CoolerMaster 静音向けPCケース「Silencio 452」の外観をチェックする (1/2)

CoolerMaster 静音向けPCケース「Silencio 452」の外観をチェックする (1/2)

Silencio 452 – Cooler Master Grobal 公式

Cooler Master PC ケース Silentシリーズ – Cooler Master Japan 公式

CoolerMaster 静音向けPCケース「Silencio 452」の外観をチェックする (1/2)  – Re;con-ReviewDays

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Cooler Master製の静音向けPCケース「Silencio 452」の外観をチェックしていく。

  

 

Silencio 452とは

はじめにSilencio 452とはCooler Masterの「Silentシリーズ」となっており、名前の通り「静音思考向け」とも言えるPCケースだ。

PCケースサイズは「ミドルタワー」。対応マザーボードはATX/Micro-ATX/Mini-ITX」となっている。

 

商品名 Silencio 452
型番 SIL-452-KKN1
PCケースサイズ ミドルタワー
対応マザーボード ATX/Micro-ATX/Mini-ITX
5インチベイ 2台
3.5インチベイ 6台
2.5インチベイ 2台
PCIE拡張スロット 7本
搭載ファン 前面:12cm or 14cmファン ×2個
背面:12 or 8 or 9cmファン ×1個
付属ファン 12cmファン
対応電源 ATX電源
サイズ 190 × 449 × 497m
(幅/奥行き/高さ)
重量 6.14kg
1色 (Midnigh Black)

 

PCケースでは珍しく、2.5インチ専用のベイが設けられておりSSD/2.5インチHDDなどを2台まで取り付けすることが可能だ。

 

 

 

 

パッケージ及び付属品一覧

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<付属品一覧>

・簡易水冷固定用金具 ×2
・5インチベイ固定用アタッチメント
・3.5インチベイ固定用アタッチメント
・インシュロック ×8本
・ねじ類
・取扱説明書

 

 

 

 

正面

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正面には静音性を高めるドアを搭載

 

 

 

 

前面のスイッチ類

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前面には以下スイッチが配置されており、上から

・電源ボタン
・リセットボタン
・HDDアクセスランプ

となっている。

 

電源ボタンは通常PCケースの上部に配置されることが多いが、「Silencio 452」の場合は前面に配置されていた。

ボタンサイズはケースの割には小さく、少々押しにくく感じるかもしれない。

 

 

 

 

静音性を高める前面ドア

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前面は静音性を高めるためにドアを採用しており、その内部には吸音スポンジが搭載されている。

 

 

 

 

前面フィルター

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前面には埃の侵入を防ぐフィルターが設置されており、ワンタッチで取り外せるようになっている。

こちらのフィルターはプラスチックとスチールを組み合わせた素材のため、水洗いを行っても問題なさそうだ

※但しメーカーのマニュアルを確認すると水洗いではなく、ホウキで掃除しているためその点には注意して頂きたい。

 

 

 

 

吸気用ファン

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前面には吸気用のファンステイが2個有り、ケース付属の12cmファンが予め搭載されていた。

こちらのファンステイは12cm、または14cmのファンを2個搭載可能となっており、パフォーマンスに応じて個数、サイズを変更できるのは嬉しい

 

 

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また、前面の吸気ファンの部分にはケースに付属する金具を利用することにより12cm×2の簡易水冷のラジエーターを設置できるように設計されている

今回、簡易水冷は持ち合わせていなかったため検証はできなかったが、恐らく12cmタイプのラジエーターも搭載は可能であると思われる

 

 

 

 

前面用付属12cmファンについて

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ケース前面に予め固定されている12cmファンはCoolerMaster製の「A1205-08CB-3BN-F1(DF1202512SEDN)」となっており、800RPM、3ピン電源、ペリフェラル電源で接続されている。

800RPMとかなり低回転、静音なものが採用されているため、必要に応じて交換したほうが良い。

 

 

 

 

右側面/左側面

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右側面、左側面ともに吸気用の穴が設けられており、前面の12cm/14cmファンはこれらの穴から吸気するようになっている

 

 

 

上面

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上面にはアクセスポートのみ。

質感はプラスチックのようで、表面はざらついており、指紋が少々目立ってしまうのが難点

 

 

 

 

アクセスポート

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PCケース上面にはUSBやサウンドなどのアクセス用のポートが集約されている。

 

左から

・マイク端子
・3.5mmイヤフォンジャック
・USB 2.0 ×1ポート
・USB 3.0 ×2ポート
・SDカードスロット

となっている。

 

他PCケースに比べるとUSB 3.0×2ポート、USB 2.0×1ポート、SDカードスロットが搭載されているなど差別化が図られている。

なお、こちらのSDカードスロットだが「Silencio 452」のサイトには仕様が掲載されていなかったため、レビュー2本目でSDHC/XC対応なのか、UHS-Iに対応しているかなど検証していきたい

※マニュアルではClass 10対応のみ表記。

 

 

 

 

下面

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下面は電源の吸気フィルターとインシュレータを搭載

 

 

 

 

電源用吸気フィルター

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電源用の吸気フィルターは簡単に取り外しが可能で、水洗い可能な素材のようだ。

フィルター自体は柔らかく、端の処理がしっかり行われていたため手を切る心配も無さそうだ

※但しメーカーのマニュアルを確認すると水洗いではなく、ホウキで掃除しているためその点には注意して頂きたい。

 

 

 

 

インシュレーター

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PCケースを支える足、インシュレーターはプラスチックのようで他PCケースに比べ下からも吸気できるようにするためか、少し高めになっていた。

PCケース自体が約6.14kgという軽さのため、十分なインシュレーターだと思われる。

 

 

 

 

背面

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背面は水冷用ホース2ヶ所、排気用12cm/9/8cmファン×1個、拡張スロット7本、ATX電源搭載可といった仕様だ。

 

 

 

 

水冷ホース

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ここ最近のPCケースでは当たり前になってしまったが、「Silencio 452」水冷用のホース穴を2つ備える

 

 

 

 

背面用12cmファン

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「Silencio 452」背面に8/9/12cmファンが1つ搭載可能だ。

ケースに付属している背面ファンは前面についていたものと全く同じでCoolerMaster製の「A1205-08CB-3BN-F1(DF1202512SEDN)」となっており、800RPM、3ピン電源、ペリフェラル電源で接続されている。

静音ケースのためか、非常に低速なファンが採用されているため、必要に応じて8/9/12cmファンの取替を行うべきだろう

 

 

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またファンには風向きが書かれているため、取り付けするときに迷うことはないだろう。

 

 

 

 

ケース内部

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ケース内部は3ヶ所裏配線が可能となっている。

 

 

 

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裏配線を目立ちにくくするゴムは非常に薄く、ケーブル類も非常に通しやすくなっている

 

 

 

 

吸音スポンジを両面の扉に搭載

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吸音スポンジを両側面の扉に貼付されており、ケース内の騒音を吸収し、外部に漏れにくくしている

 

 

 

 

5インチベイ

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5.25インチベイはツールフリーの固定方法となっており、最大2台搭載が可能

ツールフリーの固定は片方からのみとなるため、振動が気になる人はネジ止めを推奨したい

 

 

 

 

3.5インチベイ

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3.5インチベイもツールフリーの固定方法で最大7台固定することが可能

但しHDDの固定は片方からのみの為、仮止めと考えたほうが良いだろう。きっちり固定する場合はネジでの固定を推奨する

 

 

 

 

2.5インチベイ

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2.5インチベイはツールフリーではなく、ネジ固定

最大2台搭載が可能で、1台は3.5インチベイの上、2台目は電源横となる。

1つ気になったのは2台目に搭載する電源横の2.5インチベイだ。ここにSSDを搭載した場合、SATA端子やSATA電源が逆字のタイプでない限りケーブルに負担がかかる可能性がある

この辺りは次のレビューにて確認していきたい。

 

 

 

 

拡張スロット

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拡張スロットは昔ながらの「蓋を割っていくタイプ」を採用しており、割った後は埃が侵入しないように以下の様な拡張スロット用のカバーを購入する必要がある

 

PA-010・PA-010BK – Ainex

AINEX スロットカバー [PA010] – Amazon.co.jp

Ainex スロットカバー ブラック [PA-010BK] – Amazon.co.jp

アイネックス スロットカバー ブラック PA-010BK

静音性を重視するPCケースだからこそ、この辺りもこだわってスロットカバーが付いたタイプにして頂ければより良かったと思う。

 

 

 

 

電源

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電源はATXのものを搭載することが可能

また、静音を重視したケースだけに源を置く部分にもインシュレーターが設置されており、ケースとの共振が抑えられているのもポイントだ。

 

但し奥行きが長い大容量電源を搭載する場合は2.5インチベイが利用できなくなるため、注意して頂きたい

この辺りの検証も次回のレビューで確認していきたい。

 

 

 

 

ケース裏面

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ケース裏面は裏配線用のスペースが設けられておりそこまで太くないケーブルならば裏配線も可能だ。

また、裏配線用のホールを3つ備えているため、必要に応じてケーブル類を目立ちにくくすることも出来る

 

気なることといえば裏配線用の幅が大きく取られていないため、もう少し横幅を大きくしてでも余裕を持った設計にしていただきたかった

 

 

 

 

ケース付属ケーブル

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PCケースから生えてきているケーブルは以下のとおり。

・USB 3.0ピンヘッダ
・USB 2.0ピンヘッダ
・AC97/HD Audioピンヘッダ
・フロントパネル用ピンヘッダ

Power LEDのピンヘッダは1ピン×2で3ピンのタイプではなく、スピーカーはケースに付属していなかった。

また、USB 3.0をUSB 2.0へと変換するケーブルも付属していなかった。

 

 

 

外観レビューはここまで。更なる詳細なレビューはCoolerMaster 静音向けPCケース「Silencio 452」の内部をチェックする (2/2)に続く。

 

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