Samsung Galaxy Tab(SC-01C) 適当なレビュー

大学の近くのdocomoショップに寄ってみると発売前だったにも関わらずGalaxy Tabのホットモックが置いてあり、3分ほど弄ってみましたが非常に好感触で

「これはいいものだ!」と言うわけでIYHしてみました。

以下Galaxy Tabのレビューとなります。

 

パッケージ及び付属品一覧

本体の大きさの割に箱はかなりコンパクトになっています。

付属品一覧
・Galaxy Tab本体
・クイックスタートガイド
・保証書 ×2
・Galaxy Tab専用端子USBケーブル(30ピン)
・マイク付きイヤホン
・AC to USBアダプタ
・micro SD 1GB

 

 

 

 

スペック及び外観

CPU:Samsung S5PC110 1GHz (Cortex A8)
GPU:PowerVR SGX540
Mem:512MB(プログラム実行用)
ROM:16GB(データ保存用)
OS:Android 2.2(Froyo)
液晶:Super TFT液晶 7.0型 WSVGA(1024*600) 1677万色
※公式サイトではTFTとなっていますが正式にはSuper TFTの模様。
外部メモリ:microSDHC 最大32GB (Samsung製1GBのmicro SDが付属)
Network:3G (800/1900/2100 MHz)GSM/GPRS (850/900/1800/1900 MHz)、HSDPA (7.2Mbps)HSUPA (5.7Mbps)
Bluetooth:Ver3.0 + EDR(HID対応)
無線LAN:IEEEE802.11 b/g/n
カメラ:インカメラ120万画素、アウトカメラ320万画素(最大2048*1536 3.2M)/LEDフラッシュ付き/動画撮影 (最大720*480)
バッテリー:4000mAh (3G:約1600時間/GSM:1160時間)
重さ:約382g
縦×横×厚さ:190.09 x 120.45 x 11.98mm
その他:DLNA、A-GPS/GPS、照度センサー、加速度センサー、デジタルコンパス、3.5mmオーディオジャック、30ピン専用端子

 

 

 

 

液晶

液晶は7インチWSVGA(1024*600)でSuper TFT液晶を採用。
解像度がネットブック相当
の為、情報量が多くYahoo JapanのTOPも縦スクロールのみで見ることが出来ます。

ちなみに2枚目がGalaxy Tab(WSVGA)でのYahoo Japan等倍表示。
3枚目がMilestone 2(FWVGA)のYahoo Japanの等倍表示です。

情報量の差が歴然です。

 

 

 

 

T-01A/Galaxy Tabと液晶を比べてみた

左からGalaxy Tab(SC-01C)、Milestone 2、T-01Aです。
Galaxy TabはSuperTFT、Milestone 2、T-01AはTFT液晶となっています。

T-01A、Milestone 2の液晶は白っぽくなっています。
Galaxy Tabは比較的綺麗に色が表現できていますね。

 

 

 

 

タッチパネルのボタン

メニュー、ホームマーク、戻る、検索ボタンがあり、比較的良く使うキーがタッチパネルとして配置されています。
上記のボタンたちはバックライトで白く光り、暗い部分でも見やすくなっています。

こちらの配置はMilestone 2似ですね。

キーのバックライトは液晶をタッチすることで付きますが消灯時間が早いため、消えるとどこにスイッチがあるのかもわからなくなるので少々やっかいです。

 

 

 

 

上部

上部には3.5ミリイヤホンジャックのみ。

普通のスマートフォンなら電源ボタンが上部にあるはずですが、Galaxy Tabは右側面となっています。

またイヤホンジャックは金属で囲まれており、高級感が出ています。

 

 

 

 

右側面

右側面にはSIMカードスロット、microSDカードスロット、音量上下ボタン、 電源ボタンが配置されています。

カメラのボタンなどは無く、シャッターを切る際にはタッチパネル操作となります。

通常スマートフォンや携帯はSIM/microSDカードスロットはバッテリーを抜かなければ取り出せない機種が殆どですが・・・Galaxy Tabの場合はバッテリーが取り外せない設計となっている為、いつでもSIM/micro SDカードを取り出すことが可能です。

ただし電源起動後にSIMをの抜き差しを行った場合、自動で再起動されますのでご注意を。

 

 

 

 

左側面

左側面にはマイクのみとなっています。

マイクの位置は2枚目を見て頂ければわかりますが、本体上部にあるのでもし電話などでマイクを使用する際は耳に当てながら会話する従来の方法では音が入りづらいと思うので、テレビ電話をするかのように端末に話しかける感じで行った方が良いのかもしれません。

 

 

 

 

裏面

裏面には500万画素のカメラとLEDフラッシュなどがあります。

なお、バッテリーは取り外せない設計となっている為非常に裏面はシンプル。

 

 

 

 

バッテリー

No Image

バッテリーは4000mAhのリチウムイオン電池を搭載。

バッテリーは取り外すことが出来ませんので、基本的に交換などは不可能です。

しかし、Samsung Galaxy Bloggers Nightによりますと以下のようになっており、メーカー修理にてバッテリーの交換が可能のようです。

Q10. Galaxy Tabは電池パックを取り出せないが、電池が劣化した場合、交換費用と手続きはどうなるのか?
A10. 端末を預かり、電池を交換することになると思うが、費用等詳細についてはこれからの検討事項になっており、まだ決まっていない。

現時点でこの話はどうなっているのかわかりませんが、気になる方はdocomoショップなどに問い合わせてみた方が良いですね。

バッテリーの持ちについてですが、通学中の間にゲームやネット閲覧を常に行い、2時間ほど利用しましたがバッテリーは8%程度しか減っておらず、かなり持ちが良いように思えます。

 

 

 

 

SIM/micro SDHCスロット

右側面の項目で述べましたが、バッテリーを交換することが出来ませんのでSIM/microSDカードスロットはいつでも交換できるようになっています。

ただし電源投入後SIMを抜いた際には強制的に再起動が掛かりますので、必要なアプリケーションなどを終了した状態でSIMカードの交換などを行ってください。

 

 

 

 

カメラ

500万画素のCMOSカメラを搭載。
LEDフラッシュ、オートフォーカスも利用可能。

2枚目と3枚目の画像はフラッシュなし、ありで撮影しています。(3.2Mサイズ)
LEDフラッシュは結構明るめで使えます。

暗い場面でもノイズが酷いといったことはありませんが・・・「手ぶれ補正」、「顔認識」と言った機能はGalaxy Tabのカメラには搭載されていない為、暗い場所での撮影はフラッシュを利用しなければシャッタースピードが落ち、ぶれる危険性が高いです。

 

 

 

 

動画撮影をしてみた

Galaxy Tabのアウトカメラで動画撮影を行ってみました。
静止画を撮影する際はオートフォーカスが効いていたので動画撮影時も大丈夫だろう、と思っていたんですが・・・

駄目でした…orz

動画撮影開始時からオートフォーカスすら効かず、撮影中も画面などをタッチしてみましたがフォーカスを合わせる様子は見られず。

結論動画撮影時はLEDフラッシュは使えるが、オートフォーカスは効かない。

 

 

 

 

スピーカー

Samsung Galaxy Tab(SC-01C)にて動画を再生してみました。

スピーカーは充電端子を挟むかのように2個設置してあります。

一応ステレオの筈ですが、横に倒して動画を視聴した際に片方からしか音が出ないのでモノラルのような感じになります。

試しにエレメンタルジェレイドのオープニングを再生させてみました。
上記の動画を見て頂ければわかりますが、スピーカーが右になっているので音が右からのみとなっておりモノラルのようになってしまっています。

 

 

 

 

ACアダプターと充電ケーブル


Galaxy Tabの充電には付属品の充電器を使います。

充電器は通常のAC to USBの充電器なのですが、出力がDC 5V/2Aとなっています。

通常FOMA端末を充電する充電器はDC 5.4V/700mAとなっており半分以下の出力しか持っていません。
iPad対応などを謳っている充電器はたいてい「1A」の出力が出来るようになっているもので、Galaxy Tabを充電する際にはそれでも足りません。

また専用のUSBコネクタを使ってPCから給電してもUSB 2.0は最大500mAのみしか供給できませんので通常の4倍もの充電時間が必要となります。

結論、Galaxy Tabを早急に充電したい場合は出力が「2A」となっているAC to USBの充電器を買った方が無難です。
ただしこの付属品の充電器は結構かさばる大きさで、Milestone 2の横幅に近い大きさとなっています・・・。
また、ACの先が収納できないので更に嵩張る。

何とかして欲しい><

 

 

 

 

docomo SIM(データ定額)で安定して利用可能

今回の端末はSIMフリーとかじゃなくてdocomoが発売しているGalaxy Tabとなるので当たり前といえば当たり前ですが・・・。

Speedtestを実行してみましたが
上り:0.42Mbps
下り:3.23Mbps
となりました。

 

 

 

 

メモリ使用量

System Panelと言うソフトを用いてメモリ使用状況を確認しました。

平均でプログラム動作用メモリ(RAM)は平均227MBあいているようです。

IS03などでは平均50MB逝けるかどうかと言うお話を聞いたので、かなりの容量が余っている事になりますね。

 

 

 

 

 

Samsung 独自GUI ‘TouchWiz 3.0′を試す

Galaxy Tabに搭載されているSumsung独自ユーザーインターフェース「TouchWiz 3.0」を試してみました。

デフォルトのUIはAndroidと操作は変わりませんが、アプリ一覧の所はGal?axy Sと同じでSamsung独自のものが採用されています。

アプリ一覧画面ではアプリを好きに並べる変えることが出来ず、並べ方は固定となります。

その代わりタップし続けることで指定のアプリを削除することが可能。

UIはサクサク動いており、アイコンが並べれないこと意外は特に問題なし。

 

 

 

 

タスクマネージャーを使ってみた

Galaxy Tabに標準搭載されているタスクマネージャーを利用してみました。

こちらのタスクマネージャーは非常に万能で、バックグラウンドで動作しているソフトの停止や、RAM使用量のチェック、インストールされているアプリのアンインストールなどが行えます。

 

 

 

 

電源ON/OFFを試す

Galaxy Tabにて電源ON/OFFに掛かる時間を計測してみました。

電源ONに掛かった時間は約1分05秒
電源OFFに掛かった時間は約14秒程度でした。

Milestone 2よりかは電源OFF時間は早くなっておりますが、それでも起動は1分かかる結果となっています。

やはりDesire Zの数秒で起動できるような機能は欲しいところ。

 

 

 

 

Linpack for Androidを回してみた

Galaxy TabにてLinpack for Androidを回してみました。
結果は以下の通り。

MFLOPS:13.33 (Desire Z:32.531、Desire:12.868、Milestone 2:14.466)
Time:6.29 Seconds (Desire Z:2.58 Seconds、Desire: 6.52 Seconds、Milestone 2: 5.68)
Norm Res:5.68 (Desire Z:5.68、Desire: 5.68、Milestone 2: 5.68)

でした。

比較対象の機種を見ると解像度の高さのせいか、スコアーが落ちていることがわかります。

 

 

 

 

Quadrantでスコアーを計測してみた

Score:993 (Desire Z:1370、Desire: 1335、Milestone 2:1276)
こちらもまたLinpackと同等に他の比較している機種よりもスコアーが落ちていることがわかります。

 

 

 

 

PapijumpやAngry Birdsを大画面でプレイ

PapijumpをMilestone 2、Galaxy Tabで遊んでみた
Milestone 2のレビュー時の動画を使用しておりますが、大画面を使ったゲームは快適に動作しており、文句なしです。

ちなみにAngryBirdsでは細かい角度調節などが必要でタッチパネルの精度なども重要なのですが、不具合もなく大画面を生かして細かい動きをすることが出来るので、Milestone 2に比べかなりのアドバンテージがあるかと思います。

 

 

 

 

テザリングソフトで大容量バッテリ搭載のWiFi/Bluetoothルーターへ

CobaultBlueやWirelessTether、Mobile APと言ったソフトを利用すればテザリングが可能です。

当方docomoのデータ定額ですので確認しておりませんがパケホーダイダブルの定額内でもいけるといった報告が各ブログなどであるようですので定額範囲内で可能の模様。

 

 

 

 

内蔵メモリへのアクセススピード

USBケーブルにてGalaxy Tabを接続しメモリをマウントした状態でファイルを転送してみました。
転送スピードは約10MB/s程度出ており、遅いという感じはしませんでした。

 

 

 

 

64bitでSamsung Kiesを使った場合のエラー

Samsung Kiesとはスマートフォンや携帯の簡単なバックアップ機能やファイル転送機能などを備えたソフトです。
公式サイトはこちら

このソフトが64bit環境では厄介で、ソフトをインストールするとUSBドライバも自動で入れてくれるわけですが…
そのUSBドライバが64bitに対応していないようで上記の画像のようにエラーの画面を大量に出し続けます。

64bit環境ではUSBドライバが駄目っぽいので仕方なくBluetoothを使った通信に切り替えてみましたが、OS上ではBluetoothのペアリングは出来てもなぜかKies上では「デバイスで接続が拒否されました」と出る。

USBでも接続出来ず、Bluetoothでも接続出来ない…役に立たないソフトです。
現在Samsung Kies2というソフトがベータで配布されているようですが、そちらでようやく「Galaxy S、Galaxy Tab」と言った端末に対応したとの事。

いやいやいや、Galaxy SやGalaxy TabのサイトにSamsung Kiesのサイト作っておいてそりゃ無いでしょ、と言いたくなります。
と言うかUSBドライバぐらい64bit対応版出してください。

 

 

 

◇考察

発売後約1ヶ月・・・購入サポートで3万円台で購入できるようになり少々凹みましたが、お買い得な端末な事には間違いありません。

「歩きながら~」と言った用途ではかなり厳しい端末ですが、電車内での利用やデスクワーク中に…と言う場合にはこれ以上の端末は今のところありません。

バッテリーも安心の4000mAhも積んでいる為、必要なときだけ使うという場合でしたら3,4日は十分持ってしまいます。

仮にハードに使った場合でも余裕で9時間程度稼働するので、ライトなユーザー、ハードなユーザーにもお勧めできる端末ともいえます。

ソフトを色々入れる事でテザリングや、掲示板巡回、メールの確認やFlashを利用した動画視聴といった事にも利用できるのでまさに何でもこなすマルチメディア端末だと思います。

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