CASIO PROTREK Smart WSD-F20体験イベントに参加してきました #PROTREK #CASIO #プロトレックスマート #アウトドアアンバサダー

CASIO PROTREK Smart WSD-F20体験イベントに参加してきました #PROTREK #CASIO #プロトレックスマート #アウトドアアンバサダー

CASIO主催の「PROTREK Smart WSD-F20 体験イベント」に参加させて頂く機会があったため、イベントのレポートを行っていきます。

 

 

カシオ計算機株式会社とは

カシオ計算機株式会社は今年で満60年を迎えた会社で、電卓から生まれた会社ですが現在は時計がメインの事業の1つで、その他はデジタルカメラ、電卓、電子辞書、電子キーボード、かつてはAndroidスマートフォンなどを製造していた会社となります。

 

時計メーカーのCASIO情報機器を作っていたCASIOの英知が集まって出来た商品が「PROTREK Smart WSD-F20」となります。

 

 

 

 

初めに「PROTREK Smart WSD-F20」の製品企画、開発担当CASIO計算機岡田さんより

岡田さんはCASIO計算機の新規事業開発部に所属されており、時計の事業部とは別の新しい商品を作る部門で「PROTREK Smart WSD-F20」の担当に。

 

 

2005年カシオ計算機に入社され、当時はソフトウェアの開発がメインでデジタルカメラのプログラムを書かれていたとのこと。

2012年からスマートウォッチを立ち上げに携わるようになり、紆余曲折が有り2016年3月にCASIO初のSmartWatch「WSD-F10」が発売へ。

そして2017年4月、Android Wear 2.0を搭載した新商品「PROTREK Smart WSD-F20」が発売となりました。

 

 

 

 

PROTREKとは

PROTREKとは高度計、コンパスが搭載されたアウトドア向けの時計で、「PROTREK Smart WSD-F20」はそのスマートウォッチ版となります。

岡田さんは5年前からアウトドアを始めたところで、登山や冬山に足を踏み入れることが多いとのこと。

とはいえ元々はインドア派で、家に居つつインターネットサーフィンや、テクノロジーを搭載したガジェットも好きだとか。

 

 

 

 

WSD-F20の目玉機能

「PROTREK Smart WSD-F20」の目玉機能は「GPS+オフライン地図」となり、以下より詳しく説明していきます。

 

 

 

 

 

開発コンセプト

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元々の開発コンセプトは「時計を見るぐらい簡単に現在地をチェック出来る時計」で、腕に付いている時計を見るのは当たり前ですが、アウトドアではそれに加え、現在地をチェック出来る時計にならないか?というのが元となっているようです。

 

岡田さんがアウトドアにハマり始めた2012年頃は既にスマートフォンが有り、山用のアプリを使っていたものの、プログラマーだった為、体力がなく、スマホの地図で見ると「大体山頂まで半分ぐらいまで来たかな」と分かる安心感が大きく、絶大なものがあったようで「後もう少しだから頑張れる」「初めて来た場所だからこそ今居る位置が分からない」といった事から「GPS+地図を手軽にアウトドアで扱える」というのを実体験から得たコンセプトとして「PROTREK Smart WSD-F20」を開発されたようです。

 

これは岡田さんの体験談の話となりますが、その他にも登山以外に渓流釣り、サイクリング等「アウトドアで知らないところに行く」と言うことは全般して共通している事と言えそうです。

結果として完成したのが「PROTREK Smart WSD-F20」「今自分がどこに居るかさっと確認出来る商品」になったとのこと。

 

 

 

 

GPSの仕組み

GPSというのは地球上を周遊している衛星から距離を測り、今どこに居るのかを示す機能で、携帯の電波とは別の仕組みで受信しているためアウトドアで良くある「スマホの電波が届かないとき」でも安心で、空が開けているところであればどこでも位置が分かるのが特徴です。

 

 

 

 

オフライン地図の仕組み

スマホをアウトドアに持って行った際に「圏外表示で地図が灰色になったまま」と言う経験をされた方が多いかと思いますが、オフライン地図は「事前に時計に地図のデータをダウンロードしておき、オフライン地図を参照する」といった形となり、「ある意味スマホがなくても時計だけで地図の利用が出来る機能」となります。

 

 

 

 

GPS+オフライン地図はアウトドアに最適な機能

 

「GPS+オフライン地図」2つの機能を利用することで、世界中のどこでも自分の現在位置が把握出来、携帯の電波がなくても利用出来るため利用シーンは持っている方フィールド全てとなります。

 

 

 

 

開発のこだわり

開発時のこだわりとして「低消費電力GPS」の搭載が有り、GPSは非常にバッテリーを使ってしまう機能の1つであり、時計というのはスマホよりもより小さく、バッテリー容量も小さいため、実用的に使うには様々な苦労があったようです。

 

 

位置情報の取得には複数の衛星を掴む必要性が有り、精度を高めようとすればするほど電池を食い、精度を甘くすればするほど位置情報に誤差が出るものの電池を食わないものになります。

 

その為CASIOは従来の4分の1のGPSチップを開発し、「PROTREK Smart WSD-F20」に搭載することで、高精度且つ低消費電力なスマートウォッチの開発に成功しています。

因みに搭載しているチップ以外にもソフトウェア面での最適化を行っており、谷間の所や開けたところ、雨の日にテストを行い、消費電力とGPS精度のバランスが取れた状態にしているため、1日中使ってもバッテリーが持つよう設計しているとのこと。

 

 

 

スマートフォンの防水より強い「5気圧防水」

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「PROTREK Smart WSD-F20」「5気圧防水」に対応しており「時計を付けたまま水泳をしても大丈夫」ハイグレードな防水仕様となっています。

因みに「5気圧防水」とは時計用の規格となり、スマートフォン向けのIPXよりも優れた規格とのこと。

 

 

 

 

5気圧防水なのにマイクを搭載

こだわりのポイントとしては「5気圧防水なのにマイクの搭載」となっており、通常マイクには「穴」が必要となるため防水には出来ないのですが、「PROTREK Smart WSD-F20」画面の下にマイクを搭載しており、「OK Google」等の音声の入力が可能で、水泳をした後でも音声入力で操作が可能です。

 

 

 

 

充電端子もそのままで防水

「PROTREK Smart WSD-F20」の充電端子は本体左斜め上に搭載しており、専用の丸い端子の部分となります。

通常防水対応のスマートウォッチでは端子が水に濡れないようゴムパッキンが搭載されることが多く、その部分が千切れたり、ハマりが悪くなるなどの劣化で買い換えとなることも多いのですが、「PROTREK Smart WSD-F20」金属の端子となっているため、そういったことも気にせず利用出来ます。

 

 

 

 

 

MIL STANDARD準拠

「MIL STANDARD」とはアメリカの軍隊で調達される際に使われる規格で、電子機器向けの10規格「落下、振動、湿度、太陽光照射、低圧保管、低圧動作、高温保管、低温保管、温度衝撃、氷結」に対応しており、アウトドアで発生しうるテストもきちんと行っているようです。

 

 

登山時でも安心して使える「低温対応(-10度)」となっており、状況に左右されず「PROTREK Smart WSD-F20」の利用が可能です。

 

 

PROTREK、G=SHOCK等CASIO=ゴツゴツしてる、ボタンが一杯付いているというイメージが強いと思いますが、「PROTREK Smart WSD-F20」例に漏れずゴツゴツしています。

 

 

というのもアウトドアでは手袋をしていたり、手が汚れていたり様々なシーンに遭遇することが多く細かい設定などはタッチパネルが便利ですが、さっと地図を呼び出したい時にはタッチパネルよりもボタンの方が便利のため、こういったデザインになっているそうです。

またボタンを複数搭載することで、自分に合ったアプリや機能の割り当てが行えるようカスタマイズされており、岩や物に時計をぶつけてしまった際にボタンに直接ダメージが伝わらないよう「ボタンガード」や液晶面を保護する「保護ベゼル(黒く盛り上がった部分)」の搭載で本体を守られるよう設計しているとのこと。

 

 

 

 

 

二層液晶ディスプレイ

カラーの液晶とモノクロのディスプレイ2つを搭載することで、バッテリーをより長持ちさせることが可能です。

 

 

 

左:モノクロ表示
右:カラー表示

 

利用方法はAndroid Wearからとなり、表示を「カラーのみ、白黒のみ、自動切り替え」から選択が可能です。

 

 

 

 

iPhoneでも利用可能に

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機能/機種 WSD-F10 WSD-F20
内蔵GPS
オフライン地図
YAMAPアプリ
内蔵センサー機能
アプリ追加 △~○(アプリによる)
iPhoneからの通知

 

初代のWSD-F10では元々iPhone向けに開発していなかったため殆どの機能が利用出来なかったものの、「PROTREK Smart WSD-F20」内蔵GPS、オフライン地図を含めほぼ全ての機能が利用出来るよう進化しています。

 

 

 

 

開発者からのメッセージ

 

「PROTREK Smart WSD-F20は皆さんのアウトドアの冒険心をサポートするツール」

「新しいところに行くときのワクワク感、新しいところに行くときの不安な気持ちを地図とGPSでサポートしたい」

このウォッチと共に「ソトアソビ、アウトドア旅」を皆さんらしく自由に楽しんで頂きたい

スマートウォッチだからこそアウトドア以外でも様々な用途で使って頂けるからこそ「遊び方を教えて頂きたい」

 

 

 

 

質疑応答

Q. WSD-F20の「WSD」とは何の略なのか?
A. 表向きは「Wearable Smart Device」の略。裏キーワードとして「ワクワク、そして、ドキドキ」をスマートウォッチで実現したいなと言う気持ちで開発していた。

 

Q. 前モデルからのデザインの進化は?
A. 前モデルはデザインのゴツゴツ感がなかった。ベゼルの盛り上がり(ディスプレイ保護)、ボタンが3つ有る等は同じだがデザインは全体的に丸みを帯びた優しいデザインだった。今回PROTREKというブランドを冠するためたくましさを感じられるデザインへ進化した。

 

 

 

 

今回イベントの参加により3ヶ月間「PROTREK Smart WSD-F20」をお借りすることが出来たため、Twitter及び当ブログを利用して各機能のレビューを行っていく予定です。お楽しみに。

 

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