でドライバを当てる

マイコンピューター右クリック → デバイスマネージャー → 「!」が付いているイーサネットコントローラーをダブルクリック → ドライバの再インストール → いいえ、今回は接続しません → 一覧または特定の場所からインストールする → 次の場所で最適なドライバを検索する → 次の場所を含めるにチェック → 参照 → 3.の項目で編集した「e1c5132.inf」 のファイルが有るフォルダを指定 → 次へ。

以上でドライバーは問題なく当てられるはずです。

ドライバーを当てている途中に「infの記述が足りません」と言うエラーが発生したときは3.の項目で上書きする部分を間違えている可能性が高いです。

 

 

 

5. デバイスマネージャーからデバイスを確認

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デバイスマネージャーからネットワークアダプタが正しく認識されているか確認しましょう。

 

 

※この方法は非公式の方法となり、メーカーサポートなどは一切受けられません。

また、こちらの方法で発生した如何なる障害なども自己責任となりますのでご注意を。

 

 

以上でIntel 82579をWindows Server 2003 32bitに導入する解説を終わります。

 

お疲れ様でした。

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