前回の続きからという事で分解。
画像関連が多くなりますので、続きを読むをクリックして下さい。
R5770-PM2D1G
最安価格 20800円 09.10.21
今回分解したのはMSI製のRadeon HD 5770の「R5770-PM2D1G」で、Radeon HD 5770のリファレンスクーラーを搭載したモデルとなります。 |
リファレンスクーラーは全体を覆う形となっており、補助電源は基盤に並行する形に取り付けられています。 |
基盤裏面、PCIブラケット側の各ネジ類をはずします。 ネジの色が基盤と同じですので、外し忘れのご注意を。 |
外せばネジはこれぐらいになるはず。 ※実は1個ネジ外し忘れていた為、画像中のネジは1つ少ないです。 |
ネジさえ外せれば、後はパカっと開けるだけです。 この時にクーラーの電源の4ピンを外さないと壊しかねないのでご注意を。 |
クーラーの形状はシロッコファンから吸気し、途中のヒートシンクに風を当て、背面に排気する外排気タイプとなっています。
コアの接触部分は銅製となっています。 |
コア接触部分にはヒートパイプが使用されています。 |
シロッコファンはAVC製の6cmファン。 0.7Aって結構電圧高めですね。 ファン電源は4ピンを採用。 |
GPUクーラーのヒートシンクの分解方法は4つの固定ネジを取るだけ。
簡単に取り外せました。 |
GPUのヒートシンクはアルミ製であり、コア接触面のみ銅製の模様。 |
ヒートシンクは上方に風が漏れないように作られていました。
ヒートシンクの側面に書かれた文字は何なんでしょうか? |
クーラーを取った後のGPUクーラー。
シロッコファンが見えています。 |
Radeon HD 5870でも試しましたが、Radeon HD 5770でもサードパティー製のクーラーが付くのかチェックする為、APACK製の「HC92 Cu 8800」を取り付けてみる事にしました。
普通に取り付け出来ました。 |
コンデンサの干渉なども一切なく取り付けられました。
メモリ部分にはリファレンスのシンクが付いていますので、「HC92 Cu 8800」とは相性が良さそうです。 |
ここで1つRadeon HD 5870の時と変わった事がありまして、クーラーの穴位置が変更になっています。
画像の通り穴位置が少々狭まっていました。 |
GPUファンを取り除いてみました。 |
基盤とVRM部分。 Radeon HD 5870に比べ、デジタルPWMが無くなっています。 |
コンデンサ類も見てみると液コンに変えられていたり、チョークコイルではなくなっていたりしています。 |
メモリ部分にはかなり低いヒートシンクが取り付けられています。 でも裏面基盤の2枚のメモリにはシンク無し。 |
基盤が湾曲しないように鉄のプレートが取り付けられています。 ちなみに湾曲防止のプレートはメモリシンクと一体型。 |
GPUコアとご対面。 やはりRadeon HD 5xシリーズになってからはコアが正方形ではなく長方形になっています。 |
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