AMD Phenom II X6 1090T Black Edition 適当なレビュー

先日のCrossHair IV Formulaと同じく放置しておりましt…

検証したのが4月、まとめもせず放置しておりましたので


Phenom II X6 1090T Black Edition BOX

パッケージと概観

パッケージは小型化されたものになっています。<付属品一覧>

・リテールクーラー
・CPU本体
・エンブレムシール
・取り扱い説明書

リテールCPUクーラーも965BEと変わりはありませんでした。

 

 

ロット

購入店:ソフマップ.com
購入価格:34,980円
ロット:1015DPMW

 

 

ベンチマーク

今回は「Phenom II X6 1090T Black Edition」 定格(3.2GHz)スコアー、3.6GHz、4.2GHz、4.25GHzのスコアーを計測しました。

 

 

検証環境

 

 

 

 

 

「Phenom II X6 1090T Black Edition」 定格 3.2GHz

3DMark06

3DMark Score:20152
SM2.0:6952
SM3.0:10396
CPU:5756

 

3DMark Vantage Perfomance

3DMark Score:P18932
GPU:19946
CPU Score:16426

 

3DMark Vantage Extreme

3DMark Score:X12712
GPU Score:12562
CPU Score:16454

 

CrystalMark2004 R3

計測忘れ・・・(´ρ` )

 

 

S.T.A.L.K.E.R. CoP ベンチマーク 低負荷

※平均PFSのみ表記
Day:114.2 FPS
Night:121.1 FPS
Rain:139.2FPS
Sun Shafts:104.3FPS

 

 

S.T.A.L.K.E.R. CoP ベンチマーク 高負荷

※平均PFSのみ表記
Day:59.4 FPS

Night:50.4 FPS
Rain:52.9 FPS
Sun Shafts:40.5 FPS

 

 

◇PerformanceTest V7.0 Build 1011

総合スコアー写ってない・・・(´ρ` )

 

 

◇FurMark Ver 1.7 低負荷

Score:4353 points

 

 

◇FurMark Ver 1.7 高負荷

Score:3375 points

 

 

 

◇CINEBENCH RELEASE 11.5

OpenGL:61.90 fps
CPU:4.37 pts

 

「Phenom II X6 1090T Black Edition」 OC 3.6GHz(200*18)

3DMark06

3DMark Score:21249
SM2.0:7268
SM3.0:10888
CPU:6244

 

 

 

「Phenom II X6 1090T Black Edition」 OC 4.0GHz(200*20)

3DMark06

3DMark Score:22146
SM2.0:7512
SM3.0:11320
CPU:6633

 

 

 

「Phenom II X6 1090T Black Edition」 OC 4.2GHz(200*22)

3DMark06

3DMark Score:22708
SM2.0:7695
SM3.0:11600
CPU:6823

 

 

CINEBENCH RELEASE 11.5

OpenGL:- (謎のエラーにより起動不可…orz)
CPU:6.51 pts

 

 

「Phenom II X6 1090T Black Edition」 OC 4.22GHz(200*22)

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3DMark06

3DMark Score:24339
SM2.0:8457
SM3.0:12430
CPU:7034

 

 

CINEBENCH RELEASE 11.5

OpenGL:70.34 fps
CPU:6.69 pts

 

ベンチスコアーだけ張っていってもわかりづらいので表にまとめてみました。

 

Phenom II X6 1090 Black Edition クロック別スコアー比較表

クロック別で3DMARK06総合スコアとCPUスコア、CineBench 11.5のCPUスコアを比較してみました。
一部Cinebenchの検証不足でスコアーが取れていませんのでご了承を。 

3DMark06では3.2GHzから4GHzのOCでスコアーが2000アップ
更に4.25GHzのOCすると4000のスコアーアップが見られました。

Radeon HD 5970とCore i7 975 EEを使用して3DMark06スコアーが2.4万程度なので、ようやく5970が本気を出せると言ったスコアーになっています。

またCineBenchでは定格の3.2GHzでは4.37となっていましたが、4.2GHzへOCを行うことで6.51と非常に高いスコアーをたたき出しています。

 

 

 

◇発熱


左が定格時(3.2GHz)右が4.25GHzの画像となります。
ベンチマークの動作時にOCCT Ver3.1.0を使用して温度を計測してみました。

 

1090T 定格時 温度

アイドル時の温度

約15度

高負荷時の最大温度

約30度

※室温17度で計測。

1090T 4.25GHz時 温度

アイドル時の温度

約24度

高負荷時の最大温度

約48度

 

4.25GHzというクロックにしても50度を超えていないのは素晴らしいですね。

 

 

◇考察

プロセスは同じはずですが965BE C3 Steppingに比べるとコアが増えたにも関わらずオーバークロックの幅が更に広がったように感じました。

1.5V程度盛れば私が入手した固体は4.25GHzでOCCTを1時間回ってしまうと言う当たり?なCPUのようでかなりの好印象です。

IntelのTurbo Boostの対抗機能ともいえるTurbo Coreですが、わざわざタスクマネージャーからプロセスでコアの割り当てを行わなければ大して働かず、使える機能ではないと感じました。

6コア、クロックの割には思ったよりスコアーの上昇が無く、Intelの6コアCPUにはかなわないのは少々残念でした。(価格帯が違いますし、プロセスも違いますし当たり前ですが。)

結局4.25GHzまで回した時にVcoreを1.5V以上盛ってたと思うのですが、普通の965BE C3 Steppingなら確実に冷やしきれなくなっているはずなのですがThubanコアの場合発熱が低いためか難なく動いておりました。

温度検証を載せていますが、定格の場合非常に冷たくOCしても殆ど熱くならない扱いやすいCPUだなぁ感じました。

最近では2.2万円程度でも購入出来るようになっていますので十分Mainとして使用できるCPUだと思います。


Phenom II X6 1090T Black Edition BOX

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