先日某所で修理上がりのZOTAC製2スロット占有、外排気型の「GeForce RTX 3060 Ti 8GB」を搭載したグラフィックカード「GeForce RTX 3060Ti Blower(ZT-A30610A-10BLHR)」を購入しました。
最近では珍しい「2スロット、外排気ブロワー型」
GeForce RTX 3000シリーズやAMD Radeon RX 6000シリーズ以降、2スロット以下のGPUクーラーを搭載した製品が一気に減ってしまい、2.5~4.5スロットと非常に大型化した影響でマザーボードのレーン割の調整が難しくなったり、そもそも横幅の長さでPCケースに固定、入れられない等が頻繁に発生しています。
その中で「GeForce RTX 3060Ti Blower(ZT-A30610A-10BLHR)」は「2スロット占有のみ、外排気ブロワーファン搭載」といった数少ないグラフィックカードとなっています。
排気はディスプレイ出力端子側に放出する機構の為、PCケース内のエアフローを乱さないのも特徴。
横幅は約23.3cmで短さは抑えられている
横幅は実測「約23.3cm」となっており、横幅もかなり短めになっています。
RTX 4000シリーズでは横幅が33cm越えの製品が多く、物理的干渉で入らない製品がある事を考えればどんなPCケースでもすんなり入るサイズ感になっているでしょう。
基板はもう少し短い
「GeForce RTX 3060Ti Blower(ZT-A30610A-10BLHR)」の基板はかなり短く、ブロワーファンの吸気部分が出っ張っているため、カード長が伸びている様子。
PCIeの補助電源は「8ピンのみ」
PCIeの補助電源は「8ピンのみ(推奨電源600W、GPUのみ200W)」となっており、ケーブルが1本で済むため出力が低いPC用電源でも十分動きます。
因みに後でFFXIVベンチを回して検証しましたが記載通り「GPU負荷時は最大200W前後」でした。(詳しくはYouTubeの動画で)
GPUクーラーも静音
ブロワーファン=うるさいというイメージがありましたが、FFXIVベンチマーク(4K2K/仮想デスクトップ)を軽く流して動画を撮影すると、GPUファンの回転数は1400~2000RPM以下で温度帯も60~80度前後で推移していたためそこそこ静かで冷却性能も十分でした。
FFXIVベンチでも4K2K解像度で「快適」
FFXIVベンチマーク(4K2K解像度、フルスクリーン)で「快適、Score: 10,496」と出ており、必要十分な性能は発揮できていると言えるでしょう。
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