ここ数日最高気温が20度を超えはじめ、春っぽさが出始めて来ていますがその影響で「スマホの熱対策」が重要な季節になってきました。
Pixel 7aの熱対策、クロック制御が微妙
- au Online ShopでGoogle Pixel 7aが端末の単体購入でも47,500円で販売中 – Recon-ReviewDays
先日Galaxy S24シリーズの発表に伴い「Galaxy S23 Ultra(SM-S918Q)」を処分。
手元に残ったのは2023年末に購入した風呂用の「Pixel 7a」で、繋ぎとして活用していたのですが「Ingress」をプレイしていると「GPSは常に取得に設定していても別アプリ起動→バックグラウンドにIngressを入れているとGPS再取得に非常に時間が掛かる」、「発熱対策が不十分なのか発熱でCPU/GPUのクロック制御が入ってコマ落ちする」、「コマ落ちした影響でタッチが反応しない時がある」、「Android 14周りのバグが頻繁に発生する(ホームキーを押してもホームに戻らない、戻るボタンを押しても戻らない等)」等多数の不満が有り、我慢できる度合いを超えてしまったという。
発熱以外にもAndroid周りの不具合がちょこちょこ出てるのが鬱陶しい。
動作中の様子
- Pixel 7a Android 14 発熱によるCPU/GPUクロック制限 – YouTube
短い動画なので分かりづらいかと思いますが「アプリ切替後のスキャナー動作不良の時間が長い(動画中はまだ短めな方)、GPSが乗り物の動きに追従できていない場合がある」、「ポータルをタップ→ポータルにズーム」という動きや「高さを変えて周囲を見渡す」、「ポータルをリチャージする」というような動きにもたつきが出ており、快適ではないと言う事はある程度確認できるかと思います。
恐らく発熱によりCPU/GPUクロックの制御が入ってしまい、結果快適ではなくなっているものかと予想できますが、Samsung系の端末では殆ど体感することが無かっただけに「Pixel 7a」の熱設計周りが劣っているのではないかと予想しています。
Pixel 7aは価格が安いんだからそんなもんでしょと言われたら「そうね」としか返す言葉が無い。
ハイエンドとミドルを比べるなという声はある。
Tensor G系はゲームへの最適化は期待できない
- Pixel 8(Tensor G3)で原神プレイしたらPixel 7aに近いゲームパフォーマンス。輝度が下がる現象も – ハイパーガジェット通信
- Tensor G2の処理能力にガッカリ – The Man in the HMT
発熱以外にもPixelシリーズはTensor G1/G2/G3といった「Tensor G系(Samsung Exynosベース)」のカスタムSoC(CPU/GPU等)を採用しており、市場をほぼ独占しているQualcomm Snapdragonシリーズに比べるとゲームエンジン系との最適化が行われていません。
そもそも1社(Google)しか採用していないSoCに最適化する手間は今後も行わないでしょうし、パフォーマンス面は今後も期待出来ないでしょう。
これ以外にもTensor G系(Samsung Fab製造)の歩留まりが良くない=発熱しやすいというのも十分ありうる。
他機種への買い替えを検討する
不満が有る端末を使い続けたいとも思えないので、他機種の買い替えを検討したいと思います。
風呂用端末の「Pixel 7a」が紆余曲折合って、仮のメイン端末になり、不満が募って他機種に買い替え…次からはサブ端末にしても良いと思えるモノを探さなければ。