2026年8月時点のmibotの状況を整理する

以前から情報を細かにチェックしてきたKGモーターズの「mibot」ですが、2026年に入ってからというものの情報の発信頻度が落ちており、納車が進んでいる状況、遅れ等の情報共有が殆ど無い状態のため、2026年8月時点の最新の状況を簡単にまとめてみる事にしました。

 

mibotの新規予約は2026年8月時点で「不可」

mibotの予約受付を一時的に停止いたします。

現在、量産立ち上げに向けた準備を最優先で進めており、その体制を整えるため、一時停止しております。

予約をご検討いただいていた皆さまには、ご不便をおかけしますことをお詫びいたします。

「mibot」の新規予約は2026年8月2日の時点で「予約不可」となっており、2026年5月12日に新規予約の停止が行われた後も継続して予約が出来ない状態です。

 

 

 

予約が行えなくなっている理由に関して

理由としては「法人・団体販売へ注力するため、納車時期を案内できない状態で新規予約を受け付ける事は適切ではないと判断したため、既存予約者への納車を優先するため」等の理由。

但し既存予約者への納車は継続されており、法人向けを優先する事でこれまで明言できなかった「納車時期」を伝えられるようになる台数を確保できる法人を優先する事で納車のスピードが上がる等のメリットもあるようです。

予約再開時期は2026年5月12日時点で「未定」であり、少なくとも今後2~3か月での再開は予定していないとの事。

 

 

 

量産立ち上げが当初の計画よりも遅れている

2026年4月7日に投稿された「お知らせ」を確認すると「量産行程の問題ではなく、ソフトウェアの最終調整に時間を要している」事が主な要因で、「mibot」に搭載されている「LFPバッテリー(リン酸鉄リチウム/LiFePO4)」を採用した事で残量(SoC/State of Charge)を高精度に推定するソフトウェア開発に難航している」模様です。

「上記動画中」でわいざん氏が「急な電欠で走行不能にならないようにバッテリー残量の表示にマージンを取って少なめに表示している。但しこの状態で本格量産に移ってしまうとmibotのポテンシャル(恐らく走行距離の話)を十分に発揮できない、実際に走れる距離よりも少なく表示してしまうという状況。その調整に時間を要している。そのため2026年4月からの納車は今一旦止めている状況

※2026年5月以降順次初期納車約300台を再開中、詳細は記事下部を参照。

この問題は「LFPバッテリー(リン酸鉄リチウム/LiFePO4)」を採用している各社が直面している問題で、バッテリーを100%、もしくは0%に近い低残量にしないと実際の残存バッテリー残量と、表示している残量表記がズレてしまうというもの。

極論を言えば「日常的に20%~80%前後で継ぎ足し充電をしている場合、毎度少量のバッテリーのズレ(実残量と表示電量のズレ)が蓄積して大きくなっていき、mibotのようなバッテリー容量が小さい車の場合シビアコンディションになりやすい」

 

 

 

2026年に入ってから情報公開のスピードが落ちている問題の答え

2026年に入ってからというものの「KGモーターズ」側からの情報発信頻度が落ちている状況に関して「わいざん氏」が「Twitter/X」で記事にされており、非常に簡単にまとめると「量産(品質、生産、部品調達、資金調達、サービス体制等)が全て繋がっており、1つの判断が他の領域にも影響する。目の前で見た”個別の最適解”が事業全体では最適解にならない。mibotを生産するために多くのステークホルダー(直接的に関係、間接的に関係する利害関係者達)と一緒に進める事になり、交渉中の内容や相手企業に関わる事等リアルタイムではお伝え出来ない情報も増えてきた」との事。

その影響で以前のようなスタンス(情報公開のスピード感等)が取りづらくなってきており、その結果予約者、またはmibotを欲しいと思っているユーザーへの不信感を生む結果となってしまっている現状を把握している

それでも今(2026年7月20日)は発信の仕方を変える事が量産を最も早く、そして着実に実現するために必要な判断をしている。

 

 

 

個別の納車状況は必要と思われる人も多いが、望まれない人も居る

「納車情報の公開を望まれる方も多いが、望まれない方もいらっしゃる為、個々の納車を公式として取り上げるのではなく、節目ごとに全体として状況を伝える形を選んでいる」との事。

 

 

 

「mibotアプリ」の公開

2026年5月9日に「mibot」を操作する事が出来る「mibotアプリ」「Google Play(Android用)」「App Store(iOS/iPhone用)」が前倒しでリリースされており、「鍵の施錠、開錠」、「mibotのバッテリー残量チェック」、「距離メーター(ODO)の確認」、「遠隔でエアコン(冷・暖)のON/OFF」、「デフロスターのON/OFF(曇り止め)」、「車内温度の確認」、「リアハッチの施錠状況の確認(開け閉めは不可)」、「バッテリー充電完了後の通知」等が搭載されています。

今後は「スマホを鍵にする機能の実装(車に近づくと開錠、離れると施錠)」「エアコン温度の設定の追加」「エアコン設定温度に達したらスマホ側に通知」「OTAのアップデートをスマホ経由で遠隔で行えるようにする(現在は車の中でアップデートのみ)」等機能拡充が予定されている模様。

 

 

 

初期納車約300台分の納車は2026年5月から進んでいる

情報公開のスピードが落ちた影響で心配になっているユーザーも多そうですが、2026年7月4日」に初期納車分(約300台)対象の購入判断のための試乗会を開催しており、納車が近づいたユーザーに対してのみ案内をしている状況で、その内容が外部に漏れ、会社への問い合わせが増えている為、個別の案内は対象者のみとのこと。

また初期納車分約300台の納車についても2026年5月より品質を確認しつつ段階的に納車が進められており初期納車分約300台は「品質を最優先にしている状況」のため全体への情報発信が十分ではなかったとの事。

SNS上で生産状況等様々な情報が投稿されているものの、当社が発信した情報ではない内容や、事実と異なる推測が一部見受けられるため、正確な状況は1次ソースであるメーカー側の情報を確認すべしとの事。

 

 

 

初期納車の一部の方がYouTubeで動画投稿をされている

数少ない約300台の初期納車(広島県、東京都)の方で、mibotのレビュー動画を出してくれている方が「YouTubeチャンネル」を開設されており、動画レビュー類を投稿されている方がいらっしゃいます

公式側の情報公開の速度が落ちてしまっているため、mibotの気になる点、性能等を検証されておられるようなので、この機会に是非どうぞ。

 

 

 

まとめ

・2026年8月2日時点で新規予約不可

2026年8月2日時点で「mibot」の新規予約不可。予約再開時期は未定で、すぐに始まる予定はない

 

・2026年に入ってから情報公開速度が落ちているのは「ステークホルダー」の影響

2026年に入ってから情報公開の速度が落ちているのは「ステークホルダー(利害関係者)」の影響

量産に入る過程で利害関係者が増えてしまい、容易に情報公開が難しくなったためシームレスな情報共有が難しくなっている現状

個別の最適解(情報公開の頻度も含まれる)が事業全体で最適解にならないことも多い。

勿論SNS、問い合わせ等を通じて現状は把握しているものの、「量産を実現できる可能性が高い選択を行い、結果として一番早く皆様へお届けできる道を模索している」との事。

そのため発信の仕方を変える事が量産を最も早く、そして着実に実現できる判断になっている事を理解して欲しい

 

・納車は2026年5月から段階的に行われている

初期納車分約300台の納車は2026年5月から段階的に行われており、品質確認を最優先に対象を拡大している状態。

 

・結論としては「座して待つしかない」

結論としては「予約者・予約を行いたい方等は”座して待つしかない”」という状況。

初期納車対象の方が「レビュー動画類」を投稿されているようなので、一度チェックされてみてはいかがでしょうか。

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