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SandyBridgeベースの廉価CPU「Pentium G620 2.6GHz(2C2T)」のレビューとなります。
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小さくなったリテールクーラー |
リテールクーラーはTDPが65Wと言うこともあり、薄型のタイプが採用されています。 銅芯は入っておらずオールアルミの模様。 ファン電源は4ピンでPWM対応。 |
ロット |
購入店:ワンズ 購入価格:5,910円 ロット:L101B838 今では4000円~5000円で買える模様。安くなりましたねぇ。 |
ベンチマーク
検証環境 |
3DMark06 |
3DMark Score:7660 SM2.0:3344 SM3.0:2953 CPU:2658 |
3DMark Vantage Perfomance |
3DMark Score:P4263 GPU:3832 CPU Score:6434 |
3DMark Vantage Extreme |
3DMark Score:X1901 GPU Score:1832 CPU Score:6584 |
CrystalMark2004 R3 |
Mark:162287 ALU:27742 FPU:23573 MEM:36135 |
Heven BernchMark V3.0 低負荷 |
FPS:12.0 Score:303 ※Ver3.0へとアップデートされたために比較データーなし |
Heven BernchMark V3.0 高負荷 |
FPS:4.8 Score:120 ※Ver3.0へとアップデートされたために比較データーなし
|
CINEBENCH RELEASE 11.5 |
OpenGL:24.89 fps CPU:1.99 pts |
PerformanceTest V7.0 Build 1011 |
総合:1399.8 ※光学ドライブは無しで検証している為、比較対象とスコアーが一部異なります。 |
Super PI 104万桁 |
104万桁:15秒
|
Super PI MOD 1.5 XS 1M |
1M:12.371s
|
3DMark11 |
Score:P1098 (Corei7-2600K+560Ti:P4710) |
PCMark 07 |
Score:3036 (Corei7-2600K+560Ti:4431) |
◇発熱 |
OCCT Ver4.2にて15分負荷を掛けた結果が上記画像となります。 |
– | G620 | 2120T |
アイドル時の温度 |
約50.8度 |
約50.8度 |
高負荷時の最大温度 |
約53.3度 |
約53.5度 |
※室温21.0度で計測。
ソフトウェア読み(OCCT)なのであまり信用しないでください。
◇消費電力
定格時 | Pentium G620 | Core i3-2120T |
アイドル時 |
41W |
41W |
高負荷時 |
100W |
104W |
スペックは詳細は検証環境を参照。
Pentium G620 |
Core i3-2120T |
アイドル時:0.96V 負荷時:1.15V |
アイドル時:0.97V 負荷時:1.14V |
◇まとめ
2コア2スレッド2.6GHz、L3 2MBと言うスペックですが、4,000円~5,000円で手に入るCPUとしては非常にコストパフォーマンスが高いと感じました。
2ヶ月ほど今回の検証したスペックでMain PCとして利用しておりましたが、ブラウジング、エンコード特に不満の出ることはありませんでした。
但し、MineCraftと言うゲームをやっている時にウイルスバスターの予約検索が始まり、ゲームがカク付くことがありました。
恐らくウイルス検索のために1コア分を割り当ててしまうがために、ゲームのコアが1コアのみになってしまうため処理落ちをしていたのだと思われます。
やはり2コア2スレッドと言うこともあり、マルチタスクで重いアプリケーションを動かす際には辛いと感じました。
オフィス系アプリや、ブラウジング、動画閲覧を行う程度でしたら不満は一切でないCPUだと思いますので、初めての自作やオフィス用、コンパクトPCなどには十分すぎるCPUかと思います。
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