先日販売が開始された超軽量ノートPCの「Thinkpad X1 Nano」ですが、2020年12月現在「タッチパネル付きディスプレイ」と「5G対応モジュール」はまだ搭載することが出来ない模様です。
タッチパネル付ディスプレイが選択不可
2020年12月12日現在でもCTOの一覧では全てのモデルで「マルチタッチ非対応」と明記があり、カスタマイズの項目内にも「タッチ付きディスプレイ」は選択できませんでした。
カスタマイズメニューの中でも「マルチタッチ非対応」しか選択出来ず。
5Gモジュールも選択不可(4Gのみ)
- L850-GL – Fibocom
- L850-GL Fibocom Wireless Inc. – docomo biz
- L850-GL Hardware User Manual ※PDF – mev-elektronik.com
WWANモジュールも2020年12月12日現在「Fibocom L850-GL LTE CAT9(Intel XMM7360)」しか選択できず、3G/4G迄の対応となります。
詳しい仕様類は上記リンクより。
- 薄くて軽い「ThinkPad X1 Nano」、大和研の開発者は性能にも大きな自信 – PC Watch
なお、5Gに関してはQualcommの5Gモデムチップを採用したモジュール(実機は取材時になかったためモジュールのブランド、型番などは不明)で、4G/LTEに関してはFibocom L850-GL(2018年/2019年型ThinkPad X1 Carbon/Yogaなどで採用されていたモジュール)になっていた。なお、マーケティング担当者によれば、4Gは発表と同時に注文可能で、5Gに関しては年内を目処に注文可能になる計画だということだ。
なおX1 Nano発表時の記事でも「Qualcommの5Gモデムチップを採用、4Gモデムは発表と同時に注文可。5G版に関しては年内をめどに注文が可能になる計画」と記載があり、5Gモデムが選択出来ない件に関しては発表時に触れられていた通りです。(タッチパネルが選択出来ないのは予想外でしたが。)
USでは2021年1月以降にタッチ付きディスプレイが選択可能になる予定
- ThinkPad X1 Nano (13”) Laptop – Lenovo US
13.0″ 2K Touchscreen (2160 x 1350) IPS, glossy touchscreen with Dolby Vision™, 450 nits, 100% sRGB*
13.0″ 2K (2160 x 1350) IPS, anti-glare with Dolby Vision™, 450 nits, 100% sRGB
* Available January 2021
5Gモデムが現時点で選べない件は分かっていたので納得はしていたものの、タッチパネル付ディスプレイが選択できないのは何故か?と思いLenovo USを確認してみたところ「タッチパネル付ディスプレイは”* Available January 2021”」と注釈が記載されており、2021年1月以降に選択できるようになる予定だそうです。
「それを日本向けにも記載して欲しかった…」と言いたくもなるはず。(日本向けのページにはUSのようなスペック一覧がCTO画面になく、タッチパネルディスプレイが2021年1月以降から選択出来るとも掲載はない)
タッチパネル付ディスプレイ、5G対応モデム希望の方は暫く待つ必要性あり
- ThinkPad X1 Nano (13”) Laptop – Lenovo US
- 薄くて軽い「ThinkPad X1 Nano」、大和研の開発者は性能にも大きな自信 – PC Watch
Lenovo USの予定通りならば「2021年1月以降にタッチパネル付ディスプレイが選択可能」となり、発表時の予定通りならば「2020年中には5Gモデム対応のX1 Nanoが受注可能」となる予定。
2020年10月に発表されてからグダグダと時間が流れてしまっているので、腐る前に早く出していただきたいところ。
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