Kingston製の2.5インチSSD「SNV125-S2/40GB」をTRIM対応にする方法

先日Faithの福袋っぽい物(ネットブックセット)を購入したときに、オマケでKingston製のIntel NANDを搭載するSSD 「SNV125-S2/40GB」が付いて来ていたのでベンチを測った後、CrystalDiskInfoで確認すると「TRIM」の文字が消えている訳ではありませんか。

 

少し前にSNV125-S2/40GBでTRIMに対応している~的なことを噂で聞いていたので、調べてみると「HDD ERASE」Secure Eraseをする事でTRIMが何故か対応になるとの事で、当方も検証してみる事にしました。

 

 

USBメモリを用意する

まず用意するのはUSBメモリ。

先日「Intel X-25M Gen2のファームウェアをUSBメモリでアップデートする方法」で用いた「HP USB Disk Storage Format Tool」を使用します。

「HDD ERASE」をダウンロードし、「Intel X-25M Gen2のファームウェアをUSBメモリでアップデートする方法」と同じようにフォーマットを行い、以下のようにファイルを突っ込みます。

・HDDERASE.EXE
・HDDErase.exe

上記ファイル類USBメモリの中に放り込むだけ。

それ以外のhimem.exe、SE_LOG.LOG、iSSDFUT.exe、more.exe」はDOS画面を起動する時に必要なファイルなので気にしないで下さい
※上記のファイルたちは「Intel X-25M Gen2のファームウェアをUSBメモリでアップデートする方法」で使用したファイルなので、上記記事をご覧下さい。

 

 

 

面倒くさいという方向け

めんどくさいと言う方の為に、上記の「himem.exe、SE_LOG.LOG、iSSDFUT.exe、more.exe」のファイルだけ抜き出してZIP化しました。

動くかどうかも不明なので、自己責任でお願いします。

ダウンロードはこちらから。

 

 

 

AHCIからIDEモードへ変更する

後はBIOSの設定で、「SNV125-S2/40GB」IDEモードへ設定を変えます。(デフォルトだと多分IDEモードかと。)

※IDEモード以外の場合、HDD ERASEをDOSから起動した場合SNV125-S2/40GBが見えないと言う事が起きるようです。

M4A77TD PROの場合BIOSの設定は上記のような感じ。

尚、「SNV125-S2/40GB」を挿すSATAポートによって、上記の画像のPort1-Port4、Port5-Port-6の所を変える必要があるので注意です。

DOS/V ReportさんではP5Qを使った画面が公開されております。Intelマザーを使われている場合はそちらの記事をご覧下さい。

 

 

F8を連打しUSB Bootの設定を行う

次に「F8キーを連打」して、USBメモリから起動(Boot)するようにします。(マザーによってはキーが違う場合があります。例えばF12とかF10だったり…)

後は以下の動画の通りDOS画面で「hdderase」と入力したり、「y」を押したり、「s0」と入力したり、「1」と入力するだけでOKです。

尚、フォーマットが完了した後「Ctrl + Alt + Delite」を使った再起は「やってはいけません!」。

PCのリセットボタンからPCを再起動してください

 

 

 

再起動後CrystalDiskInfoにて「TRIM」の文字が黒くなっているか確認する

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再起動後CrystalDiskInfoを起動してSSDを確認してみてください。

以下の画像ように「TRIM」の文字が黒くなっていれば成功です

お疲れ様でした。

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