- UBook Benchmark Update #Update18 – KICKSTARTER
- KICKSTARTERで出資が開始されているCHUWI製の「UBook」スペックまとめ – Re;con-ReviewDays
2019年6月17日にKICKSTARTERに「#Update18」が投稿され、CPU-ZやGeekBench、CineBench R15、DMC4、Crystal DiskMark等のベンチマーク結果が公表されています。
CPU-Zベンチマーク
画像が不鮮明すぎたので「waifu2x」で処理済み。
CPU Single Thread | CPU Multi Thread | |
Core m3-6y30 | 203.9 |
669.2 569.2かも? |
Core i7-8700 | 450.2 | 3221.0 |
Core i7-8700を100%にした場合 | 45% | 20.7% or 17.6% |
CPU Multi Threadの値が縮小の関係でが分かりにくく、「669.2 or 569.2」だと思われます。
Core i7-8700無印のCPU-Z ベンチの結果が「Single Thread:450.2、Multi Thread:3221.0」と考えるとCore m3-6Y30はi7-8700ベースを100%とすると「Single Threadで45%、Multi Threadで20.7% or 17.6%」となります。
- Core m3-6y30 Core i7-8700 比較 – Intel ark
- CPU-Z Benchmark (x64 – 2017.1) Single Thread – CPU-Z VALIDATOR
- CPU-Z Benchmark (x64 – 2017.1) Multi Thread – CPU-Z VALIDATOR
コア数が6C/12T/65WのデスクトップCPUとモバイル向けの2C/4T/4.5W CPUを比べること自体間違っているので、CPU-ZのSingle Thread、Multi Threadのベンチスコアーを照らし合わせてみましょう。
Single Thread 203.9に近いCPU
- CPU-Z Benchmark (x64 – 2017.1) Single Thread – CPU-Z VALIDATOR
Core m3-6y30のスコアー「203.9」に近いCPUを簡単にリストアップしてみました。
一番近いものはCore i5-4200M(2C/4T/2.5-3.1GHz/Haswell/37W)の「202」となり、ノート向けとはいえTDPは通常電圧向けの製品とほぼ同じと考えれば結構な進化を感じられますね。
Multi Thread 669.2 or 569.2に近いCPU
- CPU-Z Benchmark (x64 – 2017.1) Multi Thread – CPU-Z VALIDATOR
Core m3-6y30のスコアー「669.2(左) or 569.2(右)」に近いCPUを簡単にリストアップしてみました。
一番近いものはXeon E3-1230 v3(4C/8T/3.3-3.7GHz/80W)の「695」、Core i7-2630QM(4C/8T/2.0-2.9GHz/45W)の「560」となっており、2C/4T/900-2.9GHz/4.5-7WのCore m3-6y30と比べると、こちらも十分性能が上がったと感じられます。
Geekbench 4.3.1 Proベンチマーク
画像が不鮮明すぎたので「waifu2x」で処理済み。
Single Core Score | Multi Core Score | |
Core m3-6y30 | 2452 | 4707 |
Core i7-8700 | 4952 | 21601 |
i7-8700を100%にした場合 | 49% | 21.7% |
CINEBENCH R15ベンチマーク
画像が不鮮明すぎたので「waifu2x」で処理済み。
Core m3-6y30 | Core i7-8700+2080Ti | |
OpenGL | 21.11 FPS | 112.96 FPS |
CPU(Multi CPU) | 138 cb | 980 cb |
CPU(Single Core) | 77 cb | 159 cb |
- MAXON Cinebench Ranking Benchmark Results R15 Scores Database – RebusFarm Render Service
Core m3-6y30のMulti Coreスコアーが「138 cb」となっており、上記データベースでそれに近いCPUを探してみるとPentium 2020M(2C2T/2.4GHz/35W)、Core i5-7300HQ(4C/4T/2.5-3.5GHz/45W)、Core i7-4500U(2C/4T/1.8-3.0GHz/15W)辺りが近いパフォーマンスのCPUとなります。
Core m3-6y30のSingle Coreスコアーが「77 cb」となっており、上記データベースでそれに近いCPUを探してみるとCore 2 Quad Q9550(4C/4T/2.83GHz/95W)、Athlon X4 870K(4C/4T/3.9-4.1GHz/95W)、Core i5-5200U(2C/4T/2.2-2.7GHz/15W)が近く、最近のCPUで言えばCore i5-5200U相当というのが分かり易いかと。
DMC4製品版
画像が不鮮明すぎたので「waifu2x」で処理済み。
CPU | 1310MHz |
D3D10 | 48 FPS |
使用されているソフトがDMC4の製品版であり、ベンチマーク版が用いられているわけではないので何故載せたのか良く分かりません。
恐らくこの時代のゲームであれば設定を下げれば動くと言いたかったんでしょうが、設定などが不明な時点であまり意味は…。
まだGPD社がやっている「GTA Vが動きます」的な方がソフト的にも新しいため、設定は不明でも「凄い!」って分かるんですが…。
CrystalDiskMarkベンチマーク
- KICKSTARTERで出資が開始されているCHUWI製の「UBook」スペックまとめ – Re;con-ReviewDays
UBookに採用されているSSDはM.2 2280(SATA3)との事で順当な結果でしょう。
こんなベンチマークを公開するより、まだデバイスマネージャーでデバイス一覧をリスト化してくれる方が嬉しいんですけど…。