・Experimental:GT-I9100:How to install – Teamhacksung Wiki
・[ROM][GT-I9100][4.0.3] CyanogenMod 9 nightly builds – XDA-developers.com
・Galaxy S II / Galay Tab 10.1 / TF101 / TF201向けCyanogenMod 9 Nightlyビルドの提供が開始 – juggly.cn
juggly.cnさんの記事を見て、UK版Galaxy S II (GT-I9100)のCM9 Nightlyが提供開始かー、じゃあ入れてみよう! ということで入れてみました。
Cyanogen MOD 9 Nightly Buildのインストール方法についてはこちらを見るか、ウチのCM7.1アップデート記事を見て頂ければわかりやすいかと思います。
基本的にClockWorkMod(CWM)とrootが取ってあれば、CWMのRecoveryから「install zip from sdcard」→「choose zip from sdcard」でSDカードに突っ込んだCM9のzipファイル選択してやれば終わりです。
2,3分ぐらいでインストールが終わるので、非常に簡単ですね。
では次に適当にCyanogen MOD 9 Nightly Buildの様子を適当にご紹介。
Trebuchhet 0.1のドローワー |
Android 4.0と同じ機能を持つランチャーなので、変わりは無いですね。 相変わらずホーム画面長押しでウィジェット配置できないのは軽く不満がありますが。(Android 4.0からホーム画面長押しでウィジェット配置ができなくなり、ドローワーからの配置しか不可能になった。) |
ロックスクリーン |
ロックスクリーンもAndroid 4.0となっており、Android 2x系で採用されていた横スクロールから一部変更になっています。 |
起動したアプリ一覧 |
Android 4.0標準のものと変わりはありません。 起動しているアプリを左右にスライドさせることで「一覧から消去することは可能」ですが、タスクをキルできている訳ではありません。 ただしCM9の設定項目で戻るキーを押しっぱなしでタスクキルと言う項目にチェックを入れてやると、戻るキー押しっぱなしでタスクキルが可能。 |
設定項目 |
設定項目はGalaxy NexusのAndroid 4.0に比べ一部項目(CM9用の設定等)が追加されています。 |
Language |
言語と入力からLanguageを変更することが可能。 CM9導入時は英語になっていたので、日本語に変えてやることで設定項目などのUIが全て日本語表示に切り替わります。 ただし、フォントは中華フォントですので必要があれば自分で入れ替える必要があります。 |
通知領域 |
通知領域のカスタマイズもCM9の機能としてあり、比較的自由にアイコンの位置を変えたり音量バーを出したりすることが可能。 Android 4.0のデフォルトROMの場合通知領域にWi-FiボタンやGPSボタンを配置することは出来なかったので非常にありがたい。 |
ギャラリー |
ギャラリーもAndroid 2xの頃から少し変更となり、サムネイル自体が大きくなりました。 複数選択なども以前通り出来、選択したファイルをDropBoxなどに共有する機能も非常に使いやすくなりました。 |
カメラアプリ |
カメラアプリはAndroid 4.0標準のものが使われています。 Galaxy S II Android 2.x系のカメラアプリに比べると設定項目が随分減って使いにくくなった気がしなくもない。 ただカメラアプリは気に入らなければ他ROMから吸い出してくることも可能ですので、あまり気にする必要はないかも。 カメラ撮影や 因みに動画撮影中にAFが効くかどうか試してみましたが、単焦点となっており撮影中はAFは合わせられない様子。 公式ROMの時は出来ていたので少々残念ですね。 ※どうやら動画撮影は「撮影中にはなるものの、動画が正しく撮影できていない(データーが保存されていない)」ようで、撮影できるものの撮影したデーターが保存されていないようです。 CM7.1の時もSGSIIで試したら動画撮影中にフリーズするという不具合がありましたが、今回も…ですか(´ρ` ) |
システム設定 |
通知待機、ステータスバー、ロックスクリーン、壁紙、フォントサイズを変更可能 |
Galaxy S II用専用カスタマイズ項目 |
GT-I9100用というだけあってか、Galaxy S II用の専用の設定項目まで有りました。 モデムの設定からスクリーンのガンマ、タッチスクリーン設定、センサー設定など。 この部分はLanguageを日本語にしても英語のままでした。 |
テザリング項目 |
・USBテザリング などのテザリング項目があり、CM7.1の頃より項目が増えた気がします。 |
パフォーマンス |
パフォーマンス項目からCPUのOC設定などを変更することが可能。 |
オーバークロック |
CM9 Nightly Build 2012.03.04だとCPUのクロックを手動で調節できそうでしたので、いじってみましたがまだNightly Buildのためか、手動でクロックを固定することが出来ませんでした。 恐らくuserspaceを選択したらクロックを固定できるようになるはずなのですが、グレーアウトしたまま弄れませんでした。 |
開発者オプション |
開発者オプションはGalaxy Nexusと同様に充実しています。 |
RAM使用量 |
空き:588MB Android 2.3.6公式ファームの時に300MB使用中でしたので、それに比べるとかなり減少していることが分かります。 |
ROM使用量 |
空き:1.9GB ※GAPPS(Android MarketやGoogle Map等)をインストールしていない時の容量になります。 |
携帯電話オプション |
電源ボタンを押し続けた時に出る携帯電話オプションです。 再起動を押した後以下メニューを選択できます。 ・再起動:再起動します。 この他にも機内モードやスクリーンショット、ミュート、バイブレータON/OFFが可能。 |
Androidバージョン |
検証時のAndroidのバージョンや、カーネルなど。 Androidバージョン:4.0.3 |
まとめ |
カメラの動画撮影が正しく行えないのが唯一の欠点だが、今のところ問題なく利用できている。 アプリのクラッシュや突然の再起動などもまだ経験していない。 今後常用して気づいたことがあればまた追記していこうかと思う。 |