・ZBOX ID90シリーズ 製品情報 ZOTAC ベアボーン ZBOXシリーズ – 株式会社アスク
・ZOTAC ZBOX ID90 Core i7-3770T搭載ベアボーン 日本正規代理店品 PC721 ZBOX-ID90-J – Amazon.co.jp
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先日ZOTAC製のコンパクトPC「ZBOX ID90」を購入したので、分解を行ってみました。
分解方法はマニュアルに記載されてあるため、省きます。
※PDFファイルのため注意。
事前にCPUクーラー、2.5インチベイは外してあります。
CPUは交換が可能で、超小型PCの割には自由度が高いベアボーンといえるでしょう。
メモリスロット
メモリスロットはノートパソコン用のDDR3 SODIMM×2スロット。
取り付けるCPUによってDDR3-1333~1600まで変化し、最大16GBまで対応します。
2.5インチスロット
2.5インチHDDスロットを1基搭載しており、メモリの上に設置する形となります。
2.5インチベイは専用のプラスチック製のものでネジ止め出来るため、簡単に取れないようになっています。
謎のSATA端子
2.5インチベイ以外にもSATA端子1ポートが用意されています。
しかしSATA電源が無いため、外部電源を用いなければ利用できなさそうです。
ちなみにですが、採用されているチップセットはH61のようですし、外部チップも見当たらないのでSATA3ではなくSATA2である可能性が高そうです。
CPU周り
CPU周りは4+1フェーズ?で構成されており、TDP 45WのCore i7-3770Tで動作するように設計されています。
試しにTDP65WのCeleron G530を使ってブートさせましたが、問題なく動いておりました。
CPUクーラー
CPUクーラーは専用のブロアー型ものが採用されており、CPU接地面は銅製となっています。
ソケットとクーラーの固定はLGA1155用の穴を使いネジ止めとなるため、交換はできなくもないでしょうがクーラーの高さが3cm以下で、ブロアータイプがまず存在しないかと思うので、実質交換不可と言えるでしょう。
ファン電源は4ピンでPWMに対応。静音性はブロワー型のため少々うるさく、高い風切り音が目立ちました。
CMOSクリアースイッチ
CMOSクリアースイッチが基板上に設置されていました。
利便性を考えると、I/Oパネル側に設置していただきたかったですね。
mini-PCIeスロット
mini-PCIeスロットにはIntel製のCentrino Wireless-N 135が取り付けられており、Wi-Fi (802.11 b/g/n 150Mbps)とBluetooth 4.0に対応します。
アンテナ線は2本のみとなっており、11a (5GHz帯)非対応、11nで接続した際には300Mbpsではなく150Mbpsとなるため注意が必要です。
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