ぶらぶら日本橋を歩いているとなんとFaithにてRevoDriveが売っているじゃありませんか!?
これは買うしかないッ!
と言う事で適当なレビューです。
目次
パッケージおよび付属品一覧 |
箱が豪華すぎて困る…。付属品一覧・RevoDrive 120GB本体 ・シール ・取扱説明書 何かIntelのSSDに付属するような変なシールも付属。 |
概観とスペック |
容量:120GB 最大読み込み:540MB/s 最大書き込み:450MB/s 補助電源などは必要なし 接続:PCI Express*4SandForce 1200を2基搭載し、内部でRAID0構成になっています。 |
敷き詰められたIntel NAND |
Intel NANDは表面に16枚、裏面に16枚敷き詰められています。 尚シンクなどは一切無いためあまり触らないほうが良さそうですね。 |
アクセスランプ |
SSDのアクセスランプや、電源が入った時に光るLEDなどを装備。 |
取り除かれたパターン |
海外のテスト品のレビューを見ているとたいていここにコネクタらしき物が付いていたのですが、製品版では取り除かれている事がわかります。 記憶が正しければこのコネクタを使って容量を増加させれる仕様だったはずなのですが、下位版と上位版を差別化のために取り除いたんでしょうか…? |
Quality Controlの検査済み |
RevoDriveの裏面には基盤の所にQuality Controlのチェック日のシールが貼ってあります。 上記の画像の場合2010年8月25日にチェックされたようですね。日付の下にあるinspectorは検査人を意味するので、検査した人の名前なんでしょう。 |
基盤の長さ |
基盤の長さは約17cm。 フルハイトのカードになっているのでロープロファイルのPCには搭載出来ません。 |
裏面 |
裏面にもNANDが16枚配置されています。 表にも16枚搭載されている事を考えると片面約60GBになっているはず。 |
Boot方法 |
ASUS CrossHair IV Formulaの場合Hard Disk Drivesの所から1st Driveを「RAID:06:00-0 Sil R」にしてやれば1番目にBootさせることが可能になります。 |
OSインストール時の注意 |
新しいOSのWindows 7でもPCI ExpressなSSDのドライバなんて入っているわけ無いので、OSインストール時にドライバをUSBメモリに入れてインストールしてやりましょう。(画像1枚目)ドライバをインストールすればRevoDriveを認識するのでそちらにOSをインストールすればOKです。(画像2枚目)
尚、認識時の容量は111.8GBとなります。 |
相性問題 |
AMD環境で相性が出る事はありませんでしたが、nForceを2基積むeVGAのClassfied SR-2の場合OSインストールまでは問題なくとも、OSの起動時にこけると言う症状が発生し、OSを起動する事が出来ませんでした。スロットを変えつつ何度もOSをインストールしましたが改善せず。 OSをWin7からVistaに変えたりしてみましたが、こちらもまた起動時にこけると言った次第で…。 何度も何度も繰り返すとついにOS起動!→ドライバインストール→再起動→OSロード時にコケると言う状態に…。 やはりnForceに関する相性を持っているような感じです。 |
検証環境 |
CrystalDiskMark Ver3.0 |
Read/Write共に公称通り(最大Read:540MB/s、最大Write:480MB/s)のスコアーは出ていません。 キャッシュがあるSSDの場合CrystalDiskMarkだとスコアーがかなり下がった状態で出てしまうとの事。 |
ATTO Disk BenchMark Ver2.46 |
最大書き込み:約480MB/s~485MB/s 最大読み込み:約535MB/s~540MB/s IT Pro通りの設定でベンチを回してみると公称通りのスコアーが出ていますね。 |
CrystalMark 2004 R3 |
こちらもまたCrystalDIskMarkと似たような結果で公証通りの書き込み、読み込み速度は出ていませんね。参考程度にIntel SSD 80GB Gen2を用いたベンチスコアーを引っ張ってきました。 (画像3枚目) HDDのスコアーに注目すると約2倍程度パフォーマンスが出ていることがわかります。 |
◇総評
Main PCにと購入したRevoDriveでしたが、非常に残念な結果となりました。
実はSR-2で相性問題が起こってからRevoDriveが認識しなくなったり、Boot時にRAIDアレイが見つからないと言われるようになりまして、購入店に持ち込むともう既に認識しない状態になっていたようです。
あれだけのNANDを詰め込んだカードなのでやはり不良率は高いんでしょうか…。
正直NAND自体静電気などに弱いので出来る限り手で触れないようにカバーやヒートシンクをつけて欲しかった。
約4万円で120GBの高速なSSDと考えるとお買い得に聞こえますが、実際容量から見ると120GB程度のSSDなら1.8万円程度で購入できてしまうので、容量と言う面ではコストパフォーマンスは非常に悪いです。
しかし速度の面から見ると2.5インチのSSDはSATA 3Gbps、または6Gbpsという縛りがあるので、ここまで速度の出るものはありません。
容量を取るか、速度を取るかで需要が異なってきますので難しい所ですね。