- PC 版または Mac 版 ChromeOS Flex を入手 – Chrome Enterprise
先日とある方から「Surface Go(Pentium 4415Y/8GB/128GBモデル)」を譲って頂いたものの、Windows 10が2025年10月14日でサポート終了と言う事もあり、Chrome OSの派生形となる「ChromeOS Flex」をインストールしてみることにしました。
Windows 10は2025年10月14日でサポート終了
- Windows client roadmap update: April 2023 – Microsoft Blog
- Windows 11 でサポートされている Intel プロセッサ – Microsoft
- PC 版または Mac 版 ChromeOS Flex を入手 – Chrome Enterprise
Surface Goに内蔵されているCPU「Pentium 4415Y」の問題でWindows 11にアップグレードできず、Windows 10 22H2迄のサポートとなるため、2025年10月14日以降はWindows 10のアップデート類が提供されません。
まだまだSurface Goはハードウェア的に使える製品ではあるものの、このまま終了というのは勿体ないこともあり、ChromeOSの派生形の「ChromeOS Flex」をインストールして延命することにします。
2026年1月時点でSurface Goは正式サポートリストに入っていない
- ChromeOS Flex 認定モデルリスト – ChromeOS Flexヘルプ
2026年1月時点で「Surface Go」はChromeOS Flexの正式サポートリスト(認定リスト)に入っておらず、正常に動作する保証は有りません。
現時点でSurface系デバイスは「Surface Laptop SE」と「Surface Pro 3(第4世代Core/Haswell)」が認定リストに入っているものの、それ以外は正式サポートリストには入っていませんでした。
世界中にあるデバイスの割には意外でした。
正式サポートリストに入ってない分、動作しない機能も
・Wi-Fi/Bluetooth: 動作不可(ドライバーを追加、変更する手間が必要だが動くようになる)
・Webカメラ: 動作不可
後から試してアレが動かなかったと書くのもアレなので、事前に動作しない点だけまとめておきました。
初回セットアップ時にGoogleアカウントの同期をする必要があるため、Wi-Fiが無ければセットアップが進めません。
そのWi-Fiのドライバーが用意されていない為か、途中で詰んでしまう可能性があります。
当方はUSB Type-CのUSBハブに有線LANを内蔵したモノがあったので、Wi-Fiが使えなくてもそちらで代用出来ましたが、持っていない方は事前に準備する、もしくはChromeOS Flexの開発者モードをON&他Linux OSからイメージを編集してドライバを追加する必要があります。
詳しい手順は上記ブログ様をご確認ください。
この時点でUSBメモリを2本用意しないといけませんし、事前準備も必要なためかなり面倒くさい。
改めて感じますがドライバーの追加が容易なWindowsってスゲーと感じる瞬間です。
「ChromeOS Flex」の動作条件
- ChromeOS Flex インストール ガイド インストールを準備する – ChromeOS Flexヘルプ
- 認定モデルでのみ、ChromeOS Flex 機能の正常な動作を保証しています。
- 認定モデルの類似品では予期しない問題が発生する可能性があります。
- 認定を受けていないデバイスでも ChromeOS Flex を使用できる場合がありますが、パフォーマンス、機能、安定性は保証されません。
- デバイスの最小要件:
- アーキテクチャ: Intel または AMD x86 の 64 ビット互換デバイス
- RAM: 4 GB
- 内部ストレージ: 16 GB
- USB ドライブからの起動をサポート
- BIOS: すべての管理者権限 – 問題が発生した場合、管理者は ChromeOS Flex USB インストーラから起動して BIOS で設定する必要があります。
- プロセッサとグラフィック: 2010 年より前に製造されたコンポーネントは、動作が不安定になる可能性があります。
注: Intel GMA 500、600、3600、3650 のグラフィック ハードウェアは、ChromeOS Flex のパフォーマンス基準を満たしていません。
動作要件はかなり低く、x86系CPUであれば殆ど動作すると思ってもらって大丈夫そうです。
Surface Goに搭載されている「Pentium 4415Y(Core 第7世代/Kaby Lakeベース)」は余裕でクリアしており、メモリ(8GB)やストレージ周り(128GB NVMe SSD)、グラフィック(Intel HD Graphics 615)等も問題なし。
唯一の懸念点は「認定モデルではない」という点だけ。
ChromeOS Flexのインストールに必要なもの
- ChromeOS Flex インストール ガイド 1: USB インストーラを作成する – ChromeOS Flexヘルプ
・USBフラッシュメモリ(8GB以上)
・ChromeOS FlexインストールUSBメモリを作るためのWindows等のPC環境
・Surface GoのUSB Type-CからUSBメモリを挿すためのUSBハブ
「ChromeOS Flex」のインストールに必要なものは「USBフラッシュメモリ(8GB以上)」で、「ChromeOS Flex」のインストールメディアを作るためにWindows等の別PCが必要です。
ChromeOS FlexのUSBインストーラーの作り方
- ChromeOS Flex インストール ガイド 1: USB インストーラを作成する – ChromeOS Flexヘルプ
0から100迄解説していたらキリがないので、詳しくは上記URLから指示に従ってください。
このOSを「Surface Go」に入れようと考えている方なら造作もないはず。
USBメモリからBOOTする必要がある
- Microsoft Surface GoシリーズでBIOSに入る方法を解説 – YouTube
Surface GoはBIOS/UEFIに入ればBOOTの順番を変更することが出来るのですが、何故かUSB BOOTが上手くいかなかった(Windowsが優先的に起動する)ので「Windows 10が起動した状態でSHIFTを押しながら再起動 → デバイスの使用 → USBメモリ(Linpus Lite)を選択」を行う事で、難しい作業無しでUSBメモリからBOOTが出来るので、そちらを利用することで「ChromeOS Flex」のUSBメモリからBOOTを行うことが出来ました。
Surface GoにChrome OS Flexのインストール、BOOT方法
「Surface Go(Pentium 4415Y/8GB/128GBモデル)」にChrome OS FlexをBOOT、インストールする方法を動画化しました。
ChromeOS Flexを使ってみて
筆者はChromeに大量のプラグインを入れているためか、初回セットアップ後は暫くプラグイン系の同期で暫くフリーズすることが多かったものの時間経過と共に軽くなりました。
が、他ブログ系で記述されている「Windowsよりも軽量」というのは明らかなウソで、最適化が甘いためか、よく分からないタイミングでフリーズ、もたつきはあった為、その点は記載しておきたいと思います。
Wi-Fi/Bluetooth周りを利用できるようにする手間が必要な点、今後のアップデートでより快適になる可能性はありますが、個人的には「微妙」というような印象です。
話のネタにはアリですが、常用するには不安定要素が多いので素直にWindows 10でサポートが終わるまで使い続けてから「ChromeOS Flex」に移るのが良いかなと感じました。
