Google Pixel 7aの熱対策、クロック制御周りが微妙な点について

Google Pixel 7aの熱対策、クロック制御周りが微妙な点について

ここ数日最高気温が20度を超えはじめ、春っぽさが出始めて来ていますがその影響で「スマホの熱対策」が重要な季節になってきました。

 

Pixel 7aの熱対策、クロック制御が微妙

先日Galaxy S24シリーズの発表に伴い「Galaxy S23 Ultra(SM-S918Q)」を処分。

手元に残ったのは2023年末に購入した風呂用の「Pixel 7a」で、繋ぎとして活用していたのですが「Ingress」をプレイしていると「GPSは常に取得に設定していても別アプリ起動→バックグラウンドにIngressを入れているとGPS再取得に非常に時間が掛かる」、「発熱対策が不十分なのか発熱でCPU/GPUのクロック制御が入ってコマ落ちする」、「コマ落ちした影響でタッチが反応しない時がある」、「Android 14周りのバグが頻繁に発生する(ホームキーを押してもホームに戻らない、戻るボタンを押しても戻らない等)」等多数の不満が有り、我慢できる度合いを超えてしまったという。

発熱以外にもAndroid周りの不具合がちょこちょこ出てるのが鬱陶しい。

 

 

 

動作中の様子

短い動画なので分かりづらいかと思いますが「アプリ切替後のスキャナー動作不良の時間が長い(動画中はまだ短めな方)、GPSが乗り物の動きに追従できていない場合がある」「ポータルをタップ→ポータルにズーム」という動きや「高さを変えて周囲を見渡す」、「ポータルをリチャージする」というような動きにもたつきが出ており、快適ではないと言う事はある程度確認できるかと思います。

恐らく発熱によりCPU/GPUクロックの制御が入ってしまい、結果快適ではなくなっているものかと予想できますが、Samsung系の端末では殆ど体感することが無かっただけに「Pixel 7a」熱設計周りが劣っているのではないかと予想しています。

Pixel 7aは価格が安いんだからそんなもんでしょと言われたら「そうね」としか返す言葉が無い。

ハイエンドとミドルを比べるなという声はある。

 

 

 

Tensor G系はゲームへの最適化は期待できない

発熱以外にもPixelシリーズはTensor G1/G2/G3といった「Tensor G系(Samsung Exynosベース)」のカスタムSoC(CPU/GPU等)を採用しており、市場をほぼ独占しているQualcomm Snapdragonシリーズに比べるとゲームエンジン系との最適化が行われていません

そもそも1社(Google)しか採用していないSoCに最適化する手間は今後も行わないでしょうし、パフォーマンス面は今後も期待出来ないでしょう。

これ以外にもTensor G系(Samsung Fab製造)の歩留まりが良くない=発熱しやすいというのも十分ありうる。

 

 

 

他機種への買い替えを検討する

不満が有る端末を使い続けたいとも思えないので、他機種の買い替えを検討したいと思います。

風呂用端末の「Pixel 7a」が紆余曲折合って、仮のメイン端末になり、不満が募って他機種に買い替え…次からはサブ端末にしても良いと思えるモノを探さなければ。

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