Gateway SX2370-F44D 適当なレビュー

パッケージ及び付属品一覧

＜付属品一覧＞

・PC本体
・Keyboard information
・デスクトップPC基本パッケージリスト
・故障の時は(修理依頼書)
・在庫製品の品質確認実施に関するお知らせ
・セットアップガイド
・クイックガイド
・マウスパッド
・電源ケーブル
・スピーカー1セット(2個)
・有線キーボード
・有線マウス

購入時から基本的なモノ(キーボード、マウス、スピーカー、マウスパッドなど)全て揃っており、液晶さえアレばすぐ使えるようになっているのが有難いですね。

スペック

型番：SX2370-F44D
CPU：AMD A6-3620 2.2GHz TB時2.6GHz (クアッドコア、32nm、TDP 65W)
Mem：DDR3-1333 2GB×2 (空き2スロット、最大16GB増設可)
チップセット：AMD A75
GPU：オンボード (Radeon HD 6530D 443MHz)
HDD：SATA2 500GB (7200RPM)
光学ドライブ：DVDスーパーマルチドライブ (DVD-RAM/±R/±RW)
OS：Windows 7 Home Premium 64bit SP1
インターフェース：USB3.0×2個、USB2.0：9個、Gigabit Ethernet(LAN)×1、D-Sub 15ピン×1、HDMI×1、ライン入力、出力×1
電源：220W
サイズ：256 × 100 × 352 mm (高さ、幅、奥行き)
重量：約6kg
センサー類：–
その他：メモリーカードスロット (SDカード、メモリースティックプロ、メモリースティック、コンパクトフラッシュ、コンパクトフラッシュ、マルチメディアカード)
保証：1年間センドバック保証

AMD A6-3620 2.2GHz/4GB/500GB/DVDスーパーマルチ/Win7 HP 64bitというスペックになっており、64bitを採用している割にはあくまで「ミドルレンジ」に留める性能になっています。

個人的にはメモリ容量とHDD容量をもう少し上げていただきたかった。

外観

デスクトップとしては小型のスリムケースを採用。幅を取らず液晶の下や横に置いて頂けます。

正面

正面には光学ドライブや、USBポート、カードリーダーを搭載。

光学ドライブは画像1枚目の上部のボタン(右側)を押すことで開閉可能。その左側のスイッチはPC本体のLEDのON/OFFとなっている。

前面のアクセスベイを下げると画像2枚目のUSB、カードリーダーなどにアクセスできる。

前面のアクセスベイは出っ張るUSBメモリなどを挿すと、閉じることが出来なくなるので注意が必要。

右側面

右側面はCPUクーラーの吸気用の穴が開けられています。

うっすらとCPUクーラーが見えていますが、AMDの純正リテールのようなトップフロー形式を採用している模様。

左側面

左側面には特に何も無し。

背面

＜背面の出力系端子一覧＞

・ライン入力(水色)、ライン出力(黄緑)、マイク入力(ピンク)
・USB 3.0 ×2ポート
・Gigabit Ethernet (10/100/1000Mbps) LANポート ×1
・USB 2.0 ×4ポート
・D-Sub 15ピン
・HDMI出力
・マウス用PS/2
・キーボード用PS/2

拡張スロットはロープロファイル。ケース自体かなり細くなっているので仕方ありません。

電源は220Wのモノを採用しており、排気用ファン(恐らく4cm)を搭載。サイズの割に比較的静かです。

搭載HDD、DVDドライブ

搭載されているHDDはSeagate製の「ST500DM002」、光学ドライブはPLDS製の「DH16ABSH」。

HDDはSATA3に対応しており、回転数は7200RPM、キャッシュは16MB。

SATA3対応のものを利用しており、少々驚きました。ただHDDでSATA3対応だろうとSATA2に比べてパフォーマンスは上がるわけではないので、全く意味はありませんが。

電源ボタン

電源ボタンは上部に搭載されており、その周りにLEDライトのON/OFFボタン、DVDドライブのイジェクトボタンが配置。

LEDライトのボタンを押すとPCが白色のLEDで点灯します。省エネ思考ならOFFで問題ないでしょう。

ケースの分解

ケースを分解するときには「ケース上部の背面側」にあるプラスチックの取っ手を上部に上げる必要があります。

ただしケースを分解するときには保証シールを剥がさなければ分解ができないので、メーカー保証や延長保証が終わってから出ないと保証を溝に捨てることになります。

後は背面の数個のネジを取り外せば分解が可能です。

拡張スロット

・Gateway SX2370-F44D の拡張スロット – Re;con-ReviewDays

SX2370-F44Dの拡張スロットは別記事でご紹介させていただいております。

そちらをご覧ください。

付属マウス

付属マウスは光学式の有線タイプ。

サイズは小型で「つまみ持ち」しやすい形状になっています。

普通に使うレベルでは十分なマウスです。

付属キーボード

付属キーボードは「アイソレーション」を採用したキーボードになっており、掃除がしやすいキーボードになっています。

しかし長い間使っているとキーの出っ張りが少ないためストロークが短く、指が疲れやすいように感じました。

また配列も通常の106日本語キーボードに比べ、ぎゅっと押し込まれたような配列になっているため、慣れが必要です。

どうせなら普通のキーボードで良かったんですが。

付属スピーカー

付属スピーカーは左右1個ずつ配置する為2個1セットとなっています。

接続コネクタはUSBと3.5mmイヤホンジャック。USBで電源を取り、3.5mmでラインアウトという仕様。

音量調節はスピーカー側から行えますが、音はスッカスカで「鳴れば良い」というレベル。低音を重視される方は別途スピーカーの購入をお勧め致します。

HDDの空き容量、パーティション

搭載されているHDDは1台のみですが、リカバリ用に「回復パーティション」として11GB割り当てられています。

Windows7のSYSTEM用の領域が100MB、残り454.66GBがフリーな領域として割り当て。

比較的大きな容量が開いています。

プリインストールされているアプリ一覧

国内メーカー製のPCに比べプリインストールされているアプリケーションはかなり削減されていることが確認できます。

プリインストールされているアプリケーションは37個、容量は2.1GB。

国内メーカーのPCによく見られる「Microsoft Office」は入っていません、ご注意を。

※必要があれば別途購入することも可能です。

リカバリディスクの作成

・ – Re;con-ReviewDays

3DMark06

Score：5006

SM2.0：1737

SM3.0：2022

CPU Score：3187

3DMark06の総合スコアー的にGeForce 7800GTX相当の3D性能を持っているようです。

比較に出されやすいIntelのSandyBridgeのHD2000の総合スコアーが3000相当なので、AMD A6-3620の方が1.5倍弱性能が高いことになります。

3DMark Vantage Perfomance

Score：P2752

GPU Score：2277

CPU Score：7343

3DMark Vantage Extreme

Score：X998

GPU Score：955

CPU Score：7438

Windows 7 Experience Index

最大スコアー：7.0

プロセッサ：7.0

メモリ：5.9

グラフィックス：5.7

ゲーム用グラフィックス：6.5

プライマリHDD：5.9

まとめ

・PC本体が非常に小さく、幅を取らない仕様となっているため狭いPCデスクにも置ける。

・動作音も静音であり、負荷を掛けても音が気になることはなかった。

・動画再生やゲーム時に威力を発揮するAMD-A6-3620 2.2GHzを搭載しており、一般向けを意識した仕様になっている。

・OSが64bit版のモノを採用している割にメモリが4GBと少々物足りない。

・保証シールがケースを開けるときに邪魔をする。改造目的で買う人は注意すべき。

・キーボード、マウス、スピーカーと液晶モニタさえ持っていればすぐ使えるような状態にされているのが嬉しい。

・欲を言えばMicrosoft Office (Excel、Wordなど)を搭載したモデルも欲しかった。

・コストパフォーマンスはメーカーPCに比べ非常に良く、一般の方にも十分おすすめできるPCだと感じた。