- IDEAPRO USB3.0増設ボード×4ポートPCI Express x1接続「KI-1」 – Amazon.co.jp
Amazonで1,000円台で販売されているPCIe ×1接続のUSB 3.0×4ポート増設カード「IDEAPRO Kl-1」を購入したため、簡単なレビューを行っていきます。
スペック一覧
メーカー | IDEAPRO |
型番 | Kl-1 |
接続 | PCI Epxress 2.0 ×1 |
USB | USB 3.0×4ポート |
速度 | 5Gbps |
UASP | 対応(Win8/8.1/10は標準ドライバで動作) |
バスパワー供給 | 対応(電源OFF時給電不可) |
拡張電源 | 必要なし |
付属品 | ドライバCD(8cm) |
保証 | 18ヶ月保証 |
URL | URL |
PCI Express 2.0×1接続のUSB 3.0×4ポート増設用カードとなっており、Win8/8.1/10では標準ドライバでUSB 3.0の高速転送プロトコル「UASP」が利用可能、パワーレギュレーター搭載による安定した電源供給が出来るカードとなっています。
電源供給はPCIe×1のみで動作し、SATA電源やペリフェラル電源を必要とせず、ケーブル類を挿す必要がないため、ケース内をすっきりさせたい方にもお勧め出来ます。
パッケージ及び付属品一覧
パッケージは非常にシンプルで、バルク品に箱、ドライバディスク、カードを添付したかのような簡素さ。
ドライバディスクは8cm CDとなっており、ここ最近ドライブのないデスクトップPCが増えている中、若干厄介と言えそう。
カード外観
PCIe 2.0×1接続のUSB 3.0×4ポート(5Gbps)といった仕様で、USB 3.0×2ポートの増設カードが多い中、数少ない4ポートモデルとなります。
前述の通りカード本体に電源供給は必要なく、SATA電源やペリフェラル電源を必要としないタイプです。
カードはフルハイトPCIとなり、ハーフハイトには対応していないため縦に細長いメーカー製のPCをお持ちの方は注意が必要です。
搭載チップ
- µPD720201 – RENESAS
PCIe 2.0×1接続のUSB 3.0×4ポート(5Gbps)の拡張カードの場合、大半がVLI製のチップを搭載することが多かったのですが、本製品はRENESAS製の「uPD720201」を採用しています。
自作PC向けのマザーボードや拡張カードに多く採用されているチップで、ドライバ周りも手に入れやすく、互換性情報も多いため安心です。
各ポートレギュレーター搭載で安定した電源を供給可能
USB 3.0×4ポート全てに1つずつレギュレーターを搭載し、消費電力の高い製品でも安定した電流を流すことが可能です。
一応電源が落ちているときに給電出来るかどうか確認しましたが、給電はしていないようでした。(マザーボード側のBIOS設定による(Erp Ready辺り)のかも知れませんが、変更しても給電出来ませんでした)
ドライバファイルがわかりにくい
ドライバファイルは何故か他USB 3.0カードと同じディスクになっているためか、各社のUSB 3.0用ドライバーがまとめて入れてありました。
例えると本製品向けの「720201」や「ASMedia ASM1142」、「VLI VL805」等一般の方が見分けるのは難しいかと思われます。
この辺りの説明が若干欲しかったところです。
安価ながら必要な機能を提供してくれるUSB 3.0増設カード
1,000円弱で購入出来るにも関わらずPCIe2.0×1→USB 3.0×4ポートで、電源もPCIeのみで動作するため使い勝手の良いカードと言えるでしょう。
特に旧世代のPCで高速なUSB 3.0ポート数が少ない、足りてない場合にお勧めです。
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