GPD Pocket、1次ロットで発生している問題の解決のため日本人向け2次発送分は延期へ #GPD #GPDPocket

 

先日INDIEGOGOで出資した日本人向けに発送が開始された「GPD Pocket」ですが、発送中にバッテリー端子の接触不良やセンサーの誤動作による問題?でスリープから復帰してしまう症状が発生しており、その解決のために日本人向けの出資者への2次発送分を延期しているコメントがINDIEGOGOで公開されています。

 

 

Dear friend, as you know. recently, we find there are some issue of the first batch`s Pocket, now we are solving these issue, once the problems fixed, we will arrange the shipment to Japanese backers, please kindly wait with patience.

「1次ロットにはいくつかの問題があることが分かりました。今私たちはこれらの問題を解決している最中です。問題が修正され次第日本人向けの出資者に配送予定」とのことですが、現時点で修正の見込みはいつ頃になるかは不明となっています。

 

 

 

 

バッテリーの接触不良問題

GPD Pocketのバッテリーはメイン基板とフラットケーブルで接続されているのですが、その接着部分の固定が甘く、商品が到着するまでに抜けているため充電できなかったり電源が入らない、または中途半端に刺さっている状態で電源が付いたり、付かなかったり等を引き起こしているようです。

Dream Seed様にて分解方法が公開されており、接触不良の直し方を解説されておりますので同様の現象が起きている方は一度確認されてみては如何でしょうか。

 

 

 

 

スリープ復帰問題

GPD Pocketを閉じた状態(スリープ)の時にいつの間にかスリープが解除され、バッテリーが消費されるという不具合が多く聞こえてきます。

 

 

原因としてはホールセンサーの動作不良や、トラックポインタキャップがディスプレイに当たり、スリープから復帰しているということが原因のよう?で、前者のホールセンサーはBIOSのアップデートかWindows 10のレジストリ変更、後者はGPD Win用のキーボード干渉防止用ゴムをディスプレイ周辺に貼ることで誤魔化せているとのこと。

 

レジストリの変更方法はMobileHackerz様の記事よりご確認を。

 

 

 

 

メモリクロックがLPDDR3-1066で動作

GPD Pocketに搭載されている「Atom x7-Z8750」のメモコンはLPDDR3-1600に対応しており、GPD Pocketの出資ページのスペックでも「LPDDR3-1600」と記載されています。

しかしながら到着した方からの報告では「LPDDR3-1066」で動作している状態です。

 

 

コメントの中で公式より「安定性を重視しているため現在のクロックで動作させており、将来的にBIOSの更新で対応予定」とのこと。

 

 

 

 

逆に考えよう、不良が修正されたものが来るのだから

INDIEGOGOのコメント欄で荒ぶっている日本人の方々、SNSで「今日も発送連絡が無い」と書かれている方々、一度落ち着きましょう

長い目で見れば1次ロットから得たフィードバックは2次ロット以降へと適用され、より良いモノへと変わるはずですし「今は修正を待ち、次回発送連絡を待つ」しかありません。

期待が大きいのは重々分かってます、私も出資者でType-Cアダプタを付けてしまった影響で1次ロット出荷から漏れてしまった一員ですので。

 

 

その上で快適に使えるようにするために純正ケースや、Thinkpad用のトラックポイントキャップ(ロープロファイル)液晶保護シート類を準備するのは如何でしょうか。

 

 

発送が待ち遠しい。

 

 

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