TCL P8Kシリーズ 55P8Kの動作レスポンスが良かった理由について #TCL #テレビ

先日TCL製の55インチ、Q-LED/Mini-LED(量子ドット)搭載の液晶テレビ「55P8K」を購入しましたが、何故この機種の動作レスポンスが良かった/速かったのか調べてみると分かりました。

 

他機種よりもレスポンスが良かった、速かった

先日量販店系でテレビをリモコンで操作していた際に「動作にもたつきがあるテレビ」が多く、TCL製のテレビ「55P8K」だけが圧倒的なレスポンスが輝いて見えました。

それは何故なのか?という点を深堀りしていこうかと思います。

 

 

 

そもそもSoCが違った

Google TVやスマートテレビ系の多くは「Cortex A53/A55 4コア、RAM 2GB(LPDDR3)、eMMC 16GB、Androidベース or 独自OS系(VIDAA、REGZA等)」というようなローエンドスマホもビックリな低スペックな製品が多く、そりゃ4K解像度で動作させるならCPU/GPU/メモリ帯域的な側面で厳しいだろうというようなスペック構成となっています。

その中でもTCL製のテレビ「55P8K」は「MediaTek Pentonic 700(MT9653/Cortex-A73 4コア/1.4GHz、Mali-G52)、LPDDR4-3200 3GB、eMMC 5.1 32GB、Android TV(Android 12ベース)」となっており、安価なGoogle TV搭載機種に比べると若干マシなSoC系が採用されているため、動作に余裕がある模様です。

 

 

 

スマホで例えればOPPO製の「R11s」相当

 

TCL 55P8K OPPO R11s FCNT arrows Be(F-02L)
発売時期 2025年5月20日 2018年2月9日 2019年6月7日
CPU/SoC MediaTek Pentonic 700(MT9653/Cortex-A73/4コア/1.4GHz) Qualcomm Snapdragon 660(SDM660/Kryo 260(Cortex-A73相当)/8コア/2.2GHz) Qualcomm Snapdragon 450(Cortex-A53/8コア/1.8GHz)
GPU ARM Mali-G52 Qualcomm Adreno 512 Qualcomm Adreno 506
RAM LPDDR4-3200 3GB LPDDR4 4GB LPDDR3 3GB
Wi-Fi Wi-Fi 5
Bluetooth Bluetooth v5.4 Bluetooth v4.2
ディスプレイ 55インチ、4K2K(3840×2160@144Hz) 6.01インチ、フルHD+(2160×1080@60Hz) 5.6インチ、フルHD+(2220×1080@60Hz)
OS Google TV(Android 12ベース) Android 7.1.1(Nougat)/Color OS 3.2 Android 11
URL URL URL URL

 

因みに「55P8K(A73/4C/1.4GHz)」に近い性能のスマホで言えば、OPPO製の「R11s(Qualcomm Snapdragon 660/A73相当/8コア/2.2GHz/4GB)」で、安価なGoogle TV採用機種に多い「Cortex-A53/2GB/eMMC 16GB/Android」等はFCNT製の「arrows Be F-02L(Qualcomm Snapdragon 450/A53/8コア/1.8GHz)」が近いスペックになっています。

2018~2019年頃の性能のSoCを2025年頃にGoogle TVに載せて売るという所業。

しかも解像度は「フルHD(1920×1080@60Hz)」や「2K/WQHD(2560×1440@60Hz)」ではなく「4K2K解像度(3840×2160)@144Hz」で。

 

 

 

QNAP製の10GbE有線ルーターのSoC以下と言える

良いようには書いていますが、「55P8K(A73/4C/1.4GHz)」のスペック的にQNAP製の10GbE対応有線ルーター「QHora-322(Marvell OCTEON TX2 CN9130、Cortex-A72/4コア/2.2GHz/LPDDR4 4GB)」より劣る性能なので、ルーター以下の性能とも言える。

比較対象が全く用途が異なる種別のSoC、価格帯も現時点で大幅に異なる(12万前後 VS 17.4万円)なのでアレですが。

 

 

 

2018年~2019年頃のSoCを4K解像度で動作させるので動作が遅い

2018年~2019年頃にスマートフォンで使われていたような性能のSoC(CPU/GPU)が4K2K解像度、しかもリフレッシュレートも120/144Hz相当で動かそうとなるとキツいのは明白。

そこにGoogle TVのホーム画面の各VOD系のおすすめ情報をインターネットに取りに行く同時処理(Wi-Fi/有線LAN速度 + メモリ+ストレージ性能)も追加されるとなると、安価なGoogle TV系が採用しているSoCでは必ず動作の遅さ、いわゆる「もたつき」が出てしまうのは必然とも言えそうです。

以上の事より、筆者のようにテレビ機能よりもYouTube、VOD系サービスを利用する事が前提のスマートテレビの場合は「SoC(Coetex-A73 4コア以上)、メモリ容量(3GB以上)、ストレージ容量(32GB以上)、OS(Google TVの場合はAndroid 12以降)」等の観点からも重要度が高い為、一度量販店などで実機をリモコンで触られてから購入を検討する事をお勧めします。

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