Acer Aspire One 533 AO533-KK11 適当なレビュー

先日スマートフォンのプランをパケ・ホーダイ ダブルからデータ定額へと変えたため、ネットブックを無料で貰えたので今回はそちらのレビューとなります。


AOD260-N51B/S

パッケージおよび付属品一覧

パッケージはEee PC 901と同じぐらいのサイズでかなり小さめ。
パッケージには開封すると破れてしまうシール付き(2枚目の画像参照)付属品は以下のとおり。

・マニュアル関連(約3枚)
・ネットブック本体
・3セルバッテリー
・ACアダプター
・日本専用コンセント
・クリーニングクロス
・持ち運び用ウレタンケース

約3万円相当でこれほど充実していれば十分ですね。
持ち運び用ケースは非常に助かります。

 

 

外見

10.1型の液晶なので非常に小さく持ち運びも十分に出来ます。
液晶は光沢のようでフラッシュ反射がキツくお外では使いづらいそう。

 

 

キーボード

キー配列は十字キーのPage UpとPage Downが通常と違う位置にあるぐらいでしょうか。
それ以外の配列は目立った箇所はありません。 

尚、電源ONボタンは1枚目のESCキーの上にひっそり存在します。

 

 

 

 

 

液晶

10.1型のワイドLED液晶を採用しており、光沢のパネルが使われています。
発色の良さは個人的に全く気になることはありませんでした。 

しかし、解像度がWSVGA(1024*600)なので横幅は許せても縦幅の短さはキツい。
YahooのTOPページを表示してもスクロールしなければいけないのは痛いですね。
個人的にWXGA(1333*768)は欲しいところ。

 

 

タッチパッド

タッチパッドの部分は凹んだりはしておらず、フラットな形に。
表面はザラザラで、汗ばんだ人でも滑りやすいようになっています。 

右クリック、左クリックのスイッチは分かれ目がないタイプで非常に使いづらい。
どっち押しているのかわからなくなることが多々ありました。
出来ればスイッチは分けて欲しかったところ。

スクロールのパッドの部分は3枚目の画像の赤で印をつけたところになります。
OSをセットアップすると自動的にタッチパッド用のドライバも当てられるため不自由なく利用可能でした。
ただ気になるところはスクロールを行っているとたまにどこに指を置いているのかわからなくなってしまうところ。

 

 

側面

1枚目が右側面、2枚目が左側面の画像となります。 

右側面には3.5mmイヤホン端子、マイク端子、USB端子、セキュリティーロック、LANポートがあります。
左側面にはACアダプター用端子、D-Sub端子、USB端子×2。

USB端子が右と左に分けられているのには個人的にGood。
最近では容量の大きいUSBメモリの場合物理的干渉があることが多いのでこういった配慮はありがたいですね。
ただしどうせなら右2個、左2個にして欲しかった・・・。

 

 

裏面

裏面はメモリやHDDの交換が容易に出来ると思っていたのですが、開けると破れてしまうWarrantyシールが貼られており保証期間内はメモリやHDDの交換は諦めないといけません。 

正直1GBのメモリでWindows 7 Starterを積んでいる時点で無謀にもかかわらず、交換も出来ないと言うのは非常に痛い。

 

 

 

 

 

バッテリー

バッテリーは3セルで容量は2200mAh。
電圧は11.1V。
品番はUM09G41 (3ICR19/66)。 

セルは日本製のようですが、中国でバッテリーは製造されている模様。

3セルバッテリーの場合本体とぴったりくっ付くようになっているようです。(画像3枚目)

 

 

 

ACアダプター

ACアダプターは海外の製品でも共通で使えるようにプラグの先端が取れるようになっています。(画像1枚目) 

取り付け方は簡単で先端部分をはめ込むだけでパチっと音がして固定することが可能。
これならACアダプタの先端だけ別にして売れば生産コストを安くつけれますし良く考えたなぁとおもいます。

また、本体につなぐ充電用の端子がL字になっている点もポイント。
充電時は邪魔にならず配線出来るため非常に便利です。

 

 

検証環境

 

 

◇3DMark06

3DMark Score:120
SM2.0:55
SM3.0:-

CPU:485

 

 

 

 

 

◇CrystalMark2004 R3

Mark:26425
ALU:5562
FPU:3897
MEM:4775
HDD:9553
GDI:1070
D2D:1102
OGL:466

 

 

◇CINEBENCH RELEASE 11.5

OpenGL:-
CPU:0.25 pts

 

 

◇Perfomance Test 7.0

Score:230.5

 

◇Windows 7 Experience Index

最大スコアー:2.4
プロセッサ:2.4
メモリ:4.5
グラフィックス:2.9
ゲーム用グラフィックス:3.0
プライマリHDD:5.9

 

 

◇Sandra Benchmark 2010

総合:3.82GOPS
Dhrystone ALU:4.12GIPS
Whetstone iSSE3:3.52GFLOPS
 

総合:7.88 Mピクセル/秒
整数x8 iSSSE3:8.87
Bピクセル/秒
浮動集数点x4 iSSE2:6.89
Mピクセル/秒
倍制度x2 iSSE2:1.3 Mピクセル/秒

 

 

◇Super π 104万桁

104万桁:31秒

 

 

 

 

 

 

 

OCCT時の温度

1枚目がCPU温度
2枚目がGPU(GMA3150)の温度
3枚目がHDDの温度となります。 

OCCT 3.1.0にて30分間計測しました。
CPUアイドル時約53度、高負荷時最大73度とかなり高めとなりました。

GPU(GMA3150)アイドル時約49度、高負荷時68度とCPUより低めの温度。

HDDアイドル時約37度、高負荷時41度とかなり低め。

全体的にCPUが発熱する形となっており、アイドル時、高負荷時ともかなり高めの温度となっています。
OCCTを回している時も排気口がかなり熱くなっており熱暴走しそうでした。

 

 

◇物理メモリの空きについて

PC起動後タスクマネージャーにて物理メモリの空きを確認すると約130MB空いていました。
この数字的にやはり1GBでは足りないと思います。 

Windows 7を搭載する以上やはり2GBは欲しい所です。

 

 

 

◇総評

メモリが1GBというスペックでWindows 7を入れたのは感心しない。

実際セットアップ後タスクマネージャーを開いて物理メモリの空きを確認していましたが約130MBとかなり少ない。

各ベンチマークを回した後OCCTの検証に入ろうとしたら「物理メモリが256MB空けてから出直して来い」とOCCTに言われ、正直焦りました。

再起動後何とか実行することが出来ましたが、Win7でクラシックスタイルを使っても物理メモリの空きが約130MBしかないのはかなり厳しいと感じました。

 

またオンボードがGMA950からGMA3150へと変わったようですが、結局再生支援は付いていないため720pの動画をようつべYoutubeで再生してみましたが時々コマ落ちしてしまい視聴するには少々厳しい感じでした。

次世代の22nmのAtomではきっと再生支援も含んだ統合CPUになるかと思いますのでそれまで待つしかなさそうです。


AOD260-N51B/S

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