富士通 ARROWS Z (ISW11F) 適当なレビュー

富士通 ARROWS Z (ISW11F) 適当なレビュー

ARROWS Z ISW11F – au公式

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念願の発売日購入をキメてきました。au初養分です。

恐らく気になっている方も多でしょうし、できるだけ詳しくレビューしていこうかと思います。

[11.12.19 12時]:投稿
[12.01.13]:不具合情報更新
[12.01.21]:誤字脱字など修正

画像URLの直接転載や、画像、文章コピーなどはお断りしております。

引用される場合は記事URLにして頂くよう宜しくお願い致します。

 

 

 

パッケージ及び付属品一覧

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<付属品一覧>
・マニュアル類 ×7冊
・本体

クレードルや充電ケーブルなども付属されておりませんでした。

ただしミドリ電化でMNPでの契約でしたので、auの共通ACアダプタ03シロを貰うことが出来ました。

 

 

 

スペック及び概観

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型番:ISW11F
OS:Android 2.3.5 (GingerBread)
液晶:4.3インチ TFT HD解像度 (1280*720)  1677万色
CPU:TI OMAP 4430 1.2GHz (デュアルコア、45nm)
GPU:Power VR SGX 540
モデム:MDM6600 (WiMAX)
RAM:1GB
ROM:8GB
外部メモリ:microSDHC 最大32GB
背面カメラ:1310万画素 Exmor搭載 Full HD撮影
前面カメラ:130万画素
フラッシュ:LEDシングルフラッシュ
キーボード:なし
バッテリー:1,460mAh
Bluetooth: Bluetooth 2.1+EDR
ネットワーク:CDMA、WiMAX対応、WIN HIGH SPEED対応 (CDMA2000(800/2100MHz) GSM(900/1800/1900MHz))
ガラケー機能:Felica、ワンセグ、赤外線、防水、ezwebメール、Cメール
Wi-Fi:11b/g/n
カラー:4色 (ファインホワイト/ストリームブルー/ライブピンク/ネオブラック)
サイズ:64×128×10.1mm
重量:約131g
SIMカードスロット:通常SIMカードスロット
センサー類:A-GPS、ジャイロセンサー、デジタルコンパス、近接センサー、光センサー
その他:防水防塵機能(IPX5/IPX7)、DLNA対応、ATOK搭載、富士通モバイル統合辞書+、FMトランスミッター、W-Fi、USBテザリング(最大8台まで) 、SIMカードスロット有り
価格:新規 3万円、機種変 7万円、MNP 4.7万円
発売日:2011年12月17日~ 発売中

 

 

 

液晶

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液晶は4.3インチのフルカラー1677万色 HDディスプレイを搭載。

解像度はHD (1280×720)となっており、従来のWVGA (800×480)や、qHD (960×540)を遥かに超える解像度となっています。

視野角は悪くなく、液晶面が光沢のため少々照り返しがあります。

ただ見る角度によって色変化が起こることを確認しています。(4枚目参照)

左斜め下から覗いた場合「青白く」変化、右斜したから見た場合「黄色く」変化

この色変化はちょっと気になりますね…。

Twitterで聞いてみるとウチほど黄色く変色はしないとのことで、個体差の可能性があります。

 

 

 

タッチパネル

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マルチタッチは最大4点となっており、海外のスマートフォン勢は多くが10点認識なので少々残念ですね。

聞いた所によると兄弟機のARROWS X (F-05D)も4点認識とのことです。

 

 

 

メニュー、ホーム、戻るキー

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ISW11Fのメニュー、ホーム、戻るキーは「ハードウェアキー」となっており、リーチ棒の上に配置されています。

ハードウェアキーは左から

・メニューキー
・ホーム
・戻るキー

と言った配置になっており、通常のスマートフォンとはキーが「逆」の配置になっていることがわかります。

冷モックなどを見ていましたが、これらのキー配置が通常のスマートフォンと逆というのは気づきませんでした。

戻るとメニューキーが逆になっている為、少々慣れが必要です。

 

 

 

上部

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上部にはmicroUSB、micro HDMI端子、3.5mmイヤホンジャックが配置されています。

防水のためペラペラですが蓋が取り付けられています。

防水なのにこんなにペラペラで大丈夫なのか不安です。

 

 

 

右側面

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右側面にはキーなどは配置されていません。

個人的にはシャッタキーを搭載していただきたかった。

 

 

 

左側面

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左側面には電源ON/OFFキー、音量上下キーが配置されています。

電源キーの出っ張りが小さいのでケースなどを着用される際には押しにくくなります。

ケース無しの状態でも十分押しにくいですが。

 

 

 

裏面

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裏面には1310万画素のカメラと、LEDフラッシュ、スピーカーが配置されています。

端末のカラーが黒色なので気付きづらいですが、ど真ん中に「ARROWS」ロゴが印刷されています。

 

 

 

バッテリー蓋

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バッテリー蓋は端末の裏側の下にある部分から剥がしていく構造で、蓋の取り外しは非常に簡単です。

バッテリー周辺には防水のためのゴムパッキンが囲むように取り付けられており、防水はバッテリーの周りだけといった形になっています。

ワンセグアンテナや、スピーカー、クレードル充電端子などは水に浸かっても大丈夫な仕様になっている模様。

 

 

 

バッテリー

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バッテリーは1460mAhのリチウムイオン電池となっており、型番は「TSI12UAA」
3.7V =1460mAh/5.4Whとなっています。  

バッテリーの持ちは悪く、WiMAXを付けていた場合30分で12%減少しました。

省電力設定としては液晶輝度固定のみです。

ISW11Fをルーター端末として考えている方はやめておいた方が良さそうです。

 

 

 

SIM/micro SDHCスロット

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SIMカードスロットはバッテリーを抜かなければ抜き差し出来ない形状となっています。

micro SDHCスロットもまた同じようにバッテリーを抜かなければ抜き差しできません。

ちなみにauのSIMカードですが、SIMカードの固定がプラスチックの爪になっており、外す時は爪楊枝のようなものを持っておかなければ外しにくいです。

 

 

 

カメラ

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背面に1310万画素のカメラとフラッシュを装備。

PS Vitaを撮影した写真は左側がフラッシュ無し、右側がフラッシュ有りで撮影した画像です。(無加工)

正直少々暗い所で撮影したので、綺麗か汚いかは当方では判断しかねますが、ちょっと暗いだけでシャッタースピードが落ちていたのが気になりました。

 

 

 

カメラの設定一覧

ISW11Fでカメラ機能を利用してみた動画です。 (動画1つ目)

SHARP製のようにカメラのアプリはAndroid標準のアプリと全く異なるようなアプリではなく、あくまでAndroid標準のカメラに工夫を加えた様なデザインとなっていました。

AFはシャッターキーがないため、タッチパネルで操作する必要があり、押しっぱなしでAFを合わせ、離した時にシャッターが切れるといった仕様。
AFをキャンセルする際はAFを合わせた状態で画面外に指をなぞって行けばOKです。

動画撮影は画面下にあるキーで切り替えが出来、2秒ほどで静止画⇔動画撮影に切り替えが可能

 

 

 

1080pで動画撮影

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動画撮影はFull HDの撮影が可能。(動画2つ目)

動画撮影時のAFは初めのフォーカスが維持される形で、撮影中にAFが効くことはありませんでした。

タッチフォーカスはどうか?と思い試しましたが、結局AFが効くことはありませんでした。

これほど高画質なカメラを積んでいるにも関わらず、撮影中にAFが効かないのはどうかと思います。

 

 

 

スピーカー

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スピーカーは裏面に1個のみ。

スピーカーが裏面に配置されているため机において音楽などを再生するとやはり音がこもってしまいます。

尚、防水はされているため、水没時でも問題はありません。

 

 

 

NX!UIを試す

NX!UIはデフォルトで設定されているホームアプリで、ISW11Fに内蔵されているホームの中では「一番俊敏な動き」をするホームアプリと言えます。

ホーム画面の左右の移動はかなりスムーズで、比較的ヌルサクと言えます。

ただしウィジェット、アプリのショートカットを移動させた際に一部プチフリのような動きがあり、その部分が少々残念。

 

 

 

Ocean UIを試す

Ocean UIはOcean Observation社が開発したUser Interfaceで、auの端末でしたらほぼすべての端末に搭載されているホームアプリです。

ISW11F内では「au HOME」という名前で使われており、Ocean UIとなっていないのが分かりづらい所。

Ocean UIの動きはサクサクとは言えず、画面の切替時に突っかかっているような感じがします。

またホームにショートカットを配置している際に明らかに一瞬プチフリしている様子が見受けられます。(動画55秒あたり)

またウィジェットを削除する際にも明らかにカクカクとなっており、完成度は低いと感じました。

こちらのホームアプリを使うならばNX! UIの方が優秀だと思います。

 

 

 

無料ホームアプリADW.Launcherを試す

無料のホームアプリ「ADW.Launcher」をインストールしました。

ホームのウィジェット配置等も他ホームアプリよりもサクサク動いており、ドローワー(アプリ一覧画面)のスクロールもヌルヌルとまでは行きませんが今までに紹介したNX! UIやOcean UIよりかはサクサク動いている印象です。

ただし以下点に注意。

・ADW.Launcherはデフォルトの設定だとドローワー(アプリ一覧)が横スクロールになっており、横スクロールの状態でスクロールするとNX! UIやOcean UIよりもガクガクになる。設定から縦スクロールに変更する必要があり。

この点については注意して下さい。

入れた時からヌルサクという訳ではありません、勘違いしないように。

 

 

 

標準ブラウザの挙動

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ISW11Fに搭載されている標準ブラウザの挙動です。

ズーム時にカクカクを隠すためか一瞬でズームするようになっていますが、これは良改良です。

スクロール時のカクつきもかなり減っており、十分使える完成度になっていました。

 

 

 

OperaMobileを使う

ISW11FOpera Mobileをインストールし利用して見ました。

標準ブラウザ以上にヌルヌルで動いており、スクロール時のカクつきも気になるレベルではありませんでした。

複数のタブを開いた状態でタブの切替を行いましたが、問題なく利用できており完成度は高かったです。

標準ブラウザよりも画像を圧縮する機能や、UA偽装、お気に入りを共有するOpera Linkなどの機能もあるので標準ブラウザでは駄目だと言う方にはお勧めできます。

 

 

 

電源ON/OFFを試す

ARROWS Z (ISW11F)にて電源ON/OFFに掛かる時間を計測してみました。 

電源ONに掛かった時間は約88秒程度 (1分28秒)
電源OFFに掛かった時間は約30秒程度でした。

Galaxy Nexusで起動時約35秒OFF時約14秒という速さなので、国産端末はもう少し早く電源ON/OFFが出来るようにして頂きたいですね。

 

 

 

Androidバージョン

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検証時のAndroidのバージョンや、カーネルなど。

Androidバージョン:2.3.5
ベースバンドバージョン:V37R33A
カーネルバージョン:2.6.35.7 ftml@gtml9905 #1
ビルド番号:FGK500

ビルド番号は最終のホットモックと出ていたものと同じようです。

 

 

 

Quadrantでスコアーを計測

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Score:2718 (GalaxyNexus:1466、Desire Z:1370、Desire:1335、Milestone2:1276、SH-12C:1521)

4,5回測って一番良いスコアーを張りました。

同スペックに近い海外のMotorola製スマートフォン「Atrix 2」ではスコアーが2548とのことで、HD解像度を持ちながらAtrix 2を超えるスコアーを叩き出しているのは優秀ですね。

ただしカスタムROMを入れたGalaxy S IIなどと比較するとどうしても劣ってしまいますが。

 

 

 

Quadrant ハードウェア仕様

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AnTuTuベンチを計測

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Total Score:5522 (GalaxyNexus:5944)

2枚目はGalaxy Nexusで撮影した結果、3枚目の画像はGalaxy S II UK版 CM7.1 1.2GHzで検証した結果です。

Galaxy Nexusのスコアーが5944でしたので、そこまでスコアー差があるようではないみたいです。

Galaxy S IIは解像度がWVGAなのでスコアーが高く出るのであまり比較対象にはなりませんが…。

Samsung Galaxy Nexus SC-04D 適当なレビュー – Re;con-ReviewDays

 

 

 

AnTuTuのハードウェア仕様

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CPU:Dual Core ARM v7 Processor (VFPv3,NEON)
CPU Frequency:196MHz ~ 1200MHz
Screen resolution:720×1280
GPU vendor:Imagination Technologies
GPU renderer:Power VR SGX540
Memory size(ROM):3787.1MB(空き)、4194.2MB(全容量)
RAM size:524.2MB(使用中)、888.9MB(空き)

CPUクロック可変は196MHz~1200MHz、RAMは1GBを積んでいますが約888.9MB認識、空き約524.2MBと、1GB積んでいるだけあってか余裕があります。

ROM容量は8GBを搭載していますが、割り当てられているのは4GBで残り3.7GB程度余っています。
十分余裕がありそうですね。

 

 

 

RAMの空き容量

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使用中:186MB
空き容量:620MB

思ったよりRAMが圧迫されておらず約620MBも残っていました。これはちょっと予想外。

 

 

 

ROMの空き容量

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使用中:310MB
空き容量:1.6GB

初期状態からアプリがてんこ盛りでしたが、ROMの空きは1.6GBあり、アプリケーションなどをインストールするには十分な容量が確保されています。

 

 

 

よく言われている不良関連に関して

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・カメラが真っ黒になり、フリーズする

上記動画の様にカメラが真っ黒、カメラアプリがフリーズするということはありました。
再現性は低く、ケータイアップデート後起こったことはありません。

・WiMAXを常時オンにすると暖かくなる

スレや情報通りWiMAXを付けていると段々と暖かくなってきます。
これにWiFiテザリングを付けると更に暖かくなり、酷い時は53度まで上昇することを確認しました。

携帯更新後でこの温度になっているので、抜本的な解決は行われていない模様。
また、50度付近を超えると充電が停止することを確認しています。

通知バーがおかしくなって通知バーの所までウィジェット表示が残る

恐らくADW Launcherが悪さをしているのでしょう。
これは不具合と言うよりも端末と相性が悪いのか、ソフト側の不具合のどちらか。

・有料版ATOKのQWERTYキーボードで全角、半角を切り替えたとき一時プチフリーズする

Galaxy S IIや、GalaxyNexus、SH-12Cなどでは起こり得なかった現象なので、恐らくISW11F側が原因でしょう。
再現性は非常に高く、半角、全角を切り替える度に結構な頻度で発生します。

・再起動するとWi-Fiが何故か起動している

間違いなくバグの一部でしょう。
気づかず無駄にバッテリーを食っている場合があるので再起動後はWi-Fiは切るようにしましょう。

個人的に不具合かなーと思える症状はこれぐらい。
今後気づけば追加していきます。

 

まとめは近日中に書く予定。取り敢えず急ぎで書きました。近日中に項目を増やす予定。

何か質問などがありましたらコメントを書いて頂ければ幸いです。

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