MSI GeForce GTS 250を搭載す「N250GTS Twin Frozr 1G ECO」適当なレビュー

eArenaにて以下キャンペーンに当選しましたので、そのうちの一つとなる「N250GTS Twin Frozr 1G ECO」のレビューとなります。

 

パッケージおよび付属品一覧

MSIオリジナルクーラーとなる「Twin Frozr」を搭載し、省電力版GTS 250採用により25%の消費電力を削減

付属品は以下の通り。

・保証書
・取扱説明書
・DVI→HDMI変換コネクタ
・DVI→D-Sub変換コネクタ
・ペリフェラル2個→PCIE補助電源(6ピン)
・ドライバCD
・Qick User’s Manual Guide

R5770 Storm 1Gよりかは少々付属品が増えています。

 

 

 

概観

MSIオリジナルファンの「Twin Frozr」を搭載し、ヒートパイプは6mm、リファレンスに比べ平均-18度冷えるそうです。

 

 

 

TwinFrozrクーラー

7cmのファンを2基搭載し、6mmヒートパイプ3本アルミ製ヒートシンクを搭載。

占有スロットは2スロット。

ちなみに2基のファンは4ピンで接続されているので、負荷、温度に応じて変化(PWM制御)します。

 

 

 

補助電源

補助電源はPCIE6ピンのみ

省電力版GTS 250を搭載しているので、補助電源は6ピンのみとなっています。

省電力モデルでなかった場合はPCIe 6ピン×2でしたし、大きな進歩だと言えます。

 

 

 

基板の奥行き

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基盤の長さは約23cm

R5770 Storm 1G が21cmだったので、2cmほど長いですね。

ミドルレンジ系のGPUとしては平均的な長さなので、そこまで気にする必要は無いかと思います。

 

 

出力コネクタ

出力は左から

・DVI
・DVI

となっています。

PCIのブラケット部分には「msi」と書かれた装飾が施されています

やはり下手にD-Subやら、HDMI付けられるよりかはDVI×2の方が扱いやすいですね。

 

 

カード裏面

カード裏面にはメモリの実装はなし。

GDDR3 1GBを搭載していますが、表面にすべて実装されている為、裏面はすっきりとしています。

 

 

 GPUファンの騒音について

FurMark 1.7のStability Testで最高負荷を掛けた所を録画しています。

高負荷にも関わらず全く風切り音は無く、非常に優秀なファンと言えます。

ファンが2基もあるので、うるさそうな感じですが…非常に静かで十分評価出来るクーラーかと思います。

 

 

 

GPU-Z

GPU Clock:675MHz
Memory Clock:1100MHz
Shader Clock:1620MHz

省電力版ではないGTS 250が738MHz/1100MHz/1836MHzとなっているので、コアクロックが63MHz、シェーダークロックが216MHzほど落とされています。

これにより省電力版と言われているのかと思われます。

 

 

 

検証環境

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ベンチマーク

3DMark06

3DMark Score:14896 (Radeon HD 5970:18864)
SM2.0:6314 (Radeon HD 5970:6690)
SM3.0:6127 (Radeon HD 5970:10157)
CPU:4810

 

3DMark Vantage Perfomance

3DMark Score:P8009(Radeon HD 5970:P18193)
GPU:6347 (Radeon HD 5970:18859)
CPU:37356

 

3DMark Vantage Extreme

3DMark Score:X2946 (Radeon HD 5970:X11574)
GPU:2810 (Radeon HD 5970:11399)
CPU:36789

 

CrystalMark2004 R3

Mark:197989
GDI:10924 (Radeon HD 5970:10385)
D2D:8161 (Radeon HD 5970:2160)
OGL:24826 (Radeon HD 5970:43593)

 

DevilMayCry4 ベンチマーク 低負荷

Rank:S
SCENE1:185.23 FPS (Radeon HD 5970:350.14 FPS)
SCENE2:151.20 (Radeon HD 5970:332.59 FPS)
SCENE3:235.34 FPS (Radeon HD 5970:465.37 FPS)
SCENE4:118.94 (Radeon HD 5970:230.06 FPS)

 

DevilMayCry4 ベンチマーク 高負荷

Rank:-
SCENE1:- FPS
SCENE2:- FPS
SCENE3:- FPS
SCENE4:- FPS DevilMayCry4のベンチ内で何故か解像度がUXGAまでしか上がらなかったため、高負荷のベンチマークをパスしています。

 

バイオハザード5 ベンチマークA

Rank:S
Average:107.5 FPS (Radeon HD 5970:154.4 FPS)

 

 

バイオハザード5 ベンチマークB

設定画面はベンチマークAと同等なので省略。

Rank:A
Average: 81.5FPS (Radeon HD 5970:90.7 FPS)

 

 

ストリートファイター4 ベンチマーク

Rank:A
Score:9935 (Radeon HD 5970:9938)
Average:59.84FPS (Radeon HD 5970:59.88)

 

Heaven BenchMark Ver2.0 低負荷

FPS:28.3 FPS (Radeon HD 5770:20.5 FPS)
Score:712 (Radeon HD 5770:516)

 

Heaven BenchMark Ver1.0 高負荷

FPS:11.1 FPS (Radeon HD 5770:9.5 FPS)
Score:281 (Radeon HD 5770:240)

 

 

タイムリープブートベンチ

FPS:130 FPS (Radeon HD 5970:129 FPS)

 

 

PerformanceTest V7.0 Build 1011

Score:1207.3

 

 

 

消費電力

OCCT時

175W(Radeon HD 5970:345W)

アイドル

92W (Radeon HD 5970:163W)

 

 

 

 

発熱

ベンチマークの動作時にFurMark 1.7 Stability Testを使用して温度を計測してみました。

アイドル時の温度

約41度

高負荷時の最大温度

約66度

※室温25.3度で計測。

 

 

 

 

 

考察

Twin Frozrの冷え方、静音度に驚きを隠せません。

高負荷時でも全く耳に付かないファン音、そして上がらないGPU温度。

今までで見てきたオリジナルファンでは1,2位を争うほどの出来です。

Twin Frozr搭載モデルは他にGTX 260、GTX 275のモデルなどもあるようですが、そちらもよく冷えて静かなんでしょうか。

出来れば今後もっと採用品が増えて行ってくれれば良いですね。

現在はTwin Frozrが第2世代に進化したものがRadeon HD 5870、5850シリーズに採用されており、そちらも気になります。

 

GTS 250のパフォーマンス的にはやはりRadeon HD 5770 >GTS 250 Greenと言った次第で、少々パフォーマンス的には厳しい感じですがGTX 260との価格差がまだ大きいので、コストパフォーマンスは悪くないと思います。

 

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