更新日時を変更せずドライブ、フォルダごとコピーできるソフト「FastCopy」レビュー #FastCopy

先日4TBのHDDから8TBのHDDに移行する際に「更新日時を変更せずコピーしたい」と思って検索していると見つかったのが「FastCopy」だった。今回はこちらのソフトの使用感を簡単にレビューしていきたい。

 

ソフトの外観は古く見えるが、Win10 64bitでも動作

ソフトの外観はWin XP時代に開発されたのではないか?と思えたものの、32bit/64bit別でソフトが配布されており、2020年1月27日にもソフトの更新があったため大変新しいソフトのようだ。

当然の如くWin10 1909 64bitで問題なく動作した

 

 

 

操作は簡単、コピーしたい元ディレクトリとコピー先のディレクトリを選ぶだけ

操作は非常に簡単で、基本的に「コピーしたい元ディレクトリとコピー先のディレクトリを選ぶだけ」というシンプルさ。

 

当方の場合はDドライブ(4TB/旧データ用)からEドライブ(8TB/新データ用)の「更新日時を変えないコピー」となるため上記画像のように「Source:D:\」「DestDir:E:\」「同期(サイズ・日付)」となる。

後は「実行」を押すだけでコピーが開始されるため、操作が分からないといった事は殆どないと思われる。

 

 

 

4TB→8TBへのコピーは約10時間前後掛かる

「FastCopy」を使って更新日時を変えず、4TB→8TB HDDへコピーで掛かった時間は「約10時間」となり、「Teracopy」に比べると約2時間程早く終了した

 

 

実はこの「FastCopy」を試す前に「Teracopy」を使ってコピーしていたのだが、Dドライブ(4TB/旧データ用)は「RECYCLE.BIN、ドキュメント関連(ピクチャ、ミュージック、マイドキュメント系)、OneDrive」を扱っていたため、一部ファイルが使用中、アクセス拒否となり、2回コピーに失敗していた

「Teracopy」94.9%完了している状態でDドライブのRECYCLE.BINがアクセス拒否された影響でコピーが停止、アプリがフリーズといった事を2回繰り返し、24時間以上無駄にしてしまった。

 

そういった状況の中でも特に設定することなく「FastCopy」の方が早くコピーが終わり、難しい設定も要らなかったことを考えると「Teracopy」より「FastCopy」の方がお勧めだ。

※但し「FastCopy」でもD:\RECYCLES.BINはアクセス拒否されていたためそれ以外がコピーされていた。正直要らなかったのでそれで充分だが。

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