GIGABYTE GV-R489OC-1GD 適当なレビュー

Radeon HD 5870の発表、発売が近いのに今更ながらGIGABYTE製のRadeon HD 4890(GV-R489OC-1GD)を購入しましたので、適当にレビューをして行きたいと思います。

画像関係が多くなるので続きを読むを押してください。

GV-R489OC-1GD

最安価格 22540円 09.09.11

 

今回購入した製品はGIGABYTE製のRadeon HD 4890を搭載する「GV-R489OC-1GD」
コアクロックはリファレンスの850MHzから900MHzに引き上げられているOCモデルとなります。

 

付属品一覧。
付属品の数は普通ですね。

 

ウワサのZALMAN製オリジナルファン「VF-1050」です。
ヒートパイプは4本で6mmかと思われます。

 

VF-1050のファン口径は8cm。
ファンは2ピンとなっており、明らかに回転数固定っぽいです。

 

フィン部分はニッケルメッキが吹き付けられています。
重さ的には銅ではない感じがします。 

ファン部分にはきっちりZALMANロゴが。

 

アイドル時から高負荷時まで一定の回転数で回ります
Catalyst Control Centerからのファンコントロールも試しましたが、ファン音が一切変わってなかったのでやはり固定のようです。 

ファン音は正直デカいです
回転数が高く、風切音がかなり目立っています。
静音志向な方には絶対お勧めできません。
ただし、回転数が高いのでまぁまぁ冷えてると思います。

 

VRM部分。
デジタルPWM辺りに大型のヒートシンクが取り付けられていますね。
でも良く見てみるとPWMには被っていない・・・

 

出力コネクタは左からHDMI、ディスプレイポート、DVI。
HDMIの部分だけ何故か金メッキ加工。 

ディスプレイポートはどう考えても不要かと感じるのは私だけでしょうか。
ディスプレイポート→DVIの変換コネクタもありますが、高いですし・・・。

 

補助電源は6ピン×2のリファレンス通り。
オーバークロックモデルなのに6ピン + 8ピンになってないところは好印象。

 

ボードの長さは約24cm(24.3cm)。
やはりハイエンドだけあってボード長は長いですね。

 

クーラー側面より。
クーラー固定方法がなんだか気に入りません。
カードの穴の部分にクーラーの固定足を突っ込んで裏面よりネジで固定しています。 

ちなみにバックプレートは無いです。(このクーラーではありえない・・・)

 

メモリはQimonda製のGDDR5チップ「IDGV1G-05A1F1C-40X」
作られた週は「0908」との事で2009年の第8週目なので2月ぐらいですね。
意外に古い。

 

VF-1050を分解。
やはりGPUクーラーの固定は足を基盤に突っ込んでネジ4本で固定するといった貧弱な固定方法でした。
※GPUを基盤よりはずす場合、かなり強い力が必要だった為コア欠けの心配があります。
元から添付されていたグリスは非常に硬く、取るのに苦労しました。
お陰でGPUダイ接触面に傷を付けてしまいました。(画像3つ目の中心辺り)

 

コアとのご対面。
09年19週目に作られたもので、09年5月初めに作られたと言う感じですね。
「NOP109.0B」「215-0758000」との記述あり、ググっても何も出ず・・・。

 

デジタルPWM辺りの用途不明のブツたちです。
「FP4-200」「27CH09D」・・・メモリフェーズ用?
「CPLA-3-50」「15CH09 B」・・・電源の供給用?
「CPL-2-50」「29CH09 I」・・・GPUの電源供給用?
ググればこちらの解説サイトさんが引っかかりました。

 

「VT1165MF」・・・PWMコントロール用?
解説サイトさんによると4890で「VT1165MF」が2つになったとの事。

 

明らかに2ピン接続。
パターンの空きはあるっぽいので、ファン電源のプラスチック部分を交換してやれば3ピン接続は可能かも!? 

GPUクーラーの足で基盤に突き刺さる形となるので穴の所に布のようなものが貼ってあります

 

VRM部分のシンクです。
こちらのシンクはこちらの画像の中心にあるデジタルPWM制御の冷却に使われているようです。

 

 

◇ベンチマーク

今回はいつも通りの3DMark06、3DMark Vantage(Perfomance)、CrystalMark2004R3、バイオハザード5、DevilMayCry4、ストリートファイター4、タイムリープで検証します。

 

 

◇検証スペック

 

 

◇ベンチマーク

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3DMark06


3DMark Score:17050
SM2.0:6672
SM3.0:8067
CPU:4794

 

3DMark Vantage Perfomance


3DMark Score:P10852
GPU:10465
CPU:12209

 

CrystalMark2004 R3


Mark:220505
GDI:11967
D2D:5483
OGL:44774

455555

 

DevilMayCry4 ベンチマーク


Rank:S
SCENE1:196.39 FPS
SCENE2:182.29 FPS
SCENE3:247.72 FPS
SCENE4:146.6 FPS

 

バイオハザード5 ベンチマーク


Rank:A
Average:75.0 FPS

 

ストリートファイター4 ベンチマーク


Rank:A
Score:9937
Average:59.86 FPS

 

タイムリープブートベンチ


FPS:123 FPS

 

 

◇オーバークロック検証

コアクロックをどれだけ引き伸ばせるか3DMark06で検証します。

購入したモデルのコアクロックが900MHzでしたので、初めは950MHz→3DMark06完走。

いけるかどうか不安だったのですが、コアクロック1GHzで3DMark06完走

コアクロック:1GHz
メモリクロック:975MHz
 

3DMark Score:17749
SM2.0:7037
SM3.0:8342
CPU:4949

まさか1GHzでベンチが回るとは・・・。

続いてコアクロック1020MHzで3DMark06を回してみましたが、途中で何度もフリーズしたので限界は1GHzを超えてからすぐ目の前にありそうな感じです。(たぶん1015MHz辺り。)

 

◇消費電力

3DMark06

312W

DMC4

329W

アイドル

215W

 

 

◇発熱

3DMark Vantageの動作時にGPU-Z Ver0.34を使用して温度を計測してみました。

元のファイルはコチラ

アイドル時の温度

約44度

高負荷時の最大温度

約78度

※室温28.3度で計測。

 

既にRadeon HD 5870は目の前に迫っているので、Radeon HD 4890を買う必要は無いかと思われますが、一応比較用として購入しましたがなかなか良いですね。

3DMark06で17000を越すとは思ってもいませんでした。

こいつをCrossFireすれば更に面白そうなスコアーが出そうなのですが、Radeon HD 5870を購入後比較を行い役目を終えればおでん氏に寄贈予定ですので、彼にCrossFireのスコアーなどを測っていただく予定です。

 

◇Coneco.netでも公開中

当レビューはConeco.netでも公開中です。

もし宜しければご覧下さい。

https://reviewdays.com/?p=5847

 

GV-R489OC-1GD

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