・C847IS-P33 – MSI 公式
・MSI、実売7,980円のCeleron 847搭載Mini-ITXマザー – PC Watch
・MSI C847IS-P33 Celeron847 1.1GHz オンボードマザーボード – Amazon
・【送料無料】 MSI C847IS-P33 – 楽天市場
Celeron 847 1.1GHz (デュアルコア)をオンボードで搭載するMini-ITXマザー「C847IS-P33」をフォローワー様からお借りし、検証させて頂きました。
[13.02.09]:投稿
[13.02.18]:ベンチマークレビューをページ最後に追記
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目次
- 1. パッケージ及び付属品一覧
- 2. マザーボード概観
- 3.
- 4. 搭載CPU
- 5. CPUファン
- 6. CPU用電源
- 7. DDR3-1066/1333 最大16GBまで対応
- 8. Intel NM70 Express
- 9. 拡張スロット
- 10.
- 11. SATAポート
- 12. I/Oパネル
- 13. USB用のピンヘッダ
- 14. ファン用の電源
- 15. 安価ながらビープ用スピーカーを搭載
- 16. 電池
- 17. BIOS画面はUEFIを採用
- 18. Windows 8向け機能
- 19. Intel Smart Connect Technology対応
- 20.
- 21. Intel Rapid Start Technology 対応
- 22. Intel HD Graphics向けのVRAMの割り当て
- 23. 各種オンボード機能
- 24. [13.02.18]:ベンチマークのレビュー追記しました。
パッケージ及び付属品一覧
<付属品一覧>
・Quick Installation Guide
・代理店アスクの保証書
・マザーボード本体
・I/Oシールド
・ドライバー、ユーティリティーディスク
・SATA 3.0用SATAケーブル ×1本
・SATA 2.0用SATAケーブル ×1本
実売7,980円のマザーボードでSATA 3.0用のSATAケーブルが付いていたのは割と嬉しい。
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マザーボード概観
Celeron 847 1.1GHz (デュアルコア)をオンボードで搭載しており、マザーのサイズはMini-ITX。
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搭載CPU
Celeron 847をオンボードで搭載、オンボード実装になるので交換は不可。
32nmプロセスで製造され、デュアルコア、TDPは17W、L3キャッシュは2MB、内蔵グラフィックスはIntel HD Graphics 最大800MHzとなります。
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CPUファン
CPUファンは4cmのものが使われており、電源は3ピンのためBIOSから速度制御が可能。
ファンの音はAutoでも全く気にならず静音です。
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CPU用電源
CPU用電源は4ピンを採用。昔の電源でも安心して使って頂けます。
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DDR3-1066/1333 最大16GBまで対応
メモリスロットは2本備えており、Celeron 847の仕様でDDR3-1066/1333 最大16GBまで搭載可能。
またCeleron 847は64bit OSをサポートしているため、メモリを大量に積んでも問題有りません。
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Intel NM70 Express
Intel NM70 ExpressはCPUの下に配置されており、非常に薄いヒートシンクに覆われており、高さは1.5cmほどでヒートシンクとして意味があるのか!?と疑いたくなるぐらい。
Intel NM70 Expressはノートパソコン向けのHM75 Expressから一部の機能(RAID、SMART、Anti Theft technology、Intel Wireless display、3画面出力等)を取り除き、PCI Express 2.0 ×4、SATA3 ×1ポート、SATA 2.0×3ポートの計4ポートのみになっています。
詳細はこちらのPDFの23ページをご覧ください。
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拡張スロット
拡張スロットはPCI Express ×1が1つのみ。
こちらのマザーボードに搭載されているIntel NM70 ExpressはPCI Express×4を持っていますが、余裕を持ってか×1のみとなっています。
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SATAポート
白いポートがSATA3、黒いポートがSATA2。計2ポートのみ。
NM70 ExpressではSATA3 ×1ポート、SATA2 ×3ポートサポートしているはずなので残り2ポート出して欲しかった。
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I/Oパネル
・PS/2ポート(マウス、キーボード用) ×2
・DVI-D
・D-Sub
・USB 2.0 ×4ポート
・Gigabit Ethernet
・8chオーディオ
最近では珍しくなったPS/2のポートが2つも用意されています。
また出力がDVIとD-Sub2つも用意されているのが助かります。
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USB用のピンヘッダ
USB 2.0用のピンヘッダは2ポート搭載。
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ファン用の電源
CPU用のファン電源は4ピン、オプショナルファンは1個のみで3ピン仕様でした。
2つのファン電源ともBIOSから回転数を手動でAuto、50%~100%と制御することが可能です。(画像3枚目)
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安価ながらビープ用スピーカーを搭載
安価なマザーながら、異常発生時に知らせてくれるビープ用のスピーカーを搭載。
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電池
BIOSの設定や時間設定を保存するボタン電池は置く場所がなかったのか、I/OパネルのLANポートの部分に貼り付けられていました。
電池とマザーボードの接続は2ピンを使用している模様。
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BIOS画面はUEFIを採用
BIOSはマウスが使えるUEFIを採用。従来通りキーボードも使えます。
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Windows 8向け機能
Windows8向けとしてBIOSで以下機能がサポートされています。
・Windows 8 Logo Requirement:ONにするとUSBやPS/2、SATA等を読み込むか設定が可能
・Fast boot:Windows 8をインストールした状態でONにしていると電源オンからログオン画面まで最短1.5秒まで縮めることが出来る機能。
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Intel Smart Connect Technology対応
Intel Smart Connect Technologyに対応しており、スリープ時でもスケジュールされた時間に起動し、ネットワークを確立。必要な情報を取得し再びスリープに入る。
UltrabookやスレートPC向けの機能ですが、こちらのマザーボードでも対応している模様。
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Intel Rapid Start Technology 対応
こちらもまたUltrabookやスレート向けの機能。
簡単にまとめるとOSはスリープ状態、しかしハードウェア的にはメモリに展開したデータをSSDに保存し休止状態へ移行。以上によりスリープ復帰時の様に短時間で復帰しながら消費電力は休止状態とほぼ同じにするという形。
デスクトップ向けの機能としてはあまり利用しないかもしれませんね。
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Intel HD Graphics向けのVRAMの割り当て
オンボード向けのVRAM割り当ては32M~256MBの4段階で割り当てが可能。
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各種オンボード機能
オンボードLAN、オンボードオーディオなどをBIOSから殺すことも可能。
なお、こちらの画面の時にIDE互換モード、AHCIに変更できるのでXPをお使いの方は必ず「IDE互換」に設定して下さい。(でないとOSインストール中にフロッピーにAHCIのドライバ入れないといけなくなります。)
[13.02.18]:ベンチマークのレビュー追記しました。
・Intel Celeron 847のパフォーマンスを検証 – Re;con-ReviewDays
パフォーマンスの検証は上記記事をご覧ください。
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うちのは割とやかましいです。
性能は、Ubuntuでネットするぐらいなら十分足りてますね。