AFOX Radeon HD 5870 2GB Eyefinity6 AF5870-A2048HD1 適当なレビュー

AFOX Radeon HD 5870 2GB Eyefinity6 AF5870-A2048HD1 適当なレビュー

おでん氏よりRadeon HD 5870 Eyefinity 6 2GBを搭載するAFOX AF5870-A2048HD1をお借りすることが出来ましたのでレビューとなります。DSCF8185

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AFOX AF5870-A2048HD1

 

 

パッケージ及び付属品一覧

DSCF8211 DSCF8183
Eyefinity6なので出力ポートがmini-DisplayPortのお陰で変換ケーブルが大量に付属しています。

<付属品一覧>
・mini-DisplayPort→DVI変換ケーブル ×2本
・mini-DisplayPort→DisplayPort変換ケーブル ×2本
・mini-DisplayPort→HDMI変換ケーブル ×1本
・CrossFireケーブル ×1本
・ドライバCD
・Quick Installation Guide
・AFOXのシール ×2枚

 

 

 

スペック及び外観

DSCF8195 DSCF8192
基本的なスペックはほとんどRadeon HD 5870と変わりません。

・VRAMが1GBから2GBへ
・補助電源が6ピン×2→6ピン + 8ピンへ。
・出力ポートが全てmini-DisplayPort×6へ。
・PCIのブラケットがmini-DisplayPortへと変更されたため排熱部分が広めに。

その他クロックなどは5870に準じます。

 

 

 

出力ポート

DSCF8187 DSCF8201
出力ポートはEyefinityに対応するため全てmini-DisplayPortへと変更されています。

mini-DisplayPortは端子の口が小さいためブラケット部分が5870に比べ大きくなっています。

ただこの変換ケーブルが長くて鬱陶しい…しかmini-DisplayPortのケーブルはラッチがありませんので抜けやすい。

 

 

 

補助電源

DSCF8189
補助電源は6ピン + 8ピンとなります。

5870 1GBに比べVRAMが2GBへ倍になっている影響で8ピンとなっている模様。

 

 

 

側面

DSCF8194
側面には5870と同じくATI Radeonのロゴ有り。

 

 

 

CrossFire

DSCF8191
5870 Eyefinity6はVRAMが2倍になったものの5870とは殆ど変わっていないのでCrossFireの端子は2つあります。

最大4枚のCross Fire Xが可能。

 

 

 

GPU-Z

Corei7_2600K_3.4GHz_5870_eyefinity6_GPU-Z Corei7_2600K_3.4GHz_5870_eyefinity6_GPU-Z02
負荷がかかってないない状態だとCore:157MHz、GPU Mem:300MHzで動くのは5870 1GBと変わらず。
BIOSもリファレンス通りとなっています。

 

 

 

ファン騒音検証

電源ON時にフォォオオオンという少々大きな音を出しますが、負荷さえ掛けなければ非常に静かです。

ただしOCCTのPower Supply Testを行っているとファンの音がうるさくなったり、静かになったりを繰り返していました。(2個目の動画)

5870 1GBで負荷テストを行ったときはこういった事がなかったので、もしかするとファンコントロールの調整が変わっているのかも知れません。

 


 

 

検証環境

11.07.10_subpc_spec
DSCF8213

 

 


 

 

3DMark06

Corei7_2600K_3.4GHz_5870_eyefinity6_06
3DMark Score:23828
SM2.0:9638
SM3.0:11078
CPU:6563

 

 

 

3DMark Vantage Perfomance

Corei7_2600K_3.4GHz_5870_eyefinity6_vantage_perfomance
3DMark Score:P20188
GPU:19208
CPU Score:23835

 

 

 

3DMark Vantage Extreme

Corei7_2600K_3.4GHz_5870_eyefinity6_vantage_extreme
3DMark Score:X9527
GPU Score:9234
CPU Score:23988

 

 

 

3DMark 11 Perfomance

Corei7_2600K_3.4GHz_5870_eyefinity6_3dmark11
Score:P4552

 

 

 

PCMark 7

Corei7_2600K_3.4GHz_5870_eyefinity6_pcmark7
Score:3024 PCMarks

 

 

 

CrystalMark2004 R3

Corei7_2600K_3.4GHz_5870_eyefinity6_crystalmark224r3
Mark:265137
GDI:19176
D2D:4462
OGL:46215

 

 

 

Heaven BenchMark Ver2.5 低負荷

Corei7_2600K_3.4GHz_5870_eyefinity6_heven2.5_low
FPS:33.2 FPS
Score:837

 

 

 

Heaven BenchMark Ver2.5 高負荷

Corei7_2600K_3.4GHz_5870_eyefinity6_heven2.5_high
FPS:16.4 FPS
Score: 413

 

 

 

◇CINEBENCH RELEASE 11.5

Corei7_2600K_3.4GHz_5870_eyefinity6_cinebench11.5
OpenGL:76.4 FPS
CPU:6.86 pts

 

 

 

◇Perfomance Test 7.0

Corei7_2600K_3.4GHz_5870_eyefinity6_perfomancetest
Score:2400.5

 

 

 

◇Windows 7 Experience Index

Corei7_2600K_3.4GHz_5870_eyefinity6_wei
最大スコアー:7.8
プロセッサ:7.6
メモリ:7.6
グラフィックス:7.8
ゲーム用グラフィックス:7.8
プライマリHDD:5.9

 

 

 

◇FF XIVベンチ Low

Corei7_2600K_3.4GHz_5870_eyefinity6_ffxiv_low
Score:6692

 

 

 

◇FF XIVベンチ High

Corei7_2600K_3.4GHz_5870_eyefinity6_ffxiv_high
Score:4750

 

 

 

◇HD Bench

Corei7_2600K_3.4GHz_5870_eyefinity6_hdbench
Rectangle:58800
Text:5539
Ellipse:5316
BitBlt:189
DirectDraw:59

 

 

 

◇Sandra 2011 グラフィックスレンダリング

Corei7_2600K_3.4GHz_5870_eyefinity6_sandra_graphics_rendaring
総合シェーダーパフォーマンス:323.86Mピクセル/秒
ネイティブ浮動小数点シェーダー:344Mピクセル/秒
ネイティブダブルシェーダー:304.85Mピクセル/秒

 

 

 

◇Sandra 2011 グラフィックスメモリ

Corei7_2600K_3.4GHz_5870_eyefinity6_sandra_graphics_memory
総合的なメモリのパフォーマンス:25GB/秒
内部メモリ帯域:112GB/秒
データ転送帯域:5.62GB/秒

 

 

 

オーバークロック

Corei7_2600K_3.4GHz_5870_eyefinity6_CCC_auto_overclock
Catalyst Control Centerで簡易的なオーバークロックを行いました。

Auto-Tuneにてコアクロックが850MHz→900MHz、Memクロックが1200MHz→1300MHzへとOCされました。

 

 

 

GPU温度

Corei7_2600K_3.4GHz_5870_eyefinity6_furmark_stabilitytest
FurMark 1.8.8にてStability Testを約10分間行いました。

最大温度:78度
アイドル時:52度

GDDR5が裏面にも付いているところを考えるとこの温度で済んでいるという所が逆に感心しました。

5870 1GBのリファレンスが高負荷時に70度前後でしたので、めちゃくちゃ熱いといったレベルではない。
むしろ同じクーラーでよくこの温度に抑えたなぁと。

ただし裏面のメモリをカバーしている部分は異常に発熱しているので重点的に冷やす必要性があると感じました。

 

 

 

消費電力

アイドル時:101W
OCCT時:440W

 

 

◇まとめ

mini-DisplayPortの採用で排気口が5870 1GBよりましになったのは歓迎したいところですが、変換ケーブルが必須なのは痛い。

その変換ケーブルもDisplayPortケーブルのように外れにくいラッチ付きだったら良かったのですが、mini-DisplayPortケーブルの場合ラッチがないのでスポスポ抜けてしまうのが問題です。

 

この他にもGDDR5が倍になった影響で補助電源が増えたのも痛い。

裏面のGDDR5が半端ない発熱でバックプレートが触れないぐらいに熱くなるのでバックプレートだけじゃ全く無意味のような…。

 

メモリだけ増えてもパフォーマンスは大して上がってないので消費電力、発熱量大と考えると選択肢的にはないかなぁーと感じます。

最近ではUSBで画面増やせるものも出てしまってますし…。

AFOX AF5870-A2048HD1

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